喜多丘（広島・牛田本町）
詳細
アストラムライン「白島」駅から東に徒歩９分のところにある日本料理店に行ってきました〜（完全予約制）。
長く営業されている感じで、京都あたりにあっても違和感のない佇まい〜。
今回は夜１０５００円（税込）のコースをいただきました〜。
梅酒（食前酒）、鱧の子の卵とじ ウニと出汁ジュレがけ
しっかり目の味ながら贅沢な食材使いで美味しい〜。
鯛の寿司、穴子の棒寿司
ネタ自体は良く美味しい〜。
夏野菜（パプリカとトウモロコシの真丈、じゅんさい、金時草）の吸い物
味付けはしっかり目ながら、具だくさんできちんと作ってあり美味しい〜。何気にパプリカの味が吸い物としては独特な味わいで印象的〜。
鮑、トリ貝、鯛、海老、マグロの造り
食材自体が良く美味しい〜。特に鮑やトリ貝は柔らかい〜。
ホオヅキに見立てた八寸
演出も良く、鮎の煮物、海老のすり身の玉子巻き、ゲソ？の揚げ物、イカと胡瓜の和え物で構成〜。旨味のあるものを選ばれており美味しい〜。
鮎の塩焼き
修行された「吉兆」らしい演出〜。
鮎の塩焼きを取り分けたところ、蓼酢
内臓の味が利いて美味しい〜。おかゆでとろみをつけた蓼酢も「吉兆」らしく、鮎と絡む趣向〜。
鯵の南蛮漬け、茄子と胡瓜の漬け物、夏野菜の冷たい炊き合わせ、白ご飯
一瞬、もうご飯？と感じるけど、炊き合わせが同時に供されるので納得〜（ご飯のお供としては量が多い）。暑い日に合わせて、さっぱり美味しい〜。
マンゴーとメロンのゼリー寄せ
グラニュー糖と水で作られたゼリーは熟したマンゴーやメロンの旨味が移って美味しい〜。基本的にマンゴーやメロンの旨味が強く、良い果物を使われている印象〜。
お店自体は１９７４年に創業した京都を彷彿させるような佇まい〜。お店の方は還暦を越えた年配の方で「吉兆（高麗橋の本店で暖簾分け前の頃）」で修行された経緯が有り〜。そのため、盛り付け等、演出の部分などに「吉兆」を彷彿させるところが多く有り〜（技術的なベースも含む）。ただし、独立されたのが２７歳と早いので、「本湖月（法善寺）」「岡谷（門戸厄神）」「竹内（宝塚）」と比べると、心持ち、「吉兆」のノウハウが控え目で独学かな？と思える印象〜（当時は働き始める年齢が今よりも早かった時代背景があるので、今の２７歳とは意味合いが変わってくると思う）。ただし、食材眼の良さでは前記の３店よりも、こちらが一番良く、良い食材を使っているなと思えるもので美味しかった〜（「岡谷」も食材眼は良いと思う）。今回は１万円のコースだけど、広島というローカルという優位性はあるけど、基本的に関西では料理だけで２万円を越えるようなお店が出しているような食材使い〜（東京なら料理だけで３万円近く出さないと味わえないような食材）。全体的に味付けはしっかり目で、それは広島という場所柄によるのか、昔の冷蔵技術が整っていなかった頃の名残りかは不明〜（還暦を越えた「竹内」や「岡谷」も味付けは濃い目なので、昔の関西は味が今よりも濃かった節は有り）。赤い本の発表前から、広島で３つ星がつくならこちらと思われていた方も多そうで、確かに、広島の中では重鎮的な存在っぽく、全体的に貫禄が有り〜。京都を見ても老舗っぽいテイストは嫌われる傾向があるのと、「高麗橋吉兆」と赤い本は確執がありそうで、１つ星は広島ということ考慮すると尚更きびしい採点だったと思えなくもない〜。個人的には関西基準で判断しても２つ星が妥当な印象がした〜。（2013年7月）
広島県広島市東区牛田本町３−２−２０ 牛田グランドハイツＢ１Ｆ
電話：０８２−２２７−６１６６（完全予約制）
１１：３０〜１４：００、１７：００〜２２：００
日曜日、祝日休み
詳細
