thebbs ●真言密教● 301-400

最終更新： semicircle semicircle 2008年12月09日(火) 00:24:08履歴

thebbs ●真言密教● 201-300　へ

[301]一心 04/06/25 23:57 4Xv7yvpV4wS
空様、近頃書き込みが無いので、四国へでも・・・と思っておりました が、お元気そうで何よりです。
[302]愚僧 04/06/26 0:41 KwBajAqlcmM
皆さん、色々とお気遣いありがとうございます。
雲様の禅定の話について一言だけお許し下さい。 仏教には、戒・定・慧の「三学」（さんがく）という修行体系があります。 仏教のみならず、インドで発生した宗教には、何らかの形で「戒」と「定」 の修行体系は組み込まれています。すなわち、戒とは、 「こうした戒めを守ります」という受戒。定は「禅定・心身の制御」の事です。 これによって修行者は自らの行為と身体を整えるのです。 仏教が他のインドの宗教と違うのは、独自の「慧」を設けた所に あると言えます。一般的には、この「慧」は戒と定を実践すれば自然に 発生してくるものと思われがちです。しかし、これは決してそうではない のです。もし、自然に発生して来るものであるならば、他のインドの宗教も 「慧」を持っていたと言えましょう。ですが、実際に「慧」＝「智慧の完成」 を持っているのは仏教だけなのです。また、三学の修行段階が設定されている のも仏教だけなのです。この慧とは「観の行・観察の修行」を言います。
仏教が「迷いを転じて悟りを開く」（転迷開悟）あるいは「識を転じ智を 得る」（転識得智）ことを目指す宗教である以上、迷いを見つめ識を 明らかにする「心」の修練である「定」（禅定）の考察・観察も必要に なるのです。そのため戒・定・慧の３つが合わさる事で、 分別智が開けるとされ、古より仏教徒たちは修行してきました。 また、この総合的修行と成果を一段と発展させたものが、般若の無分別智に 繋がると言われいます。
何やら難しい話になりましたが、つまりは、悟りを得る為には、地道な １つ１つの階梯を押さえて行かなくてはならいという事です。その為には 凝り固まらない柔軟な姿勢・心がけが必要と言えましょう。色々な視点から 物事を眺めて見る。これに尽きると私は思います。 私も死ぬまで、こうした階梯を押さえて行く身。 共に頑張りましょう。
合掌


[303]愚僧 04/06/26 0:48 KwBajAqlcmM
空様。お元気そうで何よりです。 やはり、若い方は元気が一番。
[304]在家信者Ｔ 04/06/26 3:11 dF47xSpbTv.
今年の三月に護国寺で行われました阿字観研修で 参加者全員に阿字観、月輪観のご本尊を頂けたのですが 自宅で奉る際、気を付けなくてはいけない点がありましたら 教えて頂けないでしょうか？
よろしくお願い申し上げます。
[305]空 04/06/26 17:18 *IJeZYE8cTI0*ByYuJJpU3JI
愚僧様　一心様
ありがとうございます。
さて、最近なんとか頑張って　修法はかかせておりません。 ので、いつでも　座りますと　すんなり　拝む状態にはいりやすくなり ました。しかし、 やはり、すんなり入り込めない時もあります。
そんなときはどうすればよいのでしょうか。 前にも同じ様な事いいましたが・・・。
やはり、たゆまぬ修練しかないのでしょうかね。


[306]空 04/06/26 17:56 *IJeZYE8cTI0*ByYuJJpU3JI
在家信者Ｔ様
＞自宅で奉る際、気を付けなくてはいけない点がありましたら ＞教えて頂けないでしょうか？
私の場合 仏具はなんでもそうでありますが、自分の本当に気に入った物を 使うようにしております。
月輪観本尊も色々な所で販売されております。 安いところもありますが、やはり一定の水準以上の物を使うのが 間違いないと思います。
なんでも、特注で　○○を張って作る方法もあるようですが。 また、本尊のサイズも実は　各自それぞれ算出する方法があり　 その数値に随って造る事が出来れば一番良いのですが・・。 算出方法は　師に教わってください。
ずっと末永く使う物ですので初めから良いものであるほうが良いのであります。 というのは、拝みこんでくるほど　仏具や本尊は輝きを増します。凄みが出 ます。その凄みにふさわしい本尊でありますとしっくりくるのであります。
金剛法界宮の接点として、ゲートとして使えますので、なおさら 粗末に出来ません。
自分だけ専用でしております。人には絶対触らせません。 その理由は、（魔法入門　大沼忠弘　さん　訳　W．Eバトラー著） に詳しいです。


[307]空 04/06/26 17:57 *IJeZYE8cTI0*ByYuJJpU3JI
西洋の秘儀は、全然密教関係者には研究されておりませんが 西洋の秘儀の実践者は、東洋の密議の研究や応用を模索されているよう であります。 双方、兄弟のように感じます。ただ、良書は選ばないといけませんが・・。
わたしの　経験上では　阿字観本尊より　月輪観本尊のほうが 強いので　修行がやりやすいです。 強いというのは　守り　融通が利く　ということでありまして つまるところ　悪い状態　悪い雰囲気　の影響力を　無効にする力が 強い　と思うわけであります。あくまで、私の経験上の話であります。
掛け軸本尊は瞑想だけでなく、御前にて　勤行をしても構いません。 始めは　前で勤行をするだけでもよいのであります、一月もしております と　ある　感覚が芽生えます。
それから　瞑想に入るという方法もあります。
↑ あんまり　参考にならない意見かもしれません、御容赦ください。


[308]在家信者Ｔ 04/06/26 21:27 dF47xSpbTUC
空様　はじめまして。
この度は私の質問に色々とアドバイス等頂きまして ありがとうございました。
また、上求菩提をさせて頂く場を提供していただき たくさんの師僧や仲間が出来た事に 大変感謝しております。 この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。
感謝

