●速報
試験形式変わるおそれあり!
解答うpしました


授業ノートは、yahooで「現代教育論 丹野 シケプリ」と検索して一番最初にでてくるpdfが一番いいです。板書よりいいです。
過去問も同様に検索してでてきます。
シケプリ
試験の形式は四択問題十問と記述式2問です。配点は50点です 残り50はレポートです。
選択問題はミスが許されないのでマン得点ねらいましょ。
板書は多いけど覚えることは少ないのでたぶん直前につめればなんとかなるかなと^^
頻出範囲は、ヨーロッパの大学、入試制度の固有名詞、いじめ不登校の原因対策です。たまに年号もでるみていです。
最近の記述問題は
06年
 
問題2.神経症型の不登校の生徒に対して、登校刺激を与えることがかえって逆効果になることがあるのはなぜか説明せよ。

問題3.(1)日本のモデルとなったアメリカの大学の「三分野均等必修」の制度とはどのようなものか、どのような理念にもとづくものか説明せよ。(2)日本の新制大学に取り入れられた「三分野均等必修」の制度が形骸化したとされるのはなぜか説明せよ。

07年

問題2.(1)レヴィンのリーダーシップ実験の概略を説明し、それが「いじめ」を考えるのになぜ示唆に富むか述べよ。(2)この実験から、「いじめ」防止対策として、どのようなことが考えられるか述べよ。

問題3.企業のあり方が学校教育に与えている影響について、以下の5点から、アメリカと日本を比較しながら説明せよ。
(1)個人の能力を評価する方法、(2)職業教育、(3)職業適性テスト、(4)教育社会の構造、(5)大学入試

てな感じです。

http://minseikomabahongo.web.fc2.com/information/0...  04過去問
http://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=...  05過去問
http://minseikomabahongo.web.fc2.com/information/0... 06過去問
http://minseikomabahongo.web.fc2.com/information/0... 07過去問
http://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=... 07解答
http://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=... 06解答
http://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=... 04解答
 

以上です




























現代教育論(2011年夏.丹野)シケプリ

目次

0科目説明
6学歴社会

1学校教育の病理6−1身分社会・能力社会との比較
1−13つの説6−2対策
1−2歴史7企業と学歴
1−3学校教育の構造7−1企業にとっての大学の意義

2校内暴力7−2日本企業のあり方
2−1現象7−3日本企業と欧米企業の比較
2−2原因と対策8世界の教育制度

3体罰・管理教育8−1イギリス
3−1生徒管理8−2ドイツ
3−2体罰の禁止論と許容論8−3フランス

4いじめ8−4英独仏と日米の教育制度の比較
4−1統計9大学入試
4−2経過9−1歴史
4−3原因9−2共通一次試験の目的
4−4対策9−3共通一次試験の結果

5不登校
5−1類型
5−2経過
5−3原因
5−4対策

大まかに、2つの分野に区分できる。気がします。
前半(1〜5):学校教育の病理に関して(1が概論、2〜5が各論)
後半(6〜9):学歴に関して(6は社会からの視点、7は企業からの視点、8は世界との比較、9はその結果)


このシケプリは、ネット上に出回っているものの中から、よさそうなやつをまとめて見やすくしたものです。足りな
い部分は、適宜補いました。

章立ては便宜的のものなので、必ずしも板書とは一致しません。

大事そうな語句は太字にしてあります。

脚注はあまり重要じゃないので、読まなくてもいいです。板書の補足、授業中に先生が言ったことのメモ程度に
考えてください。


  • 1



0科目説明

<教育の観点と領域による分類>

領域


家庭・幼時教育

学校教育

社会・成人教育

観点

大学教育

制度・思想

母子関係・幼稚園

学校制度・思想

大学改革

生涯教育論

方法

しつけ、おふくろの味
1

教育方法論

大学教授方法

成人教育、企業内教育

心理

幼児心理学

学習心理学・スクール

キャンパス・カウンセ

生涯発達の心理

カウンセラー

リング

評価

発達や知能の評価

学力評価

大学入試

職業適性の評価

病理

母子分離、早期教育

いじめ、非行、不登校

入試の過競争

学歴主義


親が子にする“しつけ”は、過剰になりすぎて“おしつけ”になりつつある。一方で、母親は料理に手をかけなくなっ
て、袋から出してレンジで温めるだけのレトルト食品がよく用いられていて、“おふくろの味”がいわば“ふくろの味”に
なってしまっている。“おふくろの味”から取れた“お”の字が“しつけ”にくっついて、“おしつけ”になっている。要する
に、くだらないダジャレ。
  • 2



1学校教育の病理

1−13つの説

a:校則強化b:いじめc:対教師暴力⇒これら3つの病理の関係は?

