概要 
本作は2025年3月28日にリマスター版が発売された。対応機種はPS5 / PS4 / Switch / PC / iOS / Android。
NEW GAME時に「追加要素あり/なし」を選ぶ。プレイ途中で変更は出来ない。
※なし選択時でも一部の要素は強制的に適用
NEW GAME時に「追加要素あり/なし」を選ぶ。プレイ途中で変更は出来ない。
※なし選択時でも一部の要素は強制的に適用
基礎部分の変更
- グラフィックの高解像度化
- フレームレートの向上*1
- UIの再構築
- ロード時間が大幅に短縮
- バトルのテンポアップ
- バトル開始時の演出や戦闘終了時のメッセージが高速化
- コンフィグでPS1版のテンポに近い「クラシック」も選べる
- 倍速機能などコンフィグ設定の充実
- アイテム画面でアイテムの処分が可能に
- 各街のツール職人に処分してもらうとチップ流通量の増加が通常の2倍となる
- 装備回収屋でウィリアム・ワッツ・グレタ、および新規追加キャラからの回収が可能に
- 所持金が全主人公で共有に
- 技や装備セットの登録・呼び出し機能が追加
- 技や装備画面でPauseボタンで利用可能(Switchなら+ボタン)
- 技や装備の一括解除も可能
- 敵シンボルが2マップ分切り替えを行わないと復活しないように変更
- 一部例外あり。ハンの廃墟のスケルトンなど主に需要の高いモンスターがマップ切り替えで即復活する
- アイテムのアイコン関連
- クヴェルには⬗️マークが、固定装備には🔒️マークが付加
- フィールドの出入り口に目印マークが追加
- コンフィグで非表示にも可能
- ラスボス前に回復ポイントが設置(追加要素ありのみ)
- LPまで全て回復される。ラストダンジョン内でも育成が可能に
- セーブが60個まで可能に
- メッセージログ機能
- テキストが出ている時にメニューボタンでログを確認可能
- 一部細かい台詞･演出の変更や追加
主な追加要素
- 新たなプレイアブルキャラクターの追加（追加要素ありのみ）
- フリン、ボルス、イシス、デーヴィドの4人。ただしフリンはほぼ縛りプレイ
- 新たなシナリオの追加（追加要素ありのみ）
- 強化ボスの追加（クリア後に解禁）（追加要素ありのみ）
- 強化された6将魔・ラスボスと戦える
- 新たな装備の追加（追加要素ありのみ）
- 新たなロールの追加（追加要素ありのみ）
- 新たなBGMの追加（追加要素ありのみ）
- Libraryの追加
- BGMやイラストをタイトル画面からいつでも確認可能
システム
NEW GAME+（本編クリアで解禁）
- 任意のセーブデータからアイテム等を引き継いで最初からプレイできる
- 一度解禁されれば未クリアのデータからも引き継げる
引き継ぐ項目は個別に選択可能。緑文字は追加要素なしでは選べない
| CR | チップ |
| アイテム | 発掘品 |
| HP | WP |
| JP | スキルレベル |
| ロール | パーティ加入 |
| ディガー | プレイ時間 |
| 技 | 術 |
| 年表 | シナリオ |
| チップ流通量 | 敵の学習レベル |
| 連携履歴 | カスタムアーツ履歴 |
- 「追加要素なし」のデータからの場合「あり/なし」を選べる
- 「追加要素あり」のデータからの場合「あり」固定
- シナリオを引き継げばクリア経験のあるシナリオは最初から選択可能
- 例外あり。町シナリオを出すにはその周での前提シナリオのクリアが必要
- 将魔シナリオはシナリオを引き継がなくても出現
- パーティ加入を引き継げば加入経験のあるキャラは加入シナリオをせずとも装備回収や継承が可能。将魔シナリオにも登場
- 一部のアイテムは引き継げない
- 氷の槍、夢魔のメダリオン、湧水の宝珠、くすんだ指輪といったシナリオ進行に関わるもの
- 樹氷の腕輪、形見の石斧などキャラ固有の装備
- クヴェルは引き継げるが各種1個までしか入手できない
- 取得済みのクヴェルがある場所は『希少な鉱石』というチップ換金用アイテムに差し替わる
- 例外はホットストーン。ショップで何個でも入手でき、複数引き継げる
- キャラの装備・技術のセットは初期状態に戻る
- 装備していた物は倉庫に送られる
- 初期装備は新たに持ってくる
- ディガーの発掘は解除される
倉庫（追加要素ありのみ）
- ヴェスティア等にいる装備回収屋からアクセス可能。1000個までアイテムを預けられる
- アイテムが一杯の際に入手したアイテムは倉庫に送られる
- シナリオ選択画面でもアクセス可能
DIG！DIG！ ディガー
