大阪大学 大学教育実践センターHPより
http://www.cep.osaka-u.ac.jp/modules/awareness/ind...

カルト団体とは

カルトとは、マインドコントロールなどの悪質な手法で信者を獲得し、本人や家族や社会全体に害を与える集団であり「破壊的カルト」とも言われています。その主な特徴は以下の通りです。
* 教祖または教団組織への絶対服従 * 一般社会や信者以外の人間の敵視・蔑視・軽視 * 批判的思考の否定 * 目的達成のための手段の正当化 * 教団組織を優先する全体主義的体制 * これまでの人間関係や人生の目標など過去の否定 * 脱会者に対する恐ろしい制裁など

阪大におけるカルト団体の被害

残念ながら、阪大でも新入生の入学時期にはスポーツやボランティアのサークル活動を装って新入生に近づき、機会を見て教会やビデオセンター等へ連れて行き入会させられる被害が起きています。これらの団体は、サークルの勧誘以外にも「アンケートに協力して下さい」とか、「人生を考えるセミナーに参加しませんか」と言って近づいてくる場合もあります。破壊的カルト宗教の教えは、幼稚で矛盾だらけのものです。信者たちの考えや行動は、宗教に詳しくない人から見ても奇妙に見えます。しかし、破壊的カルトやマインドコントロールを甘く見ては行けません。多くの信者を集め、組織を維持しているカルト団体は、それだけの魅力があり、信者獲得と教団維持の優れた方法を持っています。うっかりすると、あなたも取り込まれてしまうかもしれません。カルトの組織内では、家族や伝統的宗教からの批判や質問への答えを常に準備し、逆に攻撃できるようにしています。週に何日も集会場に集まり、勉強し、意志を固め、ロールプレイング(対話の訓練)を行ったりしています。ですから、一度信者になってしまうと容易に脱会することはできません。学生の皆さんはこれらの手口に十分注意していただくとともに、常に身の回りには危険があるということを認識して下さい。また、そのような団体があると感じた場合は、きっぱりと勧誘を断るとともに、学生部学生支援課に相談して下さい。

千葉大学HPより
http://www.chiba-u.ac.jp/student/info/resource/cul...

千葉大学の内外で、サークルや研究会と称して様々な団体が入会を勧誘し
ています。なかには“カルト”と呼ばれている団体もあります。
初めは「友達づくり」といった軽い気持ちで参加しても、だんだんと抜け
られなくなり、学生生活や人間関係に支障を来たす場合があります。
◎ 勧誘の手口
サークル活動や勉強会などの誘いを装って、食堂やベンチに1人でいる時に声をかけてき
ます。勧誘する活動の内容は、多岐にわたっています!

実際にあった勧誘の例:
バレーボールなどのスポーツ活動、合唱などの音楽活動、伴奏、モデル・モニター
の勧誘、アンケートへの協力依頼、ヨガ、健康相談、各種ボランティア、
占い/運勢判断、生き方を考える/自己啓発セミナー、 聖書・仏教教典等の勉強会、
社会問題を考える勉強会、健康食品、海外旅行、ショッピング 等々

◎ カルトの特徴

声をかけてくる人やその仲間たちは、とても優しく、楽しい活動や役に立ちそうな活動
に誘ってくれます。さらに、食事に誘う、あなたのいいところを認める、親身になって相
談にのる、といった行動を繰り返し、あなたと親密な関係を作ろうとします。同郷である
ことや、同窓生であることをきっかけに話しかけてくることもあります。
勧誘時はもちろんのこと、実際に活動していてもカルトとわかりにくい場合があります。
しかし、親密な関係を作って、誘いを断りにくくなってから本質的な活動に誘います。
カルトに入会すると、団体の考え方や規律が正しいと思い込まされ、自分で判断してい
るつもりでいながら、実は団体の意思通りに動かされてしまいます。

◎対処方法

・関心がないことは、話を聞かずに「結構です!」とはっきり断る。}
・名前や電話番号、住所等をむやみに教えない。}
・大学公認のサークルか、きちんと確認する。(公認サークルの勧誘方法、期間は定められ
ていて、それ以外は勧誘してはいけないことになっています。)
・主催者や講演者のはっきりしない勉強会や講演会には参加しない。
・活動していて「おかしい」と感じたら、すぐに相談窓口に相談してください。
匿名でも結構です。秘密はお守りします。
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