阿字観、月輪観本尊の御前にて勤行出来るとは知りませんでした。
護国寺で頂いたご本尊は表装されていないので 知り合いの仏具屋さんの店長と相談しながら 末永く使えるものにさせて頂きます。
ところで 掛け軸本尊にも方角があるのでしょうか？ また、勤行も普段の懺悔文、三帰等、在家で読ませて頂ける内容で 差し当たり問題はないのでしょうか？
細かな質問ですがよろしくお願い申し上げます。
[309]雲 04/06/26 22:11 iS4ZLftubT/
愚僧様、戒・定・慧の「三学」（さんがく）という修行体系をわかりやすく教えていただいてありがとうございます。つまり毎日こつこつと、正しい修法で、１段１段上り詰めて行かなければならないと言うことですね。 愚僧様の「私も死ぬまで、こうした階梯を押さえて行く身。共に頑張りましょう。」とは、覚者の方でないと、なかなか言えぬ言葉です、感銘しました。 とにかく一生が修行と言うことですね。前にご紹介した故玉城康四郎先生はブッダの禅定を続けて６０才でやっと「ダンマが顕わになった」と覚えたが、入定しても波があり、歓喜と絶望の繰り返しであったとのこと。やっと８３才で「ダンマが向きを変えて自身から大空間に向かって放散されるようになり、自分の禅定として定着した」と言われました。もちろんブッダの禅定とはスケ−ルが違いましょうが、禅定の意味するところに置いては同じように思われます。ちょっと余計な話になりましたが、一般人でも「できる」と思いたいです。
[310]空 04/06/27 16:47 *IJeZYE8cTI0*ByYuJJpU3JI
在家信者Ｔ様
私の使っております　掛け軸本尊も表装はしておりません。 掛け軸になっており、修行の際には　箱から出して　拝ませて 頂いております。
金剛峰寺で購入したものです。かなり高かったように思います。 しかし、 質は良いと思います。
他に山内で安く掛け軸本尊が売っておりますが あまりお勧めできません。チャチな感じがします。
あとの事を考えますと、金剛峰寺で販売しているぐらいの掛け軸 本尊の質があればよいと思います。
方角は関係がありません。 お堂の中などで拝む場合には、それ相応にした方が良いですが、 自宅の自室などでしたら　関係なくやりやすいようにされてはいかがで しょうか？
拝むことを継続する方法は、疲れる　しんどい　　面倒だ　などの要素が 無いようにして致します。 また、体も楽にしてリラックスしてします。


[311]在家信者Ｔ 04/06/27 20:58 dF47xSpbTta
空様　ありがとうございます。
先程、高野山東京別院に問い合わせたところ 「金剛峯寺で直接取り寄せてください」との事。 護国寺で頂いたご本尊はポスターみたいな物で 掛ける紐も付いていないので 仏具屋さんが表装を勧めてきたのだと思います。 とりあえずご本尊は 空様のお薦めの金剛峯寺へお願いさせて頂きます。
瞑想に関しては以前教団から法界定印と呼吸法を教わり１０年程続いてますが 阿字観に関しては一日の研修で月輪観の瞑想までしか面授されていないので 高野山金剛峯寺の特別講習（一泊研修）で基本を教わってから 地元の東京別院で修養させて頂き 一通りの修法をマスターしてから自宅でと考えているのですが・・・。 もしくは菩提寺の先生の方で紹介があればと。
空様から金剛法界宮の接点としてのゲートと教わりました。 しっかり師僧からの面授の必要性を感じている次第です。
[312]花の御寺 04/06/28 4:00 *6Xc/h/6sFH8*D-ouKe
>>Ｔさん
おはようございます。 阿字観本尊でしたら豊山派宗務所内の�詼�山で頒けていますが、月輪観本尊は扱っていたかどうか・・・。 宗務所主催の教養講座では阿字観の講伝もありますので、問い合わせてみたらいかがでしょう。

[313]在家信者Ｔ 04/06/28 5:18 dF47xSpbTB9
花の御寺様　おはようございます。 いつも御教示ありがとうございます。
花の御寺様、空様、僧侶の方々のアドバイスを礎に （私的には花の御寺様、空様、山寺様、愚僧様、一心様の皆様を 　勝手に師僧だと思っております。ずうずうしくてごめんなさい。 　以前の教団においてもこれほど上求菩提させて頂けた事がないので 　毎日、毎日がうれしいのです。） 最終的には菩提寺の先生に相談させて頂く事が筋ではと思っております。
こちらの空様のサイトのおかげでみほとけと共に歩む信仰生活としての 一路が以前にまして実現させて頂けそうです。 信仰専従に立つことになるかどうかはまだはっきりとしてませんが 以前こちらの書き込みで空様から頂きました「一般の社会人から仏門を 目指す厳しさ」等もしっかり頭に入っておりますので、私は御縁を大切に 自分自信の祈りを通じて仏道に乗じるよう精進させて頂く想いです。
ありがとうございます。
感謝
[314]一心 04/06/28 13:47 4Xv7yvp766N
近頃思うこと。(独り言)
真言密教の僧侶を目指す以上、修法や呪術等を習得することは当たり前 に大事な事であり、最初は私自身も「修法等を身に付けて、大勢の困っ ている人に手を差し伸べたい」と思っておりました。そして、その思い は今でも変わっておりません。 ただ、自己に鞭打ちながら修行を積み重ねていくと、嫌でも自己の醜い 姿や弱さに対面する日々であり、如何に「自己を見つめる」という事が 難しく、大事であるという事が身に沁みて見えてまいりました。 そして、自己の身体で覚えていかなければ、本物には成り得ないと実感 しております。
ところで在家信者T様、私の事を師僧などと思わないで下さい。 ここに居られる、先輩僧侶の方々と違い私など、まだまだ子供見たいな ものです。それに私自身、T様の書込みにより勉強させて頂いている身 ですのでT様と一緒です。 お互い頑張りましょう。
　　合唱