悪循環説
▲┘好レート説
H弔个気濱

受験



bca非行
c


a


b
aa ……ストレス
c


aを強めると、


歴史的にはH弔个気濱發汎韻厳舒泙鬚燭匹辰討い襦

cは減るが
bは増える

1−2歴史


1960年代中非行の第
2ピーク
後大学紛争東大安田講堂事件(
1969)
1970年代前シラケ・内ゲバ
2・暴走族浅間山荘事件(
1972)
中乱塾・落ちこぼれ(七・五・三
3)
後ヤンキー・家庭内暴力金属バット事件(
1980)
1980年代前非行の第3のピーク・対教師暴力
中いじめ・子どもの自殺・偏差値体制
後管理過剰・登校拒否
1990年代前先輩後輩関係・オカルトブーム
中カルト宗教・いじめの第
2ピーク地下鉄サリン事件(
1995)
後性非行・校内暴力・学級崩壊
2000年代前キレる・児童虐待・スクールカウンセラー
中ゆとり教育・学力低下・NEET・引きこもり
後格差社会

1−3学校教育の構造
70年代:受験体制にまつわる問題(乱塾・勉強についていけないことに起因する家庭内暴力)と学業不適.にまつわ
る問題(落ちこぼれ・非行・校内暴力)が生じる。
80〜90年代:その反動として管理体制が強化され、管理体
制にまつわる問題(管理過剰・いじめ・不登校)が生じる。
00年代:その反動として管理の緩和(ゆとり教育)が進んだが、
その結果、今度は学力低下が問題となる。
学歴価値:学校は学力をつけるための場で、よい学校を出ることで学歴を得たいという価値観
非行価値:学校にしばられることを拒み非行に走る価値観



価値


価値
学歴価値の方に関心が傾きすぎると、受験体制にまつわる何らかの問題が生じて反動が起こり、非行価値の方
に関心が傾きすぎても、学業不適.にまつわる問題が生じ、反動が起こる。そしてその二つの中間に管理体制が存
在する。受験体制と学業不適.、そして管理体制の三極に分解している学校に対して、社会の要求は学歴価値と非
行価値の
2つの価値の間をゆれ動いている。



2ゲバとはドイツ語で“暴力”を意味する“ゲバルト”の意。銭ゲバのゲバと同じ。
3高校で
7割、中学校で
5割、小学校で
3割が落ちこぼれに該当したことから。

  • 3




不適



体制


体制


2校内暴力


2−1現象

A:器物破損
→B:生徒間暴力
→C:対教師暴力(→D:体罰)
※対教師暴力
4は、1983年にピークを迎える。(右図を参照)
A:器物破損(
School Vandalism5)
1:放置(掃除をしない、ごみのポイ捨て)
2:破損(ロッカーや掃除用具、トイレなど軽微なもの)
3:落書き(スプレー缶で「○○死ね」、ガムをくっつける)
4:破壊(ガラスや火災報知機へのイタズラ、放火)
B:生徒間暴力
1:校外非行集団との接触(ゲーセンなどで)
2:金品の強奪(カンパ・パーティー券を通じて)
3:校外非行集団の校内侵入(学校行事や近くの公園での集会を通じて)
4:抗争
5:生徒集団への浸透→校内非行集団の結成(抗争に対する自衛の意味も含む)
(以下80年代から多く見られた現象)
6:正常な集団への攻撃・中傷(「クラスのリーダー=ぶりっ子」、「正義は格好悪い」)
7:弱い者いじめ・スケープゴート(暴力の誇示)
8:傍観者(中間層)の迎合(一般生徒が不良に感化される)
9:玉突現象
6(いじめの被害者が非行をやらされ、加害者化する現象)
10:二次的非行(自宅からの金品の強奪
7等)
11:脱落防止策(服装・髪型を非行顕示スタイルにして周囲へのラベリングを
行い、非行集団から外れられないようにする。脱落・密告(チクリ)をしたものはリンチ。)
C:対教師暴力
8
1:規則の段階的違反(教師の様子を見ながら徐々に過激化)
2:違反の合理化・公然化(教師間の態度の違いを「差別だ」と主張した。)
(以下80年代から多く見られた現象)
3:授業妨害
4:衝動的対教師暴力(教師の注意に逆上して)
5:計画的挑発
6:計画的対教師暴力(先生を軟禁状態にしたりもする)←警察の介入
7:組織的な学校のっとり←メディアの報道
※70年代と80年代で、現象が大きく異なることに注意。
4ほとんどは(公立の)中学校で発生している。高校で.ない理由は、義務教育でなく退学の恐れがあるから。
5 Vandalism:芸術や文化を破壊する行為のこと。ヴァンダル族の蛮行に由来。
6一般に生徒全体の5%が非行グループになると、学級内の構造が変化し、教師の手に負えなくなる。
7金品の流れは、弱者→非行集団→暴走族→暴力団が多かった。⇒2.2,盪仮
8対教師暴力の成功→非行集団内での地位向上→対教師暴力の計画→…という図式になっていた。
  • 4



