『   』 - フレンチ(レストラン・ペルージュ)_
Restaurant Perouges レストラン・ペルージュ(兵庫・北野)→閉店されました

詳細
阪急神戸線「三宮」駅から北に徒歩10分のところにあるフランス料理店にリニューアルされたと聞いて9年ぶりに再訪〜(3回目)。



テーブルクロスはなくなりカジュアルになったけど、少しモダンで今風な佇まいに変化〜。今でも人気店みたいで予約で満席〜。

今回はランチで4800円(税別)のコースをいただきました〜。
 

白魚とホタルイカのフリット うすい豆のピューレ
軽い仕上がりで美味しい〜。


海の幸(焼き穴子、ハリイカ、イイダコ)のサラダ
神戸だけあり、魚の状態が良く美味しい〜。


帆立と蛤入りスープ・ド・ポワソン サフラン風味
乳化したようなサラっとしたスープだけど美味しい〜。帆立の焼き加減が良かった〜。


平目のポワレ ウニのせ トランペット茸のリゾット
熱々でこってりと美味しい〜。ウニも食材的に良さげ〜。


ハンター松野さんからの雌の蝦夷子鹿のロースト ブルーベリーのソース 林檎のコンフィチュール添え
雌の子鹿だけあり柔らかく美味しい〜。重いソースも名門と呼ばれたお店の感じが出ておりコクが有り〜。


アーモンドブランマンジェ 泡ソース
きな粉と感じるぐらいアーモンドの風味が効いて美味しい〜。

お店自体は「ジャン・ムーラン(未訪)」の後継者的な存在として神戸では知名度のあるフランス料理店〜。リニューアルによってカジュアルモダンな佇まいに変化〜。料理自体は以前同様にオーソドックスな構成ではあるけど、見た目では変わらない料理をコツコツと地道に作り続けている料理は職人として成熟した感じで美味しかった〜。ただし、最近のパリで評価の高い3つ星店のノウハウからすると「ジャン・ムーラン」のノウハウはフランスの地方系に近いのでは?と思えなくもない〜。それを考えると三木シェフの引退は評判のうちに行こなわれたのは結果的に伝説となり良かったのかもしれない〜?けれども、「ペルージュ」出身の「ブザンソン(大阪・福島)」や「アントワーヌ(大阪・柏原市)」の仕事を見る限り、独自のノウハウがあったのも確か〜(ソースもコク有り等)。一方、こちらの料理はお寿司が好きなシェフだけあり、魚の使い方が良く、食材の状態が良いのもgood!元々、シェフは辻調のフランス校を出て、リヨン郊外の1つ星店で半年修行された後に「ジャン・ムーラン」で長く従事された経緯があるけど、赤い本における経歴では本場の1つ星で修行したは採点にはプラスに働かないし、最近の派手な料理を優遇する採点からすると、こういった料理は赤い本が嫌う要素が強いので星を付けなかったのが分からなくもない〜。けれども、星付きのフランス料理店よりも使われている食材は良く、食べて美味しいと思える味わいでは有り〜。ある意味、良い食材を使い、きちんとした仕事をするといった日本的な考え方の上で、地道にレベルUPをしてきたような印象を受けた〜。(2015年3月)

兵庫県神戸市中央区中山手通1−27−11 マーツハイム1F
電話:078−242−4188
11:30〜13:30LO、17:30〜20:30LO
水曜日休み(祝日の場合は翌日と振り替え)