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バートランド・ラッセル「仮想」講義 (2008.11.15 初掲載/最新更新日:2013.1.14) ← 適宜更新!)
(
{以下の「仮想」講義は、大学の教養課程等で30回に渡って(通年で)ラッセルの思想と生涯に関する講義を(複数の教員が)行うことを「仮想」したもの(オープン・エデュケーション)です。
なお、ラッセルのポータルサイトのコンテンツ紹介を兼ねていますので、ラッセルについて知りたい情報を探すための索引としてもご活用ください。★ラッセルのポータルサイトにもほぼ同じコンテンツがあります}。)|
**1.「仮想」講義の概要
(1)通年授業:全30回+α
(2)時間:60分講義+30分質疑応答
(3)単位取得最低要件:1/2以上の出席;レポート400字×10枚(自分の考えを書くこと)
(4)教材等:
1)教材
・配布資料+ラッセル・ホームページのコンテンツ(約3,500)+参考資料+肉声音声ファイル(Living in atomic age 他)+関連ビデオ等
・
YouTube で視聴できるラッセル(1872-1970)の肉声等 I(インタビューもの)
2)講義レジメ:各回できるだけ1枚(2ページ)に限定/講義後にホームページに掲載(欠席してもわかるようにする。)
(5)ITの活用等
・PC+プロジェクター(+スクリーンor大型ディスプレイ)+ワイヤレスポインタ
・スキャナーの活用
・Google Drive や Microsoft Sky Drive 等を利用(容量の大きな音声ファイルなど)
・Google+ あるいは mixi 上に専用ページを開設(利用者限定)
**2.講義内容等
講義1 ラッセルの生涯
★
3種類の強い情熱 /幼児期に両親が死亡/孤独 思春期の想い(
n.1 n.2 )/多様な業績、多面的な人間像、幅広い交友・・・
・(知・情・意という3分法もあるが)ラッセルにとって、愛(恋愛など)への欲求だけでなく、確実な
知識を獲得したいという情熱(知的探求欲)や虐げられた人々を救いたいという情熱(意志)も同様に大変強いものであった。
VIDEO
(1)基本文献
1)自伝
・『
ラッセル自叙伝 』
→ 基本資料として活用できるように、一事実一文に表現し、DB化
・『
自伝的回想 』
(メモ)いつから(何をきっかけに)自伝を書き始めたか → 1932年頃;1949年頃;晩年
2)評伝
・A.ウッド『
バートランド・ラッセル−情熱の懐疑家 』
→ 他人によるコメントも、一件一文にして、別途DB化(以下、クラーク、モンク、キャサリン・テートも同様)
・R.クラーク『B.ラッセルの生涯』
・R.モンク『B.ラッセル』
・キャサリン・テート(著)『
最愛の人、わが父ラッセル 』
(2)配布資料
資料1「
ラッセル年譜 」
・詳細年譜は必要に応じ自分でプリントしてもらう? (A4で印刷可能)
資料2「
略年譜 」
(3)参考資料
・市井三郎(著)『
ラッセル 』(講談社版・人類の知的遺産)
・市井三郎「
バートランド・ラッセル−核時代のモラル 」
・江上照彦「
追悼の断章−ラッセル卿・如是閑翁・笠先生のこと 」