<クラス内の構造の変化過程>

―藉状態
放っておくと派閥ができる。先生は班作り、グループ作り、リーダ
ー作りにより、人をつないでいく。

校内非行集団の結成(
Bの5)主に
70年代まで
校外非行集団
校内非行集団
リーダー格のこども

(クラス内では.数派)


正常な集団への攻撃・中傷〜玉突現象の発生(
Bの6〜
Bの9)主に
80年代以降
スケープゴート
玉突き現象
(被害者の加害者化
)
…非行集団にいじめられている被害者が、別の人
をいじめる。周りからは非行集団と見られている。

傍観者(中間層)は見て見ぬふり
  • 5



2−2原因と対策

誘引:車で言うアクセル
抑止力:車でいうブレーキ


誘因の増加抑止力の低下
外的


内的



ヽ暗誘因の増加
中学
番長グループ
他のグループとの抗争







.

.

金・人材

金・人材

校外非行集団
例:暴走族
(年齢的には高校生)
他の集団との抗争

暴力団

【対策】
1、校外非行集団との接触を断つ
ex)PTA活動・オートバイの3ない運動((免許を)取らない.買わない.乗らない)


2、番長集団の解体
ex)退学制度
3、跡目引継ぎ防止
ex)学年隔離
⇔いじめ防止対策には学年融合⇒4−4

bも参照
内的誘因の増加

→原因は様々な欲求不満。これが暴力につながる。
原因対策
1学業不振9→教師への恨み「分かる授業」
→ゆとり教育
2自己評価の低さ・否定的自己像肯定的自己像の形成・長所に注目した教育
3将来への展望の喪失
(「今が楽しければいい」・「若いうちに太く濃く生きる」)
進路指導・教育カウンセリング


3暗抑止力の低下
→学校の間接的抑止力10や家庭のしつけがうまく機能しなくなっている。多くの家庭は「放任」という方針を採り
11、
しつけをしていない。
【対策】
1、非行の手口や対.の研究
→マニュアル作り・役割分担
2、毅然とした態度(教師の団結・体罰は逆効果!⇒下図・1.1H弔个気濱發盪仮函
3、家庭との連携

4、早期発見・早期指導
12
対教師暴力→管理教育(→体罰)→いじめ.弱い教師への反抗

9非行.年の
78%が成績下位、
21%が中位、1%が上位。ほとんどは能力がないのではなく意欲に乏しい。ただし、

「まじめ」に暮らしてきた生徒が非行に走ることもあり、学力コンプレックスが原因とは言えない、という主張もある。
10これに対し、警察は直接的抑止力を持つといわれる。
11あるデータでは、家庭方針は、放任
69%溺愛7%過干渉4%であった。
12管理教育につながる危険性もある。
  • 6



て眦抑止力(規範意識)の低下
【原因】
a,自己中心性(相手の痛みが分からない・責任転嫁)
b,自己顕示性(目立ちたがり・メディア好き)

【対策】
1、個別指導(生徒がほかの生徒を意識しないように。生徒は1人にすると意外とおとなしい。)
2、暴力否定宣言
3、民主的集団作り
→生徒会活動の活性化
4、部活動の活性化
13