[315]一心 04/06/28 13:50 4Xv7yvp766N
合掌という字が違っていました。 失礼しました。
[316]在家信者Ｔ 04/06/28 20:19 dF47xSpbTaX
>>花の御寺様
さっそく豊山派宗務所へ問い合わせたところ 阿字観御本尊、月輪観御本尊合わせての頒布との事でした　が、 檀家には直接販売はなく菩提寺を通して下さいとのことでした。 阿字観の研修も檀信徒向けに月一のペースで行われているとの事です。 残念ながら本年度の教養講座には阿字観の講習は企画されてないそうです。
高野山金剛峯寺にも問い合わせたところ 空様の御提言通り月輪観掛け軸御本尊が豊山の丁度二倍の頒布価格でした。
菩提寺の先生の紹介で金剛峯寺の僧侶の方にも御縁があるので 阿字観の研修含めてしっかり上求菩提させて頂きます。
>>空様
前回ご紹介頂きました「阿字観瞑想入門」　山崎泰廣　春秋社　２００３年刊 手に入りましたので研修に入るまでの予習として勉強させて頂きます。 掛け軸御本尊が手に入りましたらこちらも研修に入るまでの期間、 「ある　感覚の芽生え」を感じられるよう読経を試みてみます。
頭の中でモヤモヤしていた問題がまた一つ解決出来ました。 ありがとうございました。
また 僧侶の方から書籍の紹介をして頂けると安心して読めます。 また何か身になるもの御座いましたらご紹介のほど よろしくお願い申し上げます。
在家の身でも日々精進ですね。 ありがとうございました。　　　　　　　　感謝
>>一心様 一心様は大欲を持って出家された方。 Tは以前小欲しかかけません。 決して同じ立場ではありません。 是非僧侶としての充実感お聞かせ下さい。 よろしくお願い申し上げます。　

[317]空 04/06/28 20:58 *IJeZYE8cTI0*ByYuJJpU3JI
在家信者Ｔ様
ご本尊の購入は、例の所は通販でも可能です。 掛け軸をかける台もセットで売っております。
密教瞑想は、ある程度、熟練者に聞いて実践したほうがよいのでありますが、 ところが、それも弊害がございます。
というのは指導者が本当に熟練者かどうかわからないからであります。
実践経験のない人がマニュアルを見て、本人が理解しないで教えている ケースが多くあるように思います。
悪く言えば詐欺ですね。
たとえ熟練者であっても、人それぞれやりやすい方法が違います。 固定した方法というものは存在しません。
私の場合、手を洗い口をすすいで、部屋を暗くして鍵をかけて、 室温も快適にして、始めます。
ご本尊だけ浮かび上がるようにライトを当てます。 （どのライトが良いのかはご自身で見つけてください） また、私とやりやすい方法がことなるかもしれませんし・・・。
私は夜、瞑想をするのですが、夜するときには、お香は一切たきません。 また、お経も声高に上げません。黙念です。 逆効果になる場合が多いからであります。 変なものが寄ってくるかもしれません。 読経する場合は早い夕方までであります。
あくまでも、私の流儀です。参考までの事であります。
読経は在家勤行で構いません。観音経などもお勧めです。

[318]空 04/06/28 21:01 *IJeZYE8cTI0*ByYuJJpU3JI
私は、瞑想は先の山崎先生の御本を参考にして、独習しました。 かなりの期間、施行錯誤して、修練した後に、阿字観の授業を何年か 受けました。
それで、感想は、「定からの抜け方さえ知っておれば安心」と言う事 であります。
また、結局、密教瞑想のやり方はすごく単純であります。 極端な話、御本尊の前に坐って１０分程度眺めているだけで構いません。
しかし、それでもやはり、ある程度理論を勉強しておかなければいけ ません。春秋社で出てます、本で山崎　師の著作の他に　 真言僧　中村　師の著作も良書であります。


[319]在家信者Ｔ 04/06/29 4:23 dF47xSpbTe6
空様　ありがとうございます。
>>３０２　愚僧様の書き込み頂きました「戒・定・慧」の三学 涅槃経の教学で学ばせて頂きましたが、山崎先生の本に記された内容は 解りやすく、細かく、丁寧に表されているので凄い発見をしたみたいでした。
今、自分自信で感じている事はなるべく早めに 修道カリキュラムの設定を強く感じている次第です。 総体的な学習をもって捉えていかなくては 阿字観が中途半端になる恐れがあるからです。
山崎先生の道場紹介で希望していた 高野山金剛峯寺での一泊研修（第一線の講師による特別講習）と 案内されていますがこれなら安心して講習受けられそうですね。
>>変なものが寄ってくるかもしれません。 >>「定からの抜け方さえ知っておれば安心」 充分気を付けて勉強させて頂きます。
ご紹介頂きました真言僧　中村師は 中村公隆先生でよろしいでしょうか？
ありがとうございました。
感謝

[320]空 04/06/30 19:51 *IJeZYE8cTI0*ByYuJJpU3JI
（第一線の講師による特別講習） 熟練のいい講師の人がいらっしゃいましたら、又、教えてください。

先生はよくよく講演をされていると聞きます。 講演等に参加されて、その合間に、自分で実践してみて不明な所をご質問 されても良いかもしれません。 講師の方がおっしゃる事と、また別の方法を示唆してくださ るかもしれません。


