詳細
東京メトロ「乃木坂」駅から南に徒歩すぐのところにあるフランス料理店に行ってきました〜。
お店自体はシェフが７代目ということもあり中に入ると少し前のレストランといった佇まい〜。
今回はランチで３１５０円（税込・サ１０％別）のコースをいただきました〜。
牛蒡のスープ トリュフの泡 カプチーノ仕立て
牛蒡の味を生かした関西っぽい味でトリュフの泡がアクセントになって美味しい〜。このトリュフの泡を追加するのはたし算要素があり東京っぽい〜。
ホロホロ鳥のパテ・アン・クルート そのコンフィ添え
この日は「シュークルートのテリーヌ」がなかったのが残念だったけど、ビストロ料理をレストランの料理に昇華した料理で美味しい〜。それにしても東京はテリーヌ系の前菜が多い〜。
天使の髭を巻いた真鯛のフリット パッションフルーツのソース
カダイフを巻いた東京では定番な皿〜。ただし、こちらのはメインだけにポーションがあり仕上がりも丁寧〜。パッションフルーツの味がストレートに出た日本的なソースも良く美味しい〜。
黒糖とヘーゼルナッツのロールケーキ バニラアイス添え
伝統料理らしさを表現した料理の中で何故？と思えるような構成〜（日本的なお店ならＯＫ）。味自体は美味しい〜。
フレッシュハーブティー
星付き店ではプティフールを付けて欲しい気がしないでもないけど美味しい〜。
お店自体はウエディング等も手がけ幾人もの料理人を輩出した１９８０年創業のレストラン〜（現在は７代目）。シェフはフランスの「ラ・コート・ドール（当時３つ星）」や「ホテル アルベール ｌｅｒ（２つ星）」等で６年間修行された経緯有り〜（国内では銀座の「レ・ザンジュ（未訪）」が長い）。料理は伝統料理をモダンな料理に昇華した感じで、ビジュアルもレストランらしい構成〜。基本的にビストロで供されるような料理が基盤にあるので、バターや生クリームの印象が控え目で軽い仕上がり〜。技術的にもしっかりしたもので美味しかった〜。ソース等は素材の味を生かした日本的な味わいで、大阪の辻調出身の３０代シェフによる評判店に近い塩梅〜（料理の後味としては北新地の「きよた」を連想）。また、メインはポーションもあり、ランチによる弱みを感じさせない印象〜。基本的に大阪のフレンチに近い味の組み立て方なので、食べなれたような味わい〜。それ故に、こちらのように料理の見せ方と、ポーションを少し大きくすることにより、大阪のレストラン系ビストロも評価を上げれそうな気がした〜。（2013年10月）
東京都港区青山１−２６−１６
電話：０３−３４７９−０２３０
１１：３０〜１４：００ＬＯ、１８：００〜２１：３０ＬＯ
（バーは１８：００〜２３：００ＬＯ）
日曜日、第３月曜日休