『   』 - フレンチ(プティカッセ)
Petit Caisse プティカッセ(大阪・東心斎橋)→閉店されました
現在は阪急三国駅で食堂kobakoとして営業

詳細
地下鉄各線「長堀橋」駅から西南に徒歩3分のところにあるフランス料理店に行ってきました〜。こちらは最近、リニューアルと共に料理の方向性も面白い方向に変えられたみたいで訪問〜。



お店自体はフランス好きの店主らしさが出た雰囲気〜(意外と店内に香るフランスのスパイス臭が好印象)。また、フランス語の放送を流しているのも「ローブリュー」や「ル・ヌー・パピヨン」と共通〜。余談だけど知り合いのショップカードが置いてある場所には「ル・ヌー・パピヨン」や「レストラン・マエカワ(祇園)」といったお店にまぎれて「日本酒餐昧うつつよ」といった和食のお店も〜。

メニューはアラカルト〜。一応、パン・アミューズ代は500円らしいけど、1皿のボリュームが大きいとのことで今回は無しで〜(不要なら無しにできるらしい)。


クネル ソースクリュスタッセ 2000円(税込)
がつんと食べ応え充分のポーションが好印象〜(これぐらいの大きさで他店でもメニューに入れて欲しい)。味自体は甲殻類の味わいが利いて美味しい〜。


シュー・ファルシ 2500円(税込)
フランス版ロールキャベツで日本のものと異なり、肉とキャベツが交互に重なった構成〜。量的にも「クネル」を更に上回るポーション〜。こちらのはキャベツのシャキシャキ感を残した上品系とは異なり、味が染み込んでいるなと思えるタイプで、大衆的な旨味もあり美味しい〜。


ウフ・アラ・ネージュ 苺のマリネ添え 500円(税込)
デザートもポーション充分〜。冷たいスフレのようなメレンゲ菓子らしく、ふんわりと美味しい〜。

今回、これにビールを1杯飲んで5600円だった〜。予算的には料理4500円+飲み物代ぐらい〜。

お店自体は「大阪一ベタなビストロを目ざす」をコンセプトに今回リニューアル〜。実際、メニュー構成も良く、煮込み料理をメインに土着色のあるフランスらしい構成〜(意外と「サラダ・リヨネーズ」や「サラダ・ニノワーズ」などサラダ系も多い)。料理自体はどかんとしたボリュームも良く、食べ応えがあり美味しかった〜(仕事自体も一部ノウハウが弱い部分はあるけど基本的には丁寧)。また、お店の方はフランス料理店での修行経験はなく、近いのは老舗の洋風レストラン「日比谷松本楼(未訪)」〜。そういった中で「ローブリュー」には何回か行かれたみたいで、意識されているのかお店の方は坊主頭〜(個人的にはコアな部分では料理も影響を受けているような気がするのだが...)。それにしても、皮肉なのかフレンチ出身のシェフよりもビストロらしいお店だった〜(リーズナブルでがっつり度数が高いので満足度も高い)。(2012年2月)

大阪府大阪市中央区東心斎橋1−8−14
電話:06−7663−9902
17:30〜26:00LO
不定休