13しごき、いじめに発展する危険性もある。
  • 7




体罰・管理教育

3−1生徒管理

“蛎Ф化―体罰による制裁
点検強化―持ち物検査の実施
管理のソフト化

制定強化―校則の強化.規定の詳細化
3−2体罰の禁止論と許容論


禁止論許容論
形式的・古典的


実質的・現場的





形式的禁止論
a、学校教育法11条で禁止されている。
b、生徒の人権の侵害
c、単なる暴行

形式的許容論
a、愛のムチ論
ex)『スキンシップ判決』(体罰をスキンシップの範疇とみなし、教師を無罪とした判例。)
b、限定容認国の存在
→アメリカ・イギリスなどのキリスト系の古い学校では
in loco parentis(親の権利の代行)である(親の体罰はし
つけのためにはやむを得ない)として、教師の体罰が認められている。ただし、制約
14がある。
c、しつけ委任論(日本でも教師は親
15からしつけを委任されているとする考え。)


実質的許容論
・非行対策
→対教師暴力に対する正当防衛、生徒間暴力やいじめを止めるため、規則違反への対.、授業不成立状況
(授業崩壊)、授業三悪(遅刻・私語・忘れ物)への対.に体罰が認められるとする考え。
16
ぜ村租禁止論
→対教師暴力などの非行に対して体罰をもって対.したところ、弱い教師への反抗や、いじめの発生・いじめの
エスカレートが見られた(⇒1.1H弔个気濱發盪仮函砲燭瓠体罰以外での対.が考えられるようになった。
a, 倫理的要求毅然とした態度
17(≠体罰・放任)


b, わかる授業学級通信
18PTAとの交流


14以下の6つの条件に従う必要がある。(1)理由が明確であること。(2)体罰の方法はあらかじめ決められている。

(3)体罰する部位も決められている。(4)体罰ができるのは校長が認めた者のみ。(5)体罰をする時には第
3者の立会いが必要。(6)体罰の記録をつけること。
15体罰に対する許容度は、生徒<教師<親だとされる。生徒涙目w
16NHKの調査では、教師の
62%が体罰をしたことがあると答えている。
17『ブリキの勲章』で、能重真作が唱えた。
18『非体罰宣言』で、池上正道は荒れていた担当クラスを1年間体罰無しで指導。学級通信を頻繁に作成した。
  • 8




いじめ

4−1統計19<中学校におけるいじめの件数>
警察が認知したいじめ(補導事件)0.04%
学校が認知したいじめ1%



めの






減る←義務
教育でないた
め、退学の恐
れあり

親が認知したいじめ15%16
生徒が認知したいじめ40%
小中高
軽微ないじめ70〜80%

<いじめの被害・加害経験の有無>
ある程度、いじめの一般化が認められる。

加害経験なし加害経験あり
被害経験なし23%19%
被害経験あり19%38%

4−2経過



鞘当ての段階
不特定多数が無差別なからかい合いを行う。(ターゲットを絞り込む)
→からかいの対象が反.の面白い子(泣く子や逆らわない子)などに集中していく。まだ悪意はない。

流動性の段階
いじめの加害者側と被害者側の立場が常に入れ替わっている。
→生徒達は被害者になるかもしれないという恐怖感を抱き、被害者になることを避けるため、いじめに加わった
り、傍観者に徹するようになる。(特定の個人の意思ではなく、集団の力学が働く)悪意が高まる。

固定化の段階
その結果、.数の子が決まっていじめられるようになり、以下のような構造が確立する。
(森田洋司作成のモデル)



被害・加害者被害者仲


観衆傍観者


小学中学
加害者19%20%
被害・加害者20%8%
被害者16%9%
仲裁者7%4%
傍観者33%44%
観衆6%16%


観衆:自ら直接手を下さないが、加害者を煽る。
傍観者:見て見ぬふりをする。
<小学校と比較した中学校のいじめの特徴>

・被害者の減.(特定の子に固定化)
・観衆・傍観者の増加
・手口の残酷化・長期化
※被害者のレッテルの拡大:
1980年代以降、弱いものに限らず、真面目な子・密告者・成績上位者
20・先生に褒めら
れている子・先生に従順な子・個性的な子もいじめの対象に。
※集団の画一化:周囲から浮いている子・目立つ者(帰国子女・転校生
21など)がいじめられる。
→目立ちたくない心理が働く。
19いじめの発生件数は、校内暴力同様、中学校が圧倒的に多い。
20ある調査では、いじめの対象は成績上位が
22%、中位が
32%、下位が
46%であった。
21転校生の中には、いじめを苦にして転校したのに、転校先でもいじめに逢うと悲惨なケースが.なからずある。な

