『   』 - フレンチ(オー・ボン・コアン)
オー・ボン・コアン(新神戸)

詳細
少し場所的には不便な新神戸にあるレストランに行きました。最近は雑誌の掲載も多く、予約が必要になりました。予約の電話の声で私だと、ばれてたのにはビックリ。前、1回しか行ってないぞ?そんなインパクトのある声じゃないけど・・・。前回、今までに体験したことない味だったから、メインを2皿も追加したからかな?



今回はランチ4000円のCコース(サ・税各5%別)をいただきました。


小さい付き出し:玉葱のスープ
オーソドックスですが、黒胡椒が、よいアクセントになってます。


ブーダンノアール 苺添え 根セロリのソース
シナモンが必要かは分かりませんが、最近は、ブーダンノアールを扱うレストランがちらほら出てきました。


魚(忘れた)のフリッタ カボチャを添えて
魚の火の通し方がよくて、カボチャの微妙な溶け具合が秀逸でした。冷めると、固まっていくので、急いで食べました。このシェフにしてはオーソドックスな料理でした。しかし、カボチャが固まりにくいように皿を熱くしてくるのはさすが!


仔羊のロースト 青海苔と木の芽のソース
これは青海苔が主張していて、生のものじゃないと出せない味です。ここのシェフは、バターや生クリームを使わないで、実験的な料理をされています。少し、和を感じるソースでした。


バナナのパルフェ
クリームブリュレっぽいデザートでした。下のタルトとパンの中間のようなものも良かったです。これにハーブティーをいただきました。

全体を通すと、前回ほどのインパクトはなかったですが、今回もブーダンノアールのシナモンや、フレンチなのに青海苔のソースとか、節々に無国籍なスパイス等を使い、異端児の片鱗を見せます。前回のような柑橘系のソースとか食べたかったけど、今回は残念。少し、異端ぶりを表現した皿が少ないので、伝わらないかも?でも、基本に調理技術や素材の良さが前提にありますが。(2006年3月)

昼1800、2800、4000円
夜4500、6800、8500円(サ5%、税5%別)
※ランチはBコース2800円を食べる方が多そうでした。