・E. W. F. タムリン「
ラッセル: 人と作品 」
・渡邊一衛「
バートランド・ラッセル(生涯と思想) 」← 初心者向け
・「好色貴族、B.ラッセル」
(悪意が感ぜられるもの)
・ポール・ジョンソン (著), 別宮貞徳 (訳) 『インテレクチュアルズ―知の巨人の実像に迫る』 (講談社学術文庫)
(4)その他
1)スキャナーで読み込んだ画像資料等
・The Life of B. Russell in His Pictures and Words や Clark や Monk の著書の画像を映しながら説明
2)NHK−V「知の巨人」(ビデオをデジタル化する必要あり)
3)ラッセル生誕114年記念講演会の録画ビデオ(文教女子短期大学で開催したもの/同上)
・講演会案内ビラ
4)ラッセル生誕記念講演会録画ビデオ(朝日新聞社の資料室で所蔵しているはず)
講義2 ラッセルの著作 (ラッセルの執筆活動・著作の全貌・概観)
(0)各主題分野のラッセル思想の特徴を説明
1)論理思想・論理学(『数学の原理』『プリンキピア・マテマティカ』『数理哲学入門』『論理と知識』)
2)理論哲学(『ライプニッツの哲学』『哲学の諸問題』『外部世界はいかにして知られうるか』『精神(心)の分析』『物質の分析』『哲学概論』『意味と真偽性』『西洋哲学史』『人間の知識』『私の哲学の発展』『西洋の知恵』)
3)a 科学思想(『イカロス−科学の将来』『科学の眼』『科学の社会に対する影響』)
3)b 科学解説(『原子のABC』『相対性理論入門』)
4)社会思想(『社会改造の原理』『政治理想』『ドイツ社会主義』『ロシア共産主義』『自由と組織』『権力論』)
5)倫理思想(『倫理と政治における人間社会(ヒューマン・ソサエティ)』)
6)宗教思想(『宗教は必要か(なぜ私はキリスト教徒ではないか』『宗教から科学へ』)
7)教育思想(『教育論−特に幼児教育について』」『教育と社会体制』)
8)戦争と平和(『戦時の正義』『平和への道』「人類の危機」『常識と核戦争』「ラッセル=アインシュタイン宣言」『人類に未来はあるか?』『武器なき勝利』『ベトナムの戦争犯罪』『ラッセル、フルシチョフ、ダレス重要書簡集』)
9)各種評論(『幸福論』『結婚論』)
10)自伝関係(『自伝的回想』『自伝(自叙伝)』)
11)a その他1:エッセイスト(『懐疑論』『怠惰への讃歌』『人生に関する断章』「人類の将来」)
11)b その他2:講演者(「なぜ私はキリスト教徒ではないか(宗教は必要か)」「自由とは何か」「民主主義とは何か」『変わりゆく世界に対する新しい希望(原子力時代に生きて)』『権威と個人』『ラッセルは語る』)
11)c その他3:作家(『郊外の悪魔』『著名人の悪夢』)
11)d その他4:私信および公開書簡(『拝啓B.ラッセル様』『ラッセル書簡集』)
11)e その他5:雑(『自由への道』『神秘主義と論理』『中国の問題』『産業文明の前途』『私の信条』『アンバーレイ書簡集』『反俗評論集』『善き市民のためのアルファベット』『歴史を理解すること』『事実と虚構』『哲学する方法』)
(1)基本文献
・Bibliography of Bertrand Russell, comp. by Kenneth Blackwell, 3 vols.