お、英米ではいじめの加害者が学校から「追放」されるように転校するケースの方が圧倒的に多い。
  • 9




手口の陰質化の段階
いじめの言い訳作りが巧妙化・正当化しようとする・いじめの粗暴化・ボスの指示に基づくいじめ(体系化)

非行化の段階
性犯罪や自殺に発展するケースも
4−3原因


ヽ暗誘因の増大
外的内的
誘因の増大


抑止力の低下




非行集団の弱い者いじめ
→いじめ対策として先生はまとまったクラス作りのためにリーダー格を育てようとする。しかし、非行集団はまず弱
い者をいじめて自分の側に取り込み(被害加害者化)、リーダー格の人についている人を減らしていく。そのうち、
リーダー格の人自体を攻撃するようになり、そうなると、リーダー側についていた残りの人も自身へのいじめを恐
れて、リーダーへの攻撃を見てみぬふりするようになる(観衆・傍観者化)。こうしてリーダー格の人の孤立化が進
んでいく。
⇒2−2B生徒間暴力も参照
内的誘因の増大

校内暴力
→学校側が生徒管理を強化
→生徒の欲求不満
→いじめの拡散
⇒1.1H弔个気濱發盪仮

外的抑止力の低下
a,教師からの不可視性
(1)手口の擬装化
(2)動機不明
(3)被害者と加害者が流動的
(4)被害者が仕返しを恐れ教師にいじめの存在を言わない
(5)教師の多忙化
b,集団の圧力
→仲裁者(リーダー格)が出にくい
※同調の心理(アッシュの実験・・・周りの人が間違った答えを出すと、自分もそれにつられてしまう)
※服従の心理(ミルグラムの権威服従行動実験…閉鎖的な環境下では、権威者の指示に従いやすい。)

内的抑止力の低下
a,学校で社会的な面からの教育がされず、個人的な面ばかりが強くなっている。何のために勉強をしていの
かわからない。
面白い
b,面白さ中心の価値判断
いじめ←テレビの二面性
バラエティー:いじめを助長
22
善い悪い
報道番組:いじめの原因として、学校や教師
etcを糾弾
まじめ
面白くない
22 1980年代半ば以降のお笑いブームの影響も大きい(?)まぁ、あると思います。
  • 10



4−4対策



いじめの発見
ソシオメトリックテスト…クラス構造の把握(集団の対立・孤立した人の有無を調べる)
※このテストにはプライバシーの問題あり。
△い犬瓩陵祝
a、
Lewinの実験・・・11歳のアメリカ人の.年.女に5人ずつ1グループになってもらい、専制型リーダーのいるグ
ループと民主型リーダーのいるグループをつくる。それぞれのグループに大学生をリーダーとしてみんな
でクラブ活動を行わせ、その仕事の経過および結果を比べる。

専制型リーダー民主型リーダー
【特徴】
方針リーダーが決める集団の討議
23で決める
分担リーダーが決める集団の合議
24で決める
見通しリーダー以外は持っていない全員が持っている
批評個人的批評客観的批評
【結果】
仕事量同程度
仕事の質受動的積極的
雰囲気弱い者いじめが発生友好的

専制型リーダーの下では、リーダーに対して不満が多い。リーダーがいなくなると仕事の能率が低下。
欲求不足から、弱い者いじめが生じやすい。

→いじめの予防には民主的リーダーの育成が効果的。
b、異年齢集団(きょうだい)づくり…小学校では、昔の地域集団にならって1〜6年の縦割りの集団を作り、年長者
(強者)が年.者(弱者)をまとめ、いじめをなくす。
cf.同年齢集団づくり:中学では非行集団の跡目引継ぎ防止のための学年隔離策
→2−2〇仮


いじめへの介入

ロールプレイ(心理劇)・・・『仲間はずれ』をテーマとしたシナリオを作り、生徒に実演してもらう。全員にいじめられ
る役を演じてもらい、いじめのひどさを体験してもらう。また、いじめの仲裁の体験もして
もらう。
23討議:ある問題について互いに意見を述べ、論じ合うこと。
24合議:関係者が集まって相談すること。
  • 11




不登校

反社会型


非社会型


5−1類型
長期欠席(年
50日以上欠席、
2003〜は年
30日以上欠.
)


