プロットket78
プロット
背景
- 人類は太陽系内の移民の段階に達した
- オービタルリングとテラフォーミングにより地球、火星、金星、木星、土星系まで版図を広げた。
- 他、小惑星帯も活発な開発対象となっている。
- 一部では不老不死、電子人格の形成までこぎつけていた。
- 人口の増大を招きつつあった。
- 資源の供給はほぼ太陽光だのみであり、過去の蓄積はほぼ食い尽くした状況となっている。
- UFOは科学的現象としてはおらず、異星の知的生命体からのアクセスは未だ観測されていなかった。
- 国際情勢
- 星間戦争は幾度となく発生しており、太陽光の取り合いとなっている。
- 人類の生存圏拡大への欲求はこれまでになく拡大していた。
- しかし、他の恒星への移民の前提条件となるワープ航法は目処はたったもののその運用のためには太陽光の5割を使うというとんでもない状況であった。
- なにわともあれ、一つ目にたどりつくためには、空間を光速の範囲内で移動し、そこで恒星エネルギーを使った他の星系へのワープ航路を開設するより方法がなかった。
- 次世代として恒星間移民への研究段階へコマを進めつつあった。
- 条件として搬種船としての意味合いも濃かった。
- コールドスリープではなく、ヲームスリープへだった。
- これは目的地での不具合への対処と経験を積むことにあった。
- 最大の敵は人類なのだから。
- オービタルリングとテラフォーミングにより地球、火星、金星、木星、土星系まで版図を広げた。
- 現状、休戦状態
- 各陣営、星間移民へ方策を練っていた。
- 各惑星系といっても未だに正確一枚板にできているわけではない。
- そのうちの陣営
- 仮想環境を構築し、そこで訓練を行う。
- 星系一つを原子レベルでシミュレートが可能なほどの計算力を手にしていた。
- マトリックスのようなもの。船内空間を節約し、様々な状況へ対応するのが目的。
- 最悪の場合、その場所で人間が対応するため。
- 仮想環境の中はまったく異なる星系がシミュレートされていた。
- しかも人間が主役である領域が異なる。
- 各陣営、星間移民へ方策を練っていた。
プロット
- ある犯罪を犯してしまった市民の一人
- その市民に刑罰として奉仕活動が求められる。
- コンソール上からの監視作業
- 仮想世界は現状、5000倍の速度で時が進む
- 天帝という名のシステムの介入により外の世界の事柄を直接伝えることはできない。すべて、婉曲的な表現に置換されたり、発言がなかったことになってしまう。
- 中の人間と一定時間のみ同期をとれる。その際、同期を行った中の者は同期で遺失した時間は神隠し+深い眠り扱いとなる。
- したがって寝て起きた、夢と区別がつきにくい状況が発生する。
- 神として君臨をする。その被験者。
- 運動は許されているが、薬物で代用することも可能。
- そこで被験者、ある教団を立ち上げる
- 神官を立て、神の加護を与える。
- この教団では一時の身体能力のアップと永遠の美貌を構成員のフロントラインに与えていた。
- フロントラインに立つためには戦場等での凄惨な経験をした女である必要があった。
- なのでこの教団では積極的に不幸に介入しそこで素養のあるものをスカウトしていた。
- 最終的にフロントラインであっても結婚、もしくは妊娠によってバックエンドへ退くことになる。
- この際ご利益の効能は前者に関しては失われるが美貌はなくならない。
- 以上の理由より教団内では女尊男卑の文化が根強い。
- が、世襲でフロントラインになることは基本できない(まれに教団の本拠地が襲撃される事態でありえなくはない)
- この場合出世コースとしては共同体指導部の幹部と巫女になる道がある。
- 巫女の最上位のみ神の任命により神と直接対話を行うことができるようになる。
- 神(コンソール管理者)と現地人(仮想世界の中の人)との対話
- 神が指定した対話可能なオブジェクト(別に生き物である必要はない)のまわりにフィールドがはられ
- そこは神の指定したエフェクトによって現実世界から切り離される。
- 接触時間は非常に短く、神の集める想われる量に比例する。
- したがって、強大なものほど時間が多い。
- 当教団では、敬虔な信者の実態数がそれなりに多く、巫女と通信をする限りにおいては支障はなくなった。
- ただこうした制約が付くのでそうそう、どんなに強力な神であっても自身が直接指揮を取る事はできない。
- 神の眷属
- 一応眷属を持つことはできる。眷属は神と直接交信が出きるが一人格であり確実に支配下に置けない。
- 眷属の上位としてコンシェルジュがデフォルトで付く。これは世界干渉へのルールリングの説明と操作マニュアル、操作補助賭しての役割を与えられている。
- 眷属を神として指揮に当たらせる事は出きるがその際やはり思い通りにいくとは限らない。
- また、神が実体を持って降臨するということは場合によっては信者の大幅な減少と性格の変更が行われる可能性がある。
- これはアイドルはう○こしない問題と根は同じ。
- 特に任務は与えられていない。何もするも自由。
- しかし、その仮想環境の中の人間は事実上本物であり、実際の運用では移民船のクルーと同期する予定であった。
- なかの人物の人生を夢として体験し、生死によって転生を行う。
- なのでこの世界では転生は比較的ありふれた現象ではある。とはいえ、村に一人いるかいないかのレベルではアルが。
- 苦悩する弱き者を助ける道を選ぶ
- しかし、人間本来のバカっぽさに辟易する。
- が、だんだんなれてくる。人心の掌握(といっても同期が可能な巫女だけだが)