・
著作年表
(2)配布資料
1 ラッセル著作年表(単行本のみ/
原著 及び
邦訳 )
2 早稲田大学ラッセル文庫
目録
(3)参考資料
・
原著目次・表紙画像等
・
邦訳書目次・表紙画像等
・ラッセル
著書解題
・
解題以外の著書紹介
・碧海純一「
著作を通じて見たラッセルのプロフィール 」
・碧海純一「
バートランド・ラッセル 」(『ブリタニカ国際大百科事典』第19巻)
・小野修「
ラッセルと執筆作業 」
(4)その他(資料収集源など)
・地元の公共図書館、都道府県立図書館、国会図書館、大学図書館等(図書館案内はHPに掲載)
・Google Book (Google 書籍)
・Amazon.com の書籍中身検索サービス
FAQ3-1:「
ラッセルの著作でベストセラーとなったもの 」
(分野ごとのラッセル思想について)
講義3 ラッセルの論理思想 (論理学、数学基礎論、記述理論、タイプ理論など)
(1)基本文献
・『
プリンキピア・マテマティカ序論 』
・『
数理哲学入門 』
(2)配布資料
・沢田允成『
バートランド・ラッセルと論理学 』あるいは、吉田夏彦『(ラッセル)
哲学と論理学 』
(3)参考資料
・三浦俊彦『
ラッセルのパラドクス 』
・吉田夏彦「
ラッセルの数理哲学と論理学 」
・石本新「
ラッセルの論理学 」
(4)その他
FAQ3-1:「
現在のフランス王は'はげ頭' 」
Q&A3-1:「
論理的パラドクスと意味論的パラドクスの違いについて 」
講義4 ラッセルの理論哲学−その1 (概観)
(1)基本文献
・『
私の哲学の発展 』
(2)配布資料
・竹尾治一郎「
ラッセル哲学的主張の変遷 」
(3)参考資料
・野田又夫「
ラッセル著『私の哲学の発展』」への訳者あとがき 」
講義5 ラッセルの理論哲学−その2 :認識論、存在論、知識論・言語哲学(1):〜1918頃
(1)基本文献
・高村夏輝(訳)『
哲学入門 』(ちくま学芸文庫)
・『
外部世界はいかにして知られうるか (外界の知識)』
・高村夏輝(訳)『論理的原子論の哲学』(ちくま学芸文庫)
(2)配布資料
・『哲学入門』から?
(3)参考資料
・一柳富夫「
ラッセルの認識論と現代 」
・橋本峰雄(解説)『
哲学の諸問題 』(The Problems of Philosophy, 1912)
講義6 ラッセルの理論哲学−その3 :認識論、存在論、知識論・言語哲学(2):1921〜1927
(1)基本文献
・『
心の分析 』
(2)配布資料
・『心の分析』から?
(3)参考資料
・宇藤昌吉「
ラッセル論−バートランドラッセルの哲学に関する2,3の方法論的考察 」
講義7 ラッセルの理論哲学−その4 :認識論、存在論、知識論・言語哲学(3):1928〜1948
(1)基本文献
・毛利可信(訳)『
意味と真偽性−言語哲学的研究 』
・『
人間の知識−その範囲と限界 』
(2)配布資料
・『人間の知識』のなかの「五つの公準」
(3)参考資料
・ブライアン・マギー「
プロの哲学者vs.アマチュアの哲学者 」
・ブライアン・マギー「
分析哲学の限界−現代哲学における大きな分裂 」
・市井三郎「
ゲルナー事件 」
・ヴェド・メータ(著),河合秀和(訳)『ハエとハエとり壺』(みすず書房,1970年1月)
講義8 ラッセルと西洋哲学史
(1)基本文献
・市井三郎(訳)『
西洋哲学史 』
・東宮隆(訳)『
西洋の智恵 』
(2)配布資料
・一番適切な1章を材料に。
(3)参考資料
・野田又夫「
思想家の描写と学説の分析 −B. ラッセル(著),市井三郎(訳)『西洋哲学史』」
・(対話)佐伯彰一×木田元「
思想の力・文学の力 」
講義9 ラッセルの科学思想
★科学思想家としてのラッセル;科学解説者としてのラッセル
(1)基本文献
・『
原子のABC 』
・『
相対性理論入門 』
・『
科学の眼 』
・『
科学の社会への影響 』
(2)配布資料
・??
(3)参考資料
・グリーンスパン(著)『ラッセル−科学と自由』
・『原子のABC』
訳者序
講義10 ラッセルの社会思想−その1 (基本思想)
(1)基本文献
・市井三郎(訳)『
社会改造の原理 』
・『政治理想』
・『
自由への道 』
・『
産業文明の前途 』
・『
自由と組織 』
・東宮隆(訳)『
権力論 』
(2)配布資料
・『社会科学大事典』(鹿島出版会)?
(3)参考資料
・市井三郎『ラッセル』(講談社版・人類の知的遺産)
講義11 ラッセルの社会思想−その2 (ドイツ社会主義、ロシア共産主義、中国論など)
(1)基本文献
・河合秀和(訳)『
ドイツ社会主義 』
・河合秀和(訳)『
ロシア共産主義 』
・牧野力(訳)『
中国の問題 』
(2)配布資料
・?