[321]空 04/06/30 20:08 *IJeZYE8cTI0*ByYuJJpU3JI
忙しい日常に追われ、せこせこ生きていたような気がする。 今までもそうだったのかもしれないが・・。
昨日、夕方、単車でとある交差点で停止していた。 ふと見上げると、前方には山なみが、その上には入道雲があり
この暑さと、山の緑を見てなんか、変な気分になった・・。 ああ・・錯覚したのだ・・。
暑さと　山の風景と　空と夕暮れの太陽　夏のにおい。
四国を思い出していたのだ・・。 巡礼中の夕方にはよくよく蜩がないていたね。
そういえば海にもどっぷり浸かったりもしたね。
夏の野宿は結構つらい・・。


[322]在家信者Ｔ 04/06/30 20:56 dF47xSpbToN
空様
五日間に渡るご指導ありがとうございました。
あとは実践あるのみ。しっかり精進させて頂きます。
合掌
[323]愚僧 04/07/01 0:43 KwBajAq0d0m
一心様。焦らず、ゆっくりと日々の修行をして下さい。 自己の良い部分・悪い部分、これすべてを受け入れて下さい。
人は誰でも普段の自分の良い部分しか見ていません。いや、 それしか記憶に残らないのです。また、それが自分だと錯覚する。 しかし、真の自己とは、決してそんな綺麗なものだけではありません。 生きて行く上では、誰もが実は煩悩の塊、醜いものなのです。 煩悩は、一般的に母親の臍の尾を切った時点から始まるとされています。
醜い自己、嫌いな自己から逃げ出さず、しっかりとそれらと向き合い それらが顕になった真意を観察し心の階梯をまた１つ進めて頂ければ と思います。
それから、出家致しますと、一般では俗世界とは完全に切れた世界の ように思われている方が多くおいでのようです。しかし実は、出家すれば 逆に俗世界との相互関係が余計に強くなる、強く感じる事になるのです。 修行を行うにしても、修行者もやはり生身の人間です。 食事はせねばなりません、その他の雑用もせねばなりません。 こうした普段の何気ない行為１つにしても、実はそれを支える 多くの俗世界の方々との依存関係無しには成立しないという事実も あるのです。ここでも大いに悩み苦しみます。
いずれにしましても、まずは、全てを受け入れる広い心。 真実から逃げ出さない勇気。そして日々全てのものに 対する感謝の気持ち。これが大切です。１つ１つ、今の 自分に出来る事から始めて下さい。
合掌


[324]愚僧 04/07/01 1:11 KwBajAq0d0m
在家信者T様。いつも、個別にお返事できなくて失礼を致しております。 在家でも、しっかりと日々の目標をもって精進されおりますと、 きっと、見えてくるものはございます。人みな仏。 瞑想で新たな視点の発見が出来ますよう祈っております。
雲様。人それぞれに、今の自分が出来る範囲で１つ１つの過程を 押さえて行けば、悟りの中でも「分証」は得ることが出来ると 私は思います。その為には、やはり心の階梯を進ませる事と 視点は大切だと思います。
悟りには、大きく分けて２つあるのです。 「分証」（ぶんしょう）。一分の悟りということです。在家でも 瞬間的に心中に生ずる仏の光明を示し、其の瞬間は仏の悟りを分有 しながら、次の瞬間には消え去る悟りの形。
「円証」（えんしょう）いわゆる仏の悟りと言われるもので、 　永遠に光明が永続するものです。
在家の方の場合、どうしても、聖職者・僧侶とは違い、そればかりに 専念出来ない部分もあるかと存じます。しかし、だからと言って 悟りが聖職者・僧侶のみに与えられた特権という訳では決してないのです。 仏の教えは万民に対して平等に与えられています。 ほんの少しの心の変化、視点の変化で、それは誰でも触れられるのです。 それに気付くか気付かないか、それだけの違いだと思います。 ここに来られる在家の方は、皆、その入り口に気付いた方ばかり。
一緒に精進して参りましょう。
合掌
[325]即 04/07/01 18:49 *0rQ2qatFMtT*d0VXWyueoeW
はじめまして。
このフォーラムを楽しませて頂いております。真言宗についてはまだ修学 し始めたばかりです。
愚僧さまへ質問です。
「分証」「円証」の区別はとても分かりすいですね。 その典拠はどこにあるのでしょうか？
また、”仏の光明”という記述がありますが、それはどのよう な光明のことなのでしょうか？
ご教示いただけたら幸いです。
[326]空 04/07/01 20:20 *IJeZYE8cTI0*9Df.2tprLJE
　　　　　　　即様　お気軽にどうぞ (´-`).｡ｏO(「分証」「円証・・・わしも知りたいです)　
得度して間もない時
昔かなり大変な状況の中、どうする事も出来ず ただただ、夜を徹して　観音経を読んでいた・・。（暗記してます） 終わる事のなさそうな過酷な作業をしながら、不断に唱えていた・・・。
何時間も経ち、もう殆んど諦めかけていた・・・。 己の業の深さよ・・。
ところが、しかし、
明け方　強烈な光明が心中に訪れた・・・。
一瞬のうちに空は晴れ渡り　暗雲は掻き消えた。
光明を見たのである・・。一瞬だけではあるが・・・。
しかし、１０秒ほどで余韻は消え去って、はるかかなたに帰って行った。