- PS1版のポケステミニゲームだったGo！Go！ Diggerがリニューアルされ、ゲーム内に実装
- 最大3人まで発掘可能など、様々な仕様変更がある。詳細は別項を参照
- 取得したアイテムは『発掘品』タブに送られ、個別に引き出しや処分が可能
- 発掘品のストックは64個
成長能力継承(追加要素ありのみ)
- メインパーティにいないキャラの「成長した分の能力値」を他のキャラにプラスできる
- 例えば剣Lvが2、WPが5成長したギュスターヴがいたとして、その剣Lv2・WP+5をウィルやタイラーに上乗せできる
- いつでも着脱可能。感覚としては装備品に近い
- 能力継承されていたキャラが加入した場合、継承が解除され注意のメッセージが表示される
倍速機能
- 2倍速と3倍速が選べる。戦闘での倍速とフィールドでの倍速を個別に設定可能
- 閃き時や連携時のみ等速になる設定も可能
シナリオ選択画面に関する変更
- シナリオ選択が年代順に表示されたリストから選択する方式に変更
- シナリオの年代とメインキャラのアイコンが追加
- ウィル編が緑、ギュスターヴ編が赤に色分けされた
- 複数の町シナリオが選択できる場合、どれかを選んでもほかの町シナリオが消えなくなった
- パーティメニューが展開可能に
- メンバーは直前のシナリオ終了時のもの
- 装備・技の変更、ロード/セーブも可能
- 装備回収屋と倉庫が利用可能に
- 一部シナリオの名称が変更。同名のシナリオが複数存在していたものが対象
- 鉱山にて(2回目)→またもや鉱山にて
- サウスマウンドトップの戦い(ウィル編)→彼の戦場を望んで
バトル関連
- 敵味方共に、掛かっているバフ・デバフを確認可能に
- Pause画面に「アーツ一覧」が追加。習得済みの技・術のコマンドを確認可能
- 逃走コマンド「命がけで逃げる」が追加(追加要素ありのみ)
- バトルメンバー全員のLPを1消費して必ず逃走できる
- デュエル時でもパーティ全員のLPが減少する
- パーティ/デュエルの両方を選べる戦闘において、自動で選ぶ設定が追加。コンフィグで設定可能
- 防具・地形から引き出せる技・術をまとめて表示する設定が追加。コンフィグで設定可能
- 敵との距離が「Distance」名義で可視化され、使用武器の適正距離が分かるようになった
- 連携演出が何人で連携するのか最初に分かるように変更。連携名も連携開始時に表示される*3
- バトルテンポの設定がクラシックでもこの演出は変化しない
- デュエルに「コマンドリピート」が追加
- 最後に入力したものと同じコマンドを1ボタンで入力できる
- パーティバトルを挟んでも記憶されている
- 武器チェンジは記憶されない
- 新しい技の合成に成功した際、閃きと同じく電球マークが表示されるようになった
- 一部コンバット開始前に装備・技の変更とセーブが可能に。本作の追加要素である成長能力継承も可能
- ケルヴィン、ミーティアに固定武器が付いた（追加要素ありのみ）
- 水×武器の組み合わせによる装備固有術に、術技系の攻撃ができるものが追加
不具合の修正
PS1版にあった各種不具合が修正された。
PS1版から劣化した点
- PS1版で出来た右スティックでのキャラクターやカーソルの移動は不可。「操作設定」コンフィグでも右スティックに割り当てはできない。
- 右手だけで遊びたい場合はハード側のボタン割り当てを活用しよう(CSハードでは左右スティックの入れ替えが限界、PC版なら左右どちらも割り当て可)。
- PS1版で出来たR2・L2ボタンでのバトルスタイルメニューへのショートカットは不可。
- （武具装備・技装備メニューへのL1・R1ショートカットは「環境設定」で「装備ボタン表示切り替え」をクラシックに変更することで可能）
備考
- 緑・赤・青の各鉱石はアイテム画面の「処分」ではチップを得られない。ツール職人での処分では従来通り得られる
- 『鉱山にて』で無限にチップを稼ぐのを防ぐ処置と思われる
- 敵を倒してもオートセーブが行われない戦闘が一部存在する
- 『暗殺者ヨハン』に出現する暗殺者シンボル
- 『ジニーの冒険』の大ミミズの穴深部に出現する分裂スライム等
- 岩荒野でフェイトードとのエンカウント直前にQSを挟む小技は、今作ではボタン押しっぱではなく連打で行える
- タイミングはややシビア。この小技を行う際は等速でやろう
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継承で最大HPが999止まりなあたり、年代利用した最大HP4桁越えができなくなったのかな？