〃从囘理由(不就学
25)
500人
⊃搬療理由(病気・怪我)
1万
3000人
心理的理由(学校嫌い)
中学5万人小学1万
2000人高校はそんなにいない中学も小学も増加傾向
…広義の不登校(昔は登校拒否といった
)
(1)精神的疾患
(うつ病、統合失調症
)
(2)怠学
(非行型)
7万人



中学校

(3)神経症型(学校恐怖症)…狭義の不登校
・急性型…急に行かなくなる
・慢性型…時々行かない
2万人


小学校

5−2経過
神経症型1980年
2005年

/患づ時期(身体状況を訴える。重症でないのに重症と思い込む。)
∨塾蓮合理化の時期(「勉強意味無い」など)
→家庭内暴力に発展することも
葛藤の発生…登校強迫(「学校に行かなきゃ!」)⇔登校不安(「行ったらいじめられる」)
B嫗董ζ睚調(暴力は減.。引きこもり。特に親との関係を絶つ。)
→NEET
げ麌期(生活習慣が正常に。外出するようになる)
ヅ亶山始
25宗教的な理由から、親が子を学校行かせない場合もこれに含まれる。

  • 12



5−3原因

_板躇
親の養育が過保護→母親からの分離不安説
∪格因(本人因)
自己脅威像説(イイ子でいたい⇔競争に敗北するかも)
3惺三…これが最も妥当か。( Ν△覆蘿度による変化はないはず)
a,不登校児のアンケート
学校に行きたくない理由
1位子供同士の関係(うまく馴染めない)
2位学校の雰囲気(小派閥化している)
3位いじめ


b,森田調査(教育社会学)
全国の中学生500万人のうち、

公式発表1%(5万人)
不登校(1〜29日)経験あり17%
遅刻25%
登校拒否感情あり67%

→登校拒否感情なしが
3分の
1を占める。統計的には登校拒否感情がないほうが異常。
不登校はどの子にも起こりうる。
c,統計
校内暴力・いじめ同様、中学校で最も多い。











1 6
小中高
<不登校の原因と結果の関係>

1次原因⇒1次結果学校状況⇒不登校⇒本人の葛藤(登校不安⇔登校強迫)⇒神経症
2次原因⇒2次結果

親の不安→登校刺激強化
3次原因⇒3次結果教師の不安強化

5−4対策
a,1次結果発生以前→学校状況の改善
ex)いじめ対策
b,2次結果発生以前→登校刺激をなくす(「行かせる」のではなく、逆に「行かせない」ような指導)
c,3次結果発生以降→葛藤の解消
ex)カウンセリング

不登校児のための場の提供
ex)不登校児限定のクラス・夜間中学校・私塾

要するに、管理と自由のバランスが重要。

  • 13



6学歴社会

学歴社会→入試過競争→教育病理(非行・いじめ・不登校)
この図式は本当か?
結論から言うと、学歴社会→入試過競争はホント
入試過競争→教育病理はアヤシイ⇒1−1も参照

6−1身分社会・能力社会との比較
学歴社会を何と比較するかで学歴に対する見かたは変わる。

/畔社会と比べる→学歴効用論
能力社会と比べる→学歴無用論
ヽ慘鮓用論
学歴無用論
a,社会流動性を高める
身分社会に比べれば機会均等である。
ex)明治の立身出世主義
a,身分社会の偽装
<学生の親の平均年収>
国立大=100とすると、
私大=138
東大=152
京大=123
名大=84→結局所得が高くなければ高学歴など無理。
見た目が変わっただけの身分社会。
b,学歴=能力の証明
産業化が進んでいる国
:父親の職に関らず子供が高学歴をおさめている。
発展途上国
:親の職業が子供の学歴を規定しやすい。
b,学歴の名目化・空洞化
「貴族主義(aristocracy)でなく学歴主義
(degreeocracy)」26
学歴=入試歴=学校歴≠学習歴
大学に入っただけで、あとは遊びほうける人もいる
→出身大学から入社時の正確な学力は測れない。

6−2対策
1学歴の取り直しを可能にする
2学習歴の重視

・リカレント教育:大学を卒業し社会に出た後も大学に復帰できるようにし、社会と大学を行き来できるようにする。
北欧で盛ん。
・生涯教育
ex)放送大学・大学院の社会人枠・教員の免許更新制度
261970年の
OECDの報告書による。
Degreeocracyは造語。「日本の社会は大学という社会的評価による厳しいラ
ンク付けが行われる」「18歳のある一日(=入試日)で残りの人生が決まる」「雇用主は、能力ではなく卒業した大学
の学部で判断する」などと言われた。
  • 14