[327]愚僧 04/07/02 0:30 KBhWUDqbeVF
即様。「分証」「円証」の話は、『四教儀註』下本二十九に 詳しく出ております。
悟りの形については、昔、私が本格的な加行に入る前に、真言教学と 一緒に仏教学の基礎知識として師僧の猊下から教わった記憶があります。 最近の方は、学院や大学などでも習わない・教えないのでしょうか？ （戦前は師僧より基礎知識として、色々と皆教わったものです）
光明の件についてもご質問のようですが、 戒・定・慧の「三学」をしっかり押さえ、 其の中の「慧学」を経験されると見えてくるものであると言えます。 ただ、悲しいかな私も悪戯に老いを重ねるだけで、未だに到っていない 愚僧です。円証が得られるように修行の日々です。
もうかれこれ五十数年、住職をしておりますが、いけませんね。 長生きすると恥多しです。
合掌
[328]在家信者Ｔ 04/07/02 5:58 td2gpDpbTCT
愚僧様　御心遣いありがとうございます。
「一切衆生悉有仏性」
お互いが相手の心に宿るみ仏を感じお互いを拝む。 お互いの仏性が共鳴し自然に手を合わせる事ができる。 信仰生活において相手に対し手を合わせる事はとても尊い事ではと感じています。
在家でなくては出来ないこと、出家しなくては出来ないこと、 修行を通じてその段階、段階で環境も変わるだろうし 習得するモノも向上していくと思われます。 自己の心の器を広げ、菩提心を磨き、仏性が輝けるよう日々取り組ませて頂く その覚悟でいるのですが・・・。
分証と円証 勉強しなくてはいけない課題が増えました(^○^)
ありがとうございます。
合掌
[329]青３ 04/07/02 7:01 TmAT/uw6wd0
「ノウボウサダルマブンタリカソタラン」 このマントラの効力はどうでしょうか？真言僧の方々
[330]山寺 04/07/02 9:19 tm4EJvppcgW
＞「ノウボウサダルマブンタリカソタラン」
「南無妙法蓮華経」まあ法華経のお題目と言うことになりましょうか。 真言宗では題目にノウボウを入れないですね。
八葉の蓮華の中に座していて、中央を入れて九体になる 「妙法蓮華経」の梵題を現す九つの文字は、諸仏の文字で示した真言です。
＞このマントラの効力
↑は唱える方の心にあるのではないでしょうか。
[331]青３ 04/07/02 11:07 TmAT/uw6wd0
山寺様 ＞八葉の蓮華の中に座していて、中央を入れて九体になる 　「妙法蓮華経」の梵題を現す９つの文字は、諸仏の文字で示した 　真言です。 がよく分かりません。シローとなのでよければご教示下さい。
[332]一心 04/07/02 12:33 mQUaq7p76uL
愚僧様 励ましのお言葉有難う御座います。とにかく｢自己を見つめる｣という 事は大事であり、難しい事ではありますが、実践の中から何かしら の、自分なりの答えを探して行こうと思います。本当にいつもご教示 いただき有難う御座います。
ところで先日、高野山真言宗・九州ブロック研修会に参加させて頂い たのですが、その際ホテルのロビーに大きなピアノがあり、自動演奏 により音色が流れていたのですが、その音色を聞きながら、突然 老師が｢無人で演奏するピアノと、原点に返ろうとするあなたでは、 どちらが本物だろうか・・・｣と私の方に投げかけてきました。 そして私が答えに躊躇していると｢一見人が弾いていないピアノは心 が無いと思いがちだが、そうではない！　そこにはこの機械を作った 職人の心が少なからずある。しかしまだ深く掘り下げて考えると２つの 違いは知恵と智慧の差だ・・・分かるか・・・・｣と老師の一言であり ました。
愚僧様が言われております｢広い心、日々全ての物に感謝する気持ち｣ 言葉の表現は違いますが、核心は全く同じ事を言われております。
改めて大切な事を教えて頂いているんだ・・・忘れずに胸中に受け止め ておきたいと思います。ありがとうございました。
　合掌


[333]山寺 04/07/02 13:37 tm4EJvppcgW
青３様 ＞９つの文字は、諸仏の文字で示した真言です。
サ・ダ・ルマ・ブ・ンダ・リ・カ・ソ・タラン
九仏とは、中央に大日如来、 東に阿しゅく仏、南に宝生仏、西に無量寿仏、北に天鼓雷音仏、 南東に普賢菩薩、南西に文殊菩薩、北西に観音菩薩、北東に弥勒菩薩、
となります。


[334]即 04/07/03 12:46 *0rQ2qatFMtT*qEVM/2vpVGr
愚僧さま
貴重なご教示ありがとう御座います。
『四教儀註』下本二十九につきましては、追々拝読させて頂きたく存じます。 いかんせん真言密教は全くの初学なので、。
”仏”の光明の件ですが、
＞戒・定・慧の「三学」をしっかり押さえ、 ＞其の中の「慧学」を経験されると見えてくるもの
とありますが、”仏の光明”は”定学”の三昧にて経験する光明とはどこが異なる のでしょうか？


[335]ブルースリー 04/07/03 19:09 aeP5vIp/x0I
青３おちょくりはいかんね。
[336]青３ 04/07/03 21:49 TmAT/uw6wd0
↑おお御小！！あなたのファンでつ
[337]愚僧 04/07/03 22:50 KBhWUDqlceS
即様。簡単に述べますと、各修行階梯の違いから出てくる 問題です。 確かにご指摘の定学においても、光明は経験できると言えます。 しかし、そこでの話は、禅定・心身の制御によるもの。 慧学は、さらにこの階梯を進めた視点からの経験なのです。
前にも書き込みましたが、仏教が「迷いを転じて悟りを開く」 （転迷開悟）あるいは、「識を転じて智を得る」（転識得智） ことを目指す宗教である以上、迷を見つめ識を明らかにする 「心」の修練である「定」の考察・観察が必要となってきます。 そのため、「慧」学とは「観の行」・「観察の修行」と言えます。 また、これは定学を進めた形であり、そこで得られる光明とは 定学の視点では得られない部分を補っていると言えましょう。
いずれにしましても、各修行階梯を押さえて行くことによって 少しずつですが経験し、新たな視点が開ける事によって、 完全な悟りの光明の形が見えて来るようになるという事です。 いつも悪文で失礼しています。 ご理解頂けたでしょうか？
合掌
[338]即 04/07/04 10:38 *0rQ2qatFMtT*d0VXWyueog4
愚僧様
いつもご教示ありがとうございます。
定・慧がそれぞれ止･観に対応していて、前者が後者の土台になることは 通仏教的な基礎となるポイントですので、もう少し質問させていただきます。
もちろん越三昧耶にならない範囲で構いませんが、真言密教においては
具体的にどのような状態を”定”といい、
具体的にどのようにして"定”から"定の考察・観察”＝”慧学” に進入するのでしょうか？