(3)参考資料
・
講義12 ラッセルにおける戦争と平和−その1 (第一次世界大戦まで)
・ボーア戦争
・1910〜1914年は過渡期
・1914年、第一次世界大戦(何の躊躇もなく、反戦運動に全力を尽くす)
(1)基本文献
・『
戦時の正義 』
・『
社会再建の原理 』
・『
自由への道 』
・『ラッセル自叙伝』第1巻
(2)配布資料
・『ラッセル自叙伝』第1巻から?
(3)参考資料
・江口朴郎「
南阿戦争とイギリス−ラッセルの立場 」
Q&A13-1:「
ラッセルが徴兵反対協会のために執筆した反戦パンフレット 」
講義13 同上−その2 (第二次世界大戦前夜〜1953年前半頃まで)
・第一次世界大戦の教訓
・第二次世界大戦の勃発
・反ナチ
・第二次世界大戦終了〜スターリン死亡の頃まで
VIDEO
(1)基本文献
・『ラッセル自叙伝』第2巻
・『
平和への道 』
(2)配布資料
・『ラッセル自叙伝』第2巻から抜粋?
(3)参考資料
・家永三郎「「
関特演」の違法性 」
講義14 同上−その3 (反核運動)
・ビキニ水爆実験 → 1954年12月23日、BBCクリスマス放送
→ ラッセル=アインシュタイン宣言 → パグウォッシュ会議(+科学者京都会議)
★ラッセル=アインシュタイン宣言を
共同記者会見で発表しているラッセル
(テレビ中継されて、世界中に放映)
(1)基本文献
・「
人類の危機 」(1954年12月23日、BBCクリスマス放送/大判の写真あり)
・ラッセル=アインシュタイン宣言(
対訳版 )
・
関係年表
(2)配布資料
・ラッセル=アインシュタイン宣言(対訳版)
(3)参考資料
・E.H.S.バーロップ(著),奥山修平(訳・解題)「
アイシュタイン・ラッセル声明起草のころ 」
・第1回パグウォッシュ会議宣言
・
ラッセル「服従は共犯である」
・
人間の内なる平和−ラッセルは語る
(日本での反響)
・
第1回京都科学者会議宣言
・「湯川・朝永両博士の声明(核抑止を越えて−
湯川・朝永宣言1975年9月1日 )」
・湯川秀樹「
第30回パクウォッシュ会議に寄せる 」
・湯川秀樹「
戦争のない一つの世界 −世界連邦世界大会を迎えて(1963年8月)」
(4)その他
FAQ14-1:「
平和と自由(赤or死 )」
講義15 同上その4 (反戦運動、ラッセル平和財団)
(1)基本文献
・『
武器なき勝利 』
・『
常識と核戦争 』
・『
ベトナムの戦争犯罪 』
・「
ラッセル法廷 」の記録
・『ラッセル自叙伝』
(2)配布資料
・「ラッセル平和財団設立趣意書」
(3)参考資料
・岩松繁俊『
20世紀の良心 −B.ラッセルの思想と行動』
・岩松『
平和への告発 』
(4)その他
Q&A15-1:「
パレスチナ問題についてのラッセルの発言 」
(ラッセルの評論・エッセイ・公開講演など)
講義16 教育思想 (理論と実践)
(1)基本文献
・『
教育論−特に幼児教育について 』
・『
教育と社会体制 』
(2)配布資料
・?