7企業と学歴

7−1企業にとっての大学の意義
a,職業養成機関…医学部や法学部の一部。ただし、文系全体ではほとんど行われていない。
b,学力選抜機関…大学は学力(偏差値)による選抜を行えさえすればよく
27、大学卒業後、企業内教育(Onthe Job
Training)で専門的な職業訓練行う。

現状では、
aよりも
bが重視されており、このような企業の状況は入試タダ乗り論とよばれる。
(企業が選抜を行うには時間・費用がかかりすぎるので、大学入試および予備校の偏差値ランクを利用)
しかし



d,補足

7−2日本企業のあり方

それならば、入学後すぐ入社すればいいはず!(選抜はすでに終わっているのだから)
そうなっていないのはなぜか?と考えると、、、
c,人間養成機関…能力ではなく人格形成をしてもらう。ヴァイタリティ・責任感・協調性・魅力のある人材を求める。
ウィスキー樽のメタファー:品質区分(入試)→熟成(大学)→出荷(入社)
文系の学生が大学院に行くのは就職に不利とされている。これが、文系の学生の博士課程進学率を低下
させる要因となっている。なお、USAでは逆の傾向が見られる。
欧米企業日本企業
人事構成職務別ジェネラルローテーション(企業内転職)
昇進能力主義(能力+)年功
労働組合職務別会社別
競争はげしいおだやか
転職欠員がでたら容易にあまりない(欠員は新入社員で補充)
入社の意味就職就社

欧米では、入社後から職種が変わることがない。その分野のエキスパートになる。誰かが退職したら、ほかの会社か
ら同じ職に就いていた有能な人材をヘッドハンティングしてくる。
日本では、欠員の発生に際し、下級社員を昇格させたりするのではなく、別の部署の同レベルのポストから人を(例
えば営業課課長クラスの人物の欠員が生じたら、宣伝課の課長を)横滑りさせて後任に充てるやり方がとられる。

・日本型企業の問題点…リストラ後の復帰が困難
・対策…派遣社員の導入
27その結果、大学の教育内容自体が疎かにされ、大学のレジャー化が進んだと言われる。
  • 15



7−3日本企業と欧米企業の比較

欧米企業日本企業
要求される能力入社後すぐ使える実力
Specialist
個性重視
素質・一般的能力
Generalist
協調性重視
教員社会
Specialistの集団
Generalistのローテーション
能力評価多元型→多様な職業適性テスト一元型≒偏差値
大学の就職
On Campus Recruit ×
指導職業指導進路指導

なぜ、上記のような日本型が生まれたか?

→企業に余裕があり、多くの人材を抱えることができた。(近年は不況に伴い欧米型に移行する傾向あり)
  • 16



8世界の教育制度配布プリントも参照
8−1イギリス
三分方式→一本化(総合制中等学校
)

,金持ちの場合
公営学校ではなく、独立学校=私立学校へと進む。
前期準備校
(プレ・プレパラトリ・スクール
)


→準備校(プレパラトリ・スクール
)
→中等学校
(パブリック
28・スクール
)
→名門大学
中流階級以下の場合
基本的にすべて公営学校
初等学校(プライマリ・スクール
)に通った後、
11歳のときに
11プラス試験を受ける。
この結果により、そしてだいたい階級によって進む学校が変わってくる。
グラマー・スクール:上位
20 %、中産階級
テクニカル・スクール:10 %、技術者
モダーン・スクール:70 %、労働者階級


※大学に行くためにはグラマー・スクールを出ていないといけない。
Oレベル試験(
Ordinary):中等(義務)教育終了試験
Aレベル試験
(Advanced):高等教育卒業資格試験兼大学入試資格試験。難しい。
この成績によって行ける大学が決まる。

階級制度が残っており、そのために進学率も高くない。
階級社会


複線型教育制度
子供のうちにどの学校に行くか決められる
学校によっては大学に行けない



階級社会を固定
cf. 単線型:高専を除いた日本・アメリカ(全員平等・経済や階級の格差なし)→競争加熱

8−2ドイツ
明らかな複線型教育制度
基礎学校(グルント・シューレ
)