[339]こあら 04/07/04 16:59 YUnx6upJXEs
私と愛について語り合いましょう。
[340]空 04/07/04 17:13 *IJeZYE8cTI0*9Df.2tpsLS.
（　´∀｀）つt[] 　飲み物どーぞー
[341]愚僧 04/07/05 1:07 KBhWUDqJnHv
即様。 学の無い、私は愚僧ですので、どこまで即様のご質問に添う事が出来るか分かりませんが、私の思う範囲を 書かせて頂きたく存じます。「定」の状態ですが、 「もし自心を知るは即ち仏心を知るなり。仏心を知るは即ち 衆生の心を知るなり。三心平等なりと知るを即ち大覚と名づく」 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（「性霊集」巻第九） という内容が一番、一般の方にも分かり易いのではないでしょうか。つまり、自らの心の本源は限りない光にみちています。この光を 「定」の修行視点から眺め制御てみると、自心の本源に仏心を見出し、さらに仏心において人々の全ての心を発見することになります。 また、この「定」から「慧」への階梯発展については、 「痛狂は酔はざるを笑い、酷睡は覚者を嘲る」 　　　　　　　　　　　　　　　（「般若心経秘鍵」） という喩えが分かり易いかも知れません。つまり、お大師さまは、「慧」観察・考察を密眼を持って見よと されているのです。むろん密眼とは密教の眼のことです。これは、深い根源的な自覚に基づくところの光りの眼です。 ただ、この密眼は一長一短に出来るものでもありません。この視点を得る為には、高層の建物を昇るが如く１つ１つの 階梯を押さえて行かなくてなりません。毎回私の説明が悪くて申し訳ないのですが、其の為、先の 「定」の中には表現上では簡単に書きましたが、より高度なこうした階梯へ向かう為の視点が求められる事となります。 また、こうした点について、もっと一般にも分かるように書きますと、実際の人間とは、普段は、例えると、御酒を呑んで 本心を失った時には、自らを正しいと思い、酔わない者を本物ではないと決め付けているようなものであるのも確かなのです。 其の為、なかなか自己の眼から抜け出せない。このような視点の呪縛から開放された時に、 初めて「慧」への階段を昇り始めるという事になります。
本当に毎回、悪文で失礼致しております。 これでご理解頂けたでしょうか？ それから、即様は学問上での、この一連の話について 本当は、よくご存知なのではありませんか？ 少し文面から気になったもので。
合掌

[342]愚僧 04/07/05 1:11 KBhWUDqJnHv
上の文面を初めて音声入力で書き込んだのですが、 読みづらい形で表示されてしまい、失礼致しております。 何分、老人なものですからお許し下さい。
合掌
[343]即 04/07/05 14:31 *0rQ2qatFMtT*XLNN9ppbTEp
愚僧さま
いつもながら誠にありがとうございます。
私は在家の身で気ままに仏教を学んできましたが、 真言宗の教えに関しては全くの初学なので、とても興味深くご返信を拝読させて いただきました。
定・慧について質問している理由は、愚僧さまが以前投稿されていたように、慧学こそが仏教と他の諸宗教を 分ける肝心要の分水嶺なのに、ここでも紹介された山崎泰廣さんの著作などを読む 限り、どうも定・慧について明確で無く、単なる”定”の三昧（としか私には思えない）ことを、あたかも究極的な境地の体験 のように記述していることに疑を抱いたので、伝統的な真言密を長期に渡って 真摯に追究されてきた愚僧さまのご意見を伺いたかったのです。
＞自らの心の本源は限りない光にみちています。・・自心の本源に仏心を見出し・・
さらに質問させていただきます。
”定学”においても、”限りない光にみちた”次元へ没入いたします。それも 四色界禅から四無色界禅へと進むにつれて、一段と深まっていきます。
ヒンズーのヨーギの中には、その中なのいづれかの境地を梵我一如、真我、心の本源 と教えている方もいらっしゃいます。
もう一度質問させていただきたいのですが、、愚僧さまの 仰る”仏の光明”あるいは”完全な悟りの光明”と、この”定学”の三昧にて経験する光明 とはどこが異なる のでしょうか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　九　拝


[344]愚僧 04/07/06 1:08 KBhWUDqBsXK
即様。かなり仏教についてご研究されているご様子ですね。 私の表現した光明と、定学の光明の違いについて、ご質問。 今日は少し、また、表現を変えて書いてみたいと思います。
今、ここに５０階建ての高層の建物があるとします。 ある人は、４９階のフロアの窓から外界を眺めて、どんなものか 知ったと言います。また、ある人は同じ建物の屋上から３６０度、 外界を眺めて、同じようにどんなものか知ったと言います。 この両者の見たものは共に外界であることに変わりはありません。 しかし、両者の得たものには大きな違いがあることも指摘する事が できます。それは場の違い・視点の違いから来る深みだと言えましょう。 つまり、窓から見た人物は自分の得た外界を最高の景色だとし、 これが全てだとする。其の為、そこに留まる者も少なくはありません。 だが、よくよく先の結果を冷静に突き詰めて行けば、実はそれが窓と言う 一側面から見た景色・知識に過ぎない事にも気付くのです。 対して、屋上からみた人物の場合、３６０度を見渡した上での景色・知識 から外界というものを得る訳です。そこには窓という枠は存在しなくなり ます。 では、ここまでの話に光明の表現を代入致しますと、４９階が「定」、 屋上を「慧」とする事が出来るかと思います。ともなると共に見ている、 得た、外界が光明ということになりましょう。 すると、光明は光明として同じものとして存在することになります。 しかし、その繊細な光明の違いは、先に述べた視点の違いが大きいので ございます。すなわち、この明確な違いを知ろうとすれば、単なる言葉 だけでなく、何よりも今の自己の階梯から抜け出し、新たな視点を経験 する必要が出てくる訳です。其の為、真言密教においては、常に高い 階梯が修行過程において求められ、設定されている訳なのです。