(3)参考資料
・鈴木祥蔵「
ラッセルの教育論 」
・竹尾治一郎「
ラッセルの教育思想 」
(4)その他
FAQ16-1:「
ラッセルが経営した Beacon Hill School について 」
講義17 結婚論
(1)基本文献
・『
結婚と性道徳 』
(2)配布資料
・結婚相手と愛人・恋人について(未作成)
(3)参考資料
・日高一輝『
ラッセル、恋愛と結婚 』
・久田見昇「
ラッセルにおける性と結婚 」
・日高一輝「
恋愛と結婚と離婚の自由論 −−B.ラッセル事件」
・読書会レジメ
(4)その他
FAQ17-1:「
結婚(制度)の目的は ?」
講義18 幸福論
ラッセルの著作のなかで日本で一番読まれているもの
(1)基本文献
・『
幸福論 』
(2)配布資料
・『幸福論』目次(英語+日本語)
(3)参考資料
・アラン『幸福論』、ヒルティ『幸福論』
(4)その他
・読書会レジメ
n.001 ,
n.002 ,
n.003 ,
n.005
Q&A18-1:「
哲学科の入試に出た『ラッセル幸福論 』
講義19 ラッセルと文学・文学者
(1)基本文献
・『
郊外町の悪魔 』
・『
著名人の悪夢 』
・『
自伝的回想 』(コンラッド、ロレンス、バーナードショー、シェリー、バイロンについて)
・「(
対談)ラッセル、ヴァン・ドーレン及びポーターと『不思議の国のアリス』を語る (1942年)」
(2)配布資料
・松下(訳)「
形而上学者の悪夢 」
(3)参考資料
・柴田多賀治「
D.H.ロレンスとB.ラッセル 」
・倉持三郎「
D. H. ロレンスとOttoline Morrell 」
・C.K.ステッド『小説マンスフィールド−愛と友情の変奏曲』
・小野修「
ラッセルの諷刺小説 」
・ビデオ『
キャリントン 』
・ビデオ『
愛しすぎて−詩人の妻 』
(4)その他
FAQ19-1:「
ラッセルが創作した小説 」
Q&A19-1:「
ラッセルのノーベル文学賞受賞理由 」
Q&A19-2:「
ラッセルと文学者との影響関係 」
VIDEO
講義20 エッセイストとしてのラッセル
(1)基本文献
・『
懐疑論 』
・『
人生に関する断章 』
・『
怠惰への讃歌 』
・『
人類の将来 −反俗評論集』
・『
権威と個人 』
(2)配布資料
・B. Russell, How to write
・塩野谷祐一「解説(平凡社文庫版『怠惰への讃歌』)」
(3)参考資料
・
講義21 ラッセルと宗教・神及びラッセルの信条
(1)基本文献
・『なぜ私はキリスト教徒ではないか(
宗教は必要か )』
・『科学と宗教』(邦訳書名『
宗教から科学へ 』)
・『
私の信条 』
VIDEO
(2)配布資料
・
5つの神の存在証明法
(3)参考資料
・松下正寿「
ラッセルの宗教観 」
(4)その他
Q&A21-1:「
なぜラッセルはクリスチャンにならなかったのか ?」
講義22 自由主義者あるいは自由人としてのラッセル
・
自由人の十戒
(1)基本文献
・『自由とは何か』
・『
民主主義とは何か 』
・『
事実と虚構 』(「自由とは何か」「民主主義とは何か」を含む)
(2)配布資料
・A Freeman's Worship(「自由人の信仰」)
(3)参考資料
・松下正寿「
自由を識る巨人 −核実験反対運動で捕らえられた自由人ラッセル卿の真骨頂」
講義23 ラッセルの倫理思想 (倫理と価値)
(1)基本文献
・『
倫理と政治における人間社会(ヒューマン・ソサエティ) 』
(2)配布資料
・『倫理と政治における人間社会』から抜粋?