アストラムライン「白島」駅から東に徒歩９分のところにある日本料理店に行ってきました〜（完全予約制）。
長く営業されている感じで、京都あたりにあっても違和感のない佇まい〜。
今回は夜１０５００円（税込）のコースをいただきました〜。
梅酒（食前酒）、鱧の子の卵とじ ウニと出汁ジュレがけ
しっかり目の味ながら贅沢な食材使いで美味しい〜。
鯛の寿司、穴子の棒寿司
ネタ自体は良く美味しい〜。
夏野菜（パプリカとトウモロコシの真丈、じゅんさい、金時草）の吸い物
味付けはしっかり目ながら、具だくさんできちんと作ってあり美味しい〜。何気にパプリカの味が吸い物としては独特な味わいで印象的〜。
鮑、トリ貝、鯛、海老、マグロの造り
食材自体が良く美味しい〜。特に鮑やトリ貝は柔らかい〜。
ホオヅキに見立てた八寸
演出も良く、鮎の煮物、海老のすり身の玉子巻き、ゲソ？の揚げ物、イカと胡瓜の和え物で構成〜。旨味のあるものを選ばれており美味しい〜。
鮎の塩焼き
修行された「吉兆」らしい演出〜。
鮎の塩焼きを取り分けたところ、蓼酢
内臓の味が利いて美味しい〜。おかゆでとろみをつけた蓼酢も「吉兆」らしく、鮎と絡む趣向〜。
鯵の南蛮漬け、茄子と胡瓜の漬け物、夏野菜の冷たい炊き合わせ、白ご飯
一瞬、もうご飯？と感じるけど、炊き合わせが同時に供されるので納得〜（ご飯のお供としては量が多い）。暑い日に合わせて、さっぱり美味しい〜。
マンゴーとメロンのゼリー寄せ
グラニュー糖と水で作られたゼリーは熟したマンゴーやメロンの旨味が移って美味しい〜。基本的にマンゴーやメロンの旨味が強く、良い果物を使われている印象〜。
お店自体は１９７４年に創業した京都を彷彿させるような佇まい〜。お店の方は還暦を越えた年配の方で「吉兆（高麗橋の本店で暖簾分け前の頃）」で修行された経緯が有り〜。そのため、盛り付け等、演出の部分などに「吉兆」を彷彿させるところが多く有り〜（技術的なベースも含む）。ただし、独立されたのが２７歳と早いので、「本湖月（法善寺）」「岡谷（門戸厄神）」「竹内（宝塚）」と比べると、心持ち、「吉兆」のノウハウが控え目で独学かな？と思える印象〜（当時は働き始める年齢が今よりも早かった時代背景があるので、今の２７歳とは意味合いが変わってくると思う）。ただし、食材眼の良さでは前記の３店よりも、こちらが一番良く、良い食材を使っているなと思えるもので美味しかった〜（「岡谷」も食材眼は良いと思う）。今回は１万円のコースだけど、広島というローカルという優位性はあるけど、基本的に関西では料理だけで２万円を越えるようなお店が出しているような食材使い〜（東京なら料理だけで３万円近く出さないと味わえないような食材）。全体的に味付けはしっかり目で、それは広島という場所柄によるのか、昔の冷蔵技術が整っていなかった頃の名残りかは不明〜（還暦を越えた「竹内」や「岡谷」も味付けは濃い目なので、昔の関西は味が今よりも濃かった節は有り）。赤い本の発表前から、広島で３つ星がつくならこちらと思われていた方も多そうで、確かに、広島の中では重鎮的な存在っぽく、全体的に貫禄が有り〜。京都を見ても老舗っぽいテイストは嫌われる傾向があるのと、「高麗橋吉兆」と赤い本は確執がありそうで、１つ星は広島ということ考慮すると尚更きびしい採点だったと思えなくもない〜。個人的には関西基準で判断しても２つ星が妥当な印象がした〜。（2013年7月）
広島県広島市東区牛田本町３−２−２０ 牛田グランドハイツＢ１Ｆ
電話：０８２−２２７−６１６６（完全予約制）
１１：３０〜１４：００、１７：００〜２２：００
日曜日、祝日休み
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