[345]愚僧 04/07/06 1:27 KBhWUDqBsXK
すいません。書き込んでおりましたら、途中で送信されて しまったようで・・・。
いずれにしましても、ある側面では得ているものは同じだと 言えます。ただ、其の先に気付くか否か、この違いで深さは 変わってくると思います。
この辺の話について、もっと学問的に知りたい・研究されたい場合は、 古い文献で申し訳ないのですが、
『真言哲学』　小野藤太著　藤井文政堂 『弘法大師の思想と宗教』　神林隆浄著　大東出版
などの博士が書かれた本を一度読まれると良いかも知れません。
いつも説明不足・悪文ばかりで申し訳なく思っております。 さらなるご研究の発展をお祈りしております。 合掌


[346]即 04/07/06 9:54 *0rQ2qatFMtT*NUJq3GprvwZ
愚僧さま
無礼を省みずに正直申しまますと・・
ご返答そのものもさることながら、老師（と呼ばせて頂きます）の広く柔らかい御心に至極敬服いたしました。
ご紹介いただいた２冊もいづれ拝読させていただきたいと存じます。
ご縁・機会に恵まれましたら、一度老師のお寺に参詣させていただきたい故、
もし宜しかったら、下記へご住所等をemail頂けたら幸甚です。
akaruitaiyou@excite.co.jp
　　　　　　　　　　　　　　　　　　九　拝


[347]愚僧 04/07/06 11:10 KBhWUDqlsW6
即様。お気持ちは、ありがたく頂戴致しました。 しかし、私は、まだまだ悪戯に老いを重ねるだけで 何も到っていない、未だ日々精進する身でございます。
もし、そうした参拝のお気持ちがおありでしたら、 私を真言僧として育てくれた、全ての真言僧の師でもある お大師さまへお参り頂けたらと思います。 お大師さまに比べると、私は足元にも及ばない存在です。
お許しください。
また、この場で楽しく語り合えたら幸いです。 お勉強・ご研究の発展をお祈り致しております。
合掌
[348]在家信者Ｔ 04/07/06 16:14 td2gpDpbT7d
一心様　お元気ですか？
私の方はようやく菩提寺の先生とお会いする事ができ 六時間もかけて色々なお話を頂く事が出来ました。
阿字観の勉強の件で相談させて頂くと 「阿字（梵字）を一万返書いてみなさいな」と 先生から宿題を出されました。 「雑念が湧いてきたらそこが修行の始まりだからね」 「その雑念を気持ちよくさせる事ができたらねぇ〜」 「形から入る事はとても大切だけど外に求めるのではなく 　内から入る方が解りやすいかもしれないよ・・・・。」と頂きました。 その後、先生はご自分で彫られた阿字観本尊（本当立派でした）を持ってこられて 修行当時のお話をニコニコしながら語ってくれました。
阿字一万返書写頑張って取り組んでみます！
[349]即 04/07/06 17:53 d0VXWyu7hgJ
愚僧老師
こちらこそ突然の不躾なお願い大変失礼いたしました。
では、ご好意に甘えさせて頂きもう少し質問続けさせていただきます。

愚僧老師の 仰る”仏の光明”あるいは”完全な悟りの光明”と顕教で説かれる”涅槃” は同じ境地でしょうか？異なるでしょうか？
[350]即 04/07/06 17:55 *0rQ2qatFMtT*d0VXWyu7hgJ
↑はクリプトノモトを省略してしまいましたが、*0rQ2qatFMtT*と同一人物です。
[351]愚僧 04/07/07 1:11 KBhWUDqlcwj
即様。 涅槃についてのご質問ですね。実は、専門的に「涅槃」の形を眺めてみますと、 一般的には大きく３つの形があるのです。
１、死による涅槃（無住処涅槃：むじゅうしょねはん） ２、生前の涅槃（有余依涅槃：うよえねはん） ３、完全な涅槃（無余依涅槃：むよえねはん）
これによると、１は、大乗仏教の採る立場。２は、小乗仏教の採る立場。 ３は、釈尊が菩提樹の元で得た涅槃となります。この流れから答えをさせて頂くと、顕教における涅槃は、死による 涅槃を「灰身滅智」（けしんめっち）の完全なものとする大乗の立場を採っている他、この境地は釈尊のみではなく、万民に得る 事が出来るとしている点で、１の「無住処涅槃」という事になります。 また、密教における「涅槃」の形を考えてみますと、１と２の問題が全て無くなった、釈尊の得た３の涅槃と重なる部分があることは否定 できません。つまり、真言密教においては、常に高い階梯を修行過程において 求める・設定していると前に述べたと思います。これによって１つ１つの階梯を昇る・押さえて行くと、 仏とは何ら特殊な存在を呼ぶのではなく、我々の心中にある一片の真実を求める心（菩提心）に仏、あるいは涅槃が存在する事に 至るのです。これを「自性清浄涅槃」（じしょうしょうじょうねはん）と言います。 また、この意味する内容とは、我々の心中の本性（自性）は、清浄なものであり、これこそが涅槃であるとなるのです。 ただ、このように書くのは容易いのですが、実際に経験するとなると、いずれの涅槃も、なかなか得がたいものであることはご理解頂けると 思います。また、それなりに精進が必要となってきましょう。それから、光明が見えるという点では、どの立場でも涅槃に近づいて いる証拠なのです。顕教・密教共に修行の過程を無視しては、これらは得られません。 このような事ですが、ご理解いただけましたでしょうか？


