骨を丈夫にする効果があるビタミンDは、骨の主成分であるカルシウムの吸収を助ける大事な栄養素です。食べ物やサプリメントを利用して不足しないようしっかりと摂取しましょう。ただし、過剰に摂りすぎると、副作用の危険もありますので注意が必要です。
ビタミンDとは
アンコウの肝など動物性食品に多く含まれているビタミンDは、カルシウムの効果をより高める作用があるビタミンです。
ビタミンDは、腸からカルシウムが効率よく吸収されるよう働きかけたり、血中からカルシウムを運びだし、骨へ付着されることを促しますなどの働きがあります。
なお、ビタミンDは、一般的な栄養素と違い、紫外線を浴びると、皮膚で生成されるといった特徴があります。(皮膚にあるプロビタミンDと呼ばれる物質が、紫外線によってビタミンDとなる。)
ビタミンDの解説
独立行政法人国立健康・栄養研究所が運営しているWebサイトで、ビタミンDの効果や過剰摂取に関する情報があります。
その他
ビタミンDは、紫外線を浴びると皮膚から生成されます。だからといって、食品から摂取しなくても良いわけでなく、不足しないようしっかりと摂取する必要があります。
ビタミンDは、過剰摂取のリスクが報告されており、一日50μgを摂取し続けると、吐き気や下痢などの症状を起こすことが報告されています。