『   』 - 邦画の感想(セ)
青春残酷物語(1960) ★★★★

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この頃の大島渚はスゴかった〜!ヌーベルバーグ(新しい波)の旗あげ作品で、この後も問題作を出しています。特に、この映画は大島映画の最高峰です。秩序の無いすさんだ感じを表現した感じが良いです。
余談:私が知る大島監督は、もっと高齢になってからでTVの討論番組で吠えられていた印象があります。よく感じるのは、昔の監督は主張が強くて、そのパワーが作品に反映されていました。だから巨匠と呼ばれる人が多かったんだと思います。今の監督は主張が弱いし、作品もつまらないのが多いです。

切腹(1962) ★★★★

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私が小さい頃のTVで見ていたチャンバラというのは、やはり面白味に欠けます。こういった映画を見るとチャンバラというのも良いもんだと思います。終盤の仲代達矢と丹波哲郎の闘うシーンはなかなかです。ストーリーとしては、抜け道的な感じだけど、演出が良いから重厚な時代劇になっていました。