『   』 - バール(ノット)
KNOT ポルト・バル ノット(兵庫・神戸・元町)

詳細
JR神戸線「元町」駅から北東に徒歩5分のところにあるバールに行ってきました〜。



店内はバールということもあり、こじんまりした佇まい〜(席数も少ない)。

メニューはアラカルト〜。


ザ・レタス 380円(税込)
一瞬、レタスが盛られただけに見えるけど、火加減を意識した感じで美味しい〜。上にかかったチーズや下のアンチョビも良いアクセント〜。


ブーダンノワールのムース リンゴのジュレと共に 780円(税込)
スペシャリテということでチョイス〜。ブーダンノワールのムース自体も滑らかだけど、シナモンのパートブリックの焼き方に繊細さがあり美味しい〜。


炙りたこのガルシア風 580円(税込)
瓶詰めが印象的でスペイン料理をモダンにした構成で美味しい〜。


フランス産フォアグラのコンフィ 金柑のジャム添え 1200円(税込)
オススメということでチョイス〜。パンデピスが添えられ、フォアグラが3つ星店のノウハウを感じさせる仕上がりで美味しい〜。


スープじゃない冬のアクアパッツァ 1800円(税込)
メインだけにポーション有り〜。通常のアクアパッツァは煮込んで作るけど、こちらは煮込まないでホウボウをローストし、アクアパッツァのスープをソース状にした構成〜。再構築したような料理で、技術もしっかりして美味しい〜。今回、最も印象に残った皿かも〜。


フランボワーズとヨーグルトの四角いソルベ 500円(税込)
「王将アイス」のような構成で美味しい〜。


濃厚なチョコレートのパヴェと洋梨のコンポート 480円(税込)
黒胡椒がぴりっと利いて美味しい〜。

今回、これにビールを1杯飲んで6220円だった〜。予算的には料理5250円+飲み物代ぐらい〜。ただし、こちらは軽い食事でもOKみたいなので金額的には幅が有り〜。

お店自体は普段使いを意識したようなカジュアル系のバール〜。ただし、料理はフランス料理の技法を使いイタリア料理やスペイン料理なども供するモダンな構成〜(ジャンルで言うとフランス料理がメインだけどフュージョンかもしれない?)。シェフは以前、芦屋の「エルデアンジュ芦屋」で料理長をされていて、今回、こちらで料理を担当〜。シェフは元々、フランスの「アルページュ(3つ星)」「オーベルジュ・デュ・ビュー・ピュイ(3つ星)」「シェ・ミッシェル(評判のビストロ)」といったお店で修行された経緯があり、技術がしっかりしていて美味しかった〜(一番影響を受けたのは「オーベルジュ・デュ・ビュー・ピュイ」とのこと)。また、料理は以前と比べると手打ちパスタ等も加わり、フランス以外の要素も含むけど基本的に伝統料理の比重が増した構成〜。現代のノウハウで作る伝統料理は食べて美味しいなと思えるし、モダン料理に対する感覚もgood!(何を伝えたいか、意図も分かりやすい)更に料理もシェフ一人で作られているので技術的にも安定〜。バールといった形態ながら、箱を除いた料理だけに限ると完全に星が取れるクオリティ〜。東京ではベテランの古くなったノウハウのお店でも星を獲っていることが多いので、それを考えれば、十分、東京の星付きレストランと比べても遜色が無いお店だった〜(というか、やっぱり本場の3つ星店のノウハウはスゴイなと思える)。(2013年1月)

兵庫県神戸市中央区下山手通3−10−8
電話:078−331−3220
16:00〜25:00
不定休