- 識字率の低さに驚き、教育に力を入れている。がフロントラインの識字率はあまり高くない。読めても部分的。
- 他の被験者の中には単純なゲームとして見る者もいる
- 荒らし回るものもいる。
- 一部では荒らし専門の教団を立ち上げているところもある。
- 戦乱の世が一時の平和
- 教団の成長。ただし教義と特異性のためあまり支持はひろまっていない。
- しかし、その生い立ちと、構成員の勇猛さで名を馳せる。復讐の女神達と揶揄される。
- 専属の神がいることから教義が合わない集団とは折り合いが悪い。よって今回も人口が増えたため武力を疑われ半分新天地へ移住することになった。
- 移民
- いくら勢力が増えても船を数隻買えるほど裕福ではない。
- 移住受入先の同盟国軍に船を出してもらう。
- 同盟を組む相手とはいえ完全武装の兵士を乗せた航海は緊張が走る。
- また騎士団独自の乗り物を用意していた。飼葉が特殊なためこの騎士団でのみ戦力化が可能な馬。烏賊
- 襲いかかる敵対勢力
- 国境地帯のもう一方に与する海賊。
- 騎士団の目的はこの海賊の棟梁を捕縛、儀式への生贄とすることだった。
- 一応その話は同盟側に伝えてあったが戦闘を望んでいるというのがさらに緊張にわをかける。
- 同盟国側では一応近隣の敵対国の傘下である海賊と事を起こすのには反対。
- 剣技で追い払う
- 海賊も一度はこの騎士団を破っているほどの強者。
- だが準備万端の騎士団精鋭の前には役に立たなかった。
- 復讐の成就。被害者(新参フロントライン)による自力救済、仇討ちの成就の援助
- これを苦々しく思う同盟側。ただし、この権利もつけての同盟だった。邪魔は出来ない。
- 同盟側は国家間競争に打ち勝つため、近代化のステップとして法治国家への脱皮を目指していた。
- 国民国家で徴兵制を引けるかつ火器を大量運用可能であれば騎士団など恐れることはないと踏んでいる。
- 教団側では信仰の自由さえ保証してもらえるならば帰化しても構わないと言う考え。もちろん神が消えないということ。
- フロントラインと巫女との確執
- 執事のとりあい
- 優柔不断なのが悪いのだが。どちらに味方しても現状の職位では刺々しい未来が待っている。
- 持ち上げたのは巫女。イケメン。母親が元フロントライン。
- 波乱
- 痴情のもつれ
- 巫女とフロントラインとのお話。
- 刺々しい巫女と力に拘る姉御気質のフロントライン。
- 巫女の身分
- 巫女は任期の間、強力な権力が与えられる。事実上の教団の元首あつかい。
- 一応代表権を持っているが、神との交信を行うとかなりの時間の空白が発生するため別の窓口がある。
- そこに通常、別の窓口の補佐役がいる。
- フロントラインの祝福を行い、メンバーとして受け入れるのも巫女の役目
- 男である執事は身の回りの世話というか秘書的な役割を担う。ここの人選は巫女自身が行う。
- フロントラインのリーダーは扱いは巫女の下。ただし、事実上巫女が軍事知識に疎いため言いなり。
- フロントラインの身分
- もとはどこの馬の骨ともしれない出身で技能、剣技だけが取り柄のならず者集団。識字率が低い。
- とはいえ、巫女の祝福をうけメンバーになる。
- 子を成すと退役となり戦闘には参加できない。
- 武具を支給され、それは神を信じるほど効果的になる。なので彼女らの着ている武具を他人が着ても効果を発揮しない。
- 謎にせまる外来人
- 同盟側のオブザーバーとして外来人が乗船していた。同盟国には現人神はいるが、本物はずいぶん前にいなくなった。
- 外来人とは、この環境に基底現実の知識を持ち込んだ場合のテストケースとして投入されたコピー人格。
- 本システムで人格として扱うためのスキャナーがありスキャニングに同意した者のみが参加している。
- 一度巫女のフィールドに入れてもらうが、長い昏睡状態に陥る。
- 外来人はこの神という存在をあまりよくできてない。(被験者のコピーにはこのシステムへの知識がない。)
- 神か・・・地球にいたときには空想の産物かと思っていたが・・・
- あるフロントラインの引退
- 子供できた。つわり?「どうしました姐々」
- これによって引退が確定する。規定により戦闘に参加できない。
- 老舗リーダーの勝利。執事は強制的に結ばれる。組織の中の人なのでその辺は分かっていたが・・・
- 「巫女様の堪忍袋がきれなければいいが・・・」不安がる周囲
- 危惧されるのは罷免、法廷への引きずりだし。
- 巫女の自殺
- 自分が見立てた男を他人にさらわれるというこの我慢できない現実に頭血が登る。
- 執事に迫るが面と向かって拒否される。
- 海への投身自殺。執事は不問。話し合う周囲「やはり執事は既婚者でなければ・・・」
- 頭はわるくなかったんだけど性格が問題だわ
- さあ、次はどの子にしようかしら。一回で言ったことを理解できるとなると限られるわねぇ。
- 所々挟まる音声聞き取りによるアンケート
- 研究所から定期的に聞き取り調査がはいる。
- 気分はどうかね。「神様は楽はできないね」「そうかね、別に君の自由だし気に入らなければ破綻させたって構わない」「あの人たちを裏切れないよ」「多少悲惨な事があっても?」「ええ」
- 次の巫女の選出へ
- 常にその辺の人材は巫女の仕えとしてプールされている。
- 我は神ぞ、汝我が声に心傾けよ
- 問題は非業の死を遂げる人材が多いこと。巫女は世襲制ではなく、2年毎の交代制(でないとしこりが残るから)
- 過去に努めた有能な巫女は教育役に回る手はずになっている。この退役者の存在が神との接続の円滑化に一役買っている。
- コンソール上からの監視作業
- おしまい
2010年07月19日(月) 22:51:12 Modified by ryunosinfx