(3)参考資料
・市井三郎「
バートランド・ラッセル−核時代のモラル 」
(トピック別)
講義24 ラッセルと大正日本−その1 (来日時のこと;わが国初期のラッセル紹介)
(1)基本文献
・
The Autobiography of Bertrand Russell
・日高一輝(訳)『
ラッセル自叙伝 』
(2)配布資料
・来日時のラッセルの動静(主として当時の新聞記事から)
(3)参考資料
・三浦俊彦(著)「
哲学者の機知と怒り−バートランド・ラッセルと世界 」(東大修士論文)
・宮本盛太郎(著)『
来日したイギリス人−ウェッブ夫妻、L.ディキンスン、B.ラッセル 』
・(内外雑報)「
ラッセル氏来朝 」
・野村博「
ラッセルの初邦訳書における'伏せ字'と思想の自由 」
・「
最近出版物の傾向と取締状況(大正10年1月調):ラッセル 」
・金子務『アインシュタイン・ショック・第2部:日本の文化と思想への衝撃』(河出書房新社,1981/新版=1991年4月)
(4)その他
FAQ24-1:
ラッセル来日関係資料について
講義25 ラッセルと日本−その2 (ラッセルと戦後日本)
(1)基本文献
・
日本バートランド・ラッセル協会会報
・ラッセル平和財団日本資料センター資料
・平和運動、反核運動関係資料
(2)配布資料
・ラッセル協会設立趣意書
・
ラッセル協会発起人名簿
(3)参考資料
・岩松繁俊(著)『平和への告発-バートランド・ラッセルとナガサキ-』(精文館、1971年7月)
講義26 ラッセルとアメリカ (6回の訪米;特に1938〜1944)
(1)基本文献
・『
人生についての断章 』
・ B. Russell's America, 2 vols.
(2)配布資料
・ラッセルとアメリカ(7回アメリカ訪問の概要・未作成)
(3)参考資料
講義27 ラッセルと手紙
(1)基本文献
・『
拝啓B.ラッセル様 』
・『Selected Letters of B. Russell』
・
ラッセル=シュワイツアー往復書簡
・『ラッセル自叙伝』所収の書簡
(2)配布資料
・
(3)参考資料
・
講義28 ラッセルの邦訳書
(1)基本文献
・『ラッセル書誌』
(2)配布資料
・邦訳書リスト(1枚もの)
(3)参考資料
・別宮『誤訳迷訳欠陥翻訳』
・別宮貞徳「
刷数多きが故に貴からず (ラッセル著、日高訳『人類に未来はあるか』の誤訳指摘)」
講義29 ラッセル関係資料探索及び収集について
(1)基本文献
・松下彰良(編)『
ラッセル書誌 』
・
各大学学術レポジトリ 収録論文
(2)配布資料
・未作成
(3)参考資料
・
講義30 総括(まとめ及びディスカッション)
VIDEO
・ラッセルのポータルサイト用
掲示板
(1)基本文献
・年譜
・著作年表
(2)配布資料
(3)参考資料
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(予備)
講義1 ラジオ・テレビの対談者としてのラッセル
(1)基本文献
・『
ラッセルは語る 』
・対談「
アリスの不思議な世界 」
(2)その他
VIDEO
講義2 ラッセルと旅(旅行者としてのラッセル)
(1)基本文献
・『ラッセル自叙伝』
(2)その他
・『イギリス鉄道の旅』(地球の歩き方 By train)
講義3 貴族としてのラッセル
(1)基本文献
(2)その他
VIDEO
講義4 ラッセルと娯楽・趣味・嗜好
Q&AX4-1:「
ラッセルと音楽 」
VIDEO
講義5 日本人とラッセル
・日本人にとってのラッセル、影響を受けた著名人、日本におけるラッセル関係団体及び研究者(日本バートランド・ラッセル協会、バートランド・ラッセル平和財団日本資料センター)
・ラッセルの英語(高校や大学における英語学習/大学入試)
・牧野力「
ラッセルはどう入試問題に出されたか−設問の対比 」
・
言葉の落穂拾い
・ラッセルに関するメルマガ(
バックナンバー )
(1)基本文献
・日本
バートランド・ラッセル協会会報
・
ラッセル英単語・熟語
(2)参考資料
・
国会や委員会等で議員や委員の演説・発言で引用されたラッセル
番外特別講義「
粉川忠と東京ゲーテ記念館 」
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