ギムナジウム:全体の
25 %が進学。大学に行ける。エリート。
実科学校(レアール・シューレ
):全体の
25 %が進学。技術者階級。


28パブリックというが、実質は私立。プライベートは家庭教師の意味。
  • 17



基幹学校(ハウプト・シューレ
):全体の半分が進学。労働者階級。


1.大学へ(ギムナジウムから
)
アビトゥーア:職業資格試験兼大学入学資格試験。
簡単。日本のように大学別にやるのではなく州ごとに問題を作る。
必ず望んだ大学には進学できるが人気のある所へ進学するには待機期間を経なくてはいけない。

2.二元制(デュアル・システム:実科、基幹学校から
)
定時制の職業学校に通い義務職業教育を受けるのと企業内職業訓練を並行して行う。
8−3フランス
やはり複線型。ただ大学のところでちょっと違いがある。
小学校



コレージュ
(中学校)


リセ(普通高校
)
職業高校

1.リセから進学
バカロレア:大学入学資格試験。
20 科目中
10 科目を受けなければいけない。国が作成。合格率60%

大学
グランド・ゼコール:大学よりもエリート。高級官僚や高級技術者を育てるための機関。

2.職業高校

BEP
(職業教育修了証
)

8−4英独仏と日米の教育制度の比較

※社会形態と教育制度は相互に作用している
英・独・仏日・米
社会形態階級社会流動社会
教育制度複線型教育単線型教育
職業教育
○△または
×
共通試験資格試験競争試験
大学ステータス必ずしも社会的成功には繋がらない。社会的成功に繋がり易い
進学競争進学競争は過熱しない進学競争が過熱しやすい
  • 18



9大学入試

9−1歴史



※1979〜1987の間は国立大学を1回しか受けられなかった。
※進学適正試験は、
SAT(後述)を模倣したもの。
9−2共通一次試験の目的

^豸掬尺度(成績のみで決まる)→尺度多元化による総合選抜=アメリカモデル
〜アメリカの入試〜
a.過去について…内申書(ボランティア・スポーツ)
GPA(Grade Point Average):高校時代の5段階評価の平均点
b.現在について…学力テスト
ACH(ACHievment)
共通テスト
c.将来の可能性…進学適性検査
SAT(Scholastic Aptitude Test)
アメリカ
SAT、ACH
ACH・SATともに大学各自が行うのではなく、大学の連合体が行う共通テストイギリス
Aレベル試験
その他特徴フランスバカロレア

・集団の異質性(人種・貧富の差なくとるようにする)ドイツアヒトゥーア

AO(Admission Office):1年かけて、全国から優秀な人材を集めてくる。大学の先生は入試にノータッチ
日本の入試:一元的尺度・競争試験→一発学力勝負、一日で決める→受験加熱
アメリカの入試:多元的尺度・資格試験→受験そんなに過熱せず


<日本の場合>


79年の文部省の指導
共通一次……基礎学力……画一化
→成功
個別二次……面接、小論文……多様化
→失敗



例)宮城教育大…太鼓に合わせて躍らせるという二次試験

→全国から学力の低い学生が一発逆転を狙って集まる→偏差値急低下
→5年後に普通のペーパーテストに戻る
⇒結局二次試験も学力試験となってしまった
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一期校と二期校の格差解消一期校…東大、一橋、東工など合格発表は3月初旬
二期校…横国など合格発表は3月下旬
二期校コンプレックス…学生の定着率悪い、仮面浪人(→一期校を受験)
横国の出身者が多く連合赤軍に関わる

←横国の学長は国会に呼ばれてこの原因として二期校コンプレックスを挙げた。
9−3
共通一次試験の結果

共通一次
結果は非公開→大学の序列化を防ぐ為→しかし、高校から公開を求める強い声

⇒公開と非公開のいわば中間をとり、自己採点方式
⇒受験産業が入り込み、実際は公開に近い状況に
⇒大学の序列化が進む
⇒ー験生の国公立離れ(特に理系離れ)→私立
⊆験産業の大企業化(受験生にとって不可欠に)
J从甲佑琉嫐9腓い諒儔宗塀乎墜發琉銘屏受験生の価値→大学の価値)
国立大学の逆襲

・アラカルト方式(センター試験)(
90年から好きなだけの教科数受けてよい)

受験機会の複数化
87年連続方式(地理的にA日程・B日程を分ける)→京大は東大に優秀な学生を取られる
89年京大、分離分割方式(前期・後期)にする
90年東大も分離分割方式にする
→全国の大学が前期・後期方式になる。
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このページへのコメント

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Posted by awesome things! 2014年01月21日(火) 07:00:13 返信

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