[352]即 04/07/07 10:56 *0rQ2qatFMtT*qEVM/2vBDa/
愚僧老師
いつもながらありがとうございます。
無住処涅槃、有余依涅槃、無余依涅槃の３つの区別はとても馴染み深いのですが、どうも私の理解と老師の説明が合わないのと、自性清浄心とう言葉は馴染み深くとも"自性清浄涅槃"という言葉には疎いので、仏教語大辞典・中村元著を調べると、この４つの区分けは「成唯識論」に出ているそうなので、さっそく検索しました。
------------------------------------------- （前略） 涅槃の義の別なることに、略して四種有り。
一には本来自性清浄涅槃。謂く、一切法の相たる真如の理なり。客染有りと雖、而も本より性浄し。無数量の微妙の功徳を具せり。生も無く滅も無く、湛めること虚空の若し。一切の有情に、平等に共に有なり。一切の法と、一にもあらず異にもあらず。一切の相と、一切の分別とを離れたり。尋思の路絶えたり。名言に道断へたり。唯真の聖者のみ自ら内に証する所なり。其の性、本寂なり。故に涅槃と名く。
〈十・10〉
　二には有余依涅槃。謂く、即ち真如が煩悩障を出でたるなり。微苦の所依有つて、未だ滅せずと雖、而も障を永寂したり、故に涅槃と名く。
　三には無余依涅槃。謂く、即ち真如の生死の苦を出でたるなり。煩悩を既に尽し、余依をも亦滅して衆苦を永寂したり、故に涅槃と名く。
　四には無住処涅槃。謂く、即ち真如の所知障を出でたるなり。大悲と般若とに常に輔翼せらる。斯に由つて生死にも涅槃にも住せずして、有情を利楽すること、未来際を窮む。用は、而も常寂なり。故に涅槃と名く。
　一切の有情には皆初の一のみ有り。二乗に無学には前の三有る容し。唯だ我が世尊のみに四を具すと言ふ可し。 　如何ぞ善逝に有余依有りや。実の依は無しと雖、而も現じて有るに似れり。或は苦の依尽せるをもつて、無余依と説く。非苦の依在るをもつて、有余依と説く。是の故に世尊には、四を具すと言ふ可し。 （後略） ---------------------------------------------
www4.justnet.ne.jp/~myogo/shiki5.htm （こちらで画面に表示されなければ、下記）
http://www.google.co.jp/search?q=cache:4Vqw9Wese3k...
無住処涅槃、有余依涅槃、無余依涅槃の３つにつては、上記の説明こそが法相宗に限らず一般的だと思いますが、いかがでしょうか？
”自性清浄涅槃”の説明について老師との違いは、前者は理論的・因の立場からの説明で、後者は実践的・果の立場からの説明なのですが、真言密では老師のような解説が一般的なのでしょうか？

また、あらためて問わせて頂きます。老師のおっしゃる”仏の光明”あるいは”完全な悟りの光明”と顕教で説かれる”涅槃” はどこが異なるのでございましょうか？
　　　　　　　　　　　　　九拝
[353]一心 04/07/07 11:36 mQUaq7p/xBg
在家信者T様
｢阿字｣一万返ですか・・・良いことだと思います。
家族や会社など社会に貢献されている方が、仏道の生活を求めようと 思いましてもなかなか簡単に出来ないのが現実です。
それに、大半の人はお金や目に見える目先の事には汗を流し体を動か しますが、お金にならず、目にみえない物には見向きもせず関心さえ 示しません。
しかし、そんな中であっても仏様のお心に常に触れていたいと思う心 には頭が下がる思いが致します。
ご存知だと思いますが、教えには、社会や家庭の中にいても普段の 生活をしながらでも仏様のお心に接していることが出来る教えが説か れております。
それに、常に仏様のお心と接していたいという心を忘れずに持つこと が出来る精神が何より大事であり、T様のようにこれが出来ますと特に 何が無くとも仏様(発菩提心・三摩耶心)を宿していると言われており ます。
阿字一万返、どうか達成して下さい。そして、一万返達成した後も 続ける事によって本物にして下さい・・・(私自身にも言い聞かせて いる・笑)
それでは、益々精進される事を願い、失礼致します。
追伸・・機会があれば私の修行内容を記載させていただきます。(誰も 興味ないかな・・・・笑)
[354]一心 04/07/07 13:43 mQUaq7p/xBg
即様
愚僧様との議論に未熟な私が横から口を挟むのは失礼ではありますが もうその辺でおやめになっては如何でしょうか。 即様が投げかけておられます「仏の光明、完全な仏の光明と涅槃は どこが異だなるのか・・？」
愚僧様は例を持って示されておりますし、修行の過程を無視しては 得ることは出来ないとはっきり仰っております。
かなり話はそれますが、私は修行の一貫として肉を口に致しません。 普通一般的に頭の中だけで考えて見ますと、肉を食べない事など容易 い事のように思いますが、この俗社会に身を置きながら当たり前の事 簡単な事・・を一貫するという事は、すごく難しい事だという事が見え てまいりました。 肉を食べないという事を如何に理論ずけようとも、難しい言葉で頭の中 だけで学ぼうとも肉を口にしない本当の姿は、肉を口にしない人(実践) でしか見えてこないのではないでしょうか。
私は未熟うえに肉という幼稚な例をあげましたが、全てにおいて共通し て言えることではないでしょうか・・と思いますし、本当の姿(真理)は 最終的にそんな目の前にある小さな事柄や当たり前の事を積み重ねて行 くということから一本の線として繋がって行くのではないでしょうか。
愚僧様、横から口を挟むご無礼をどうかお許し下さい。私が素直に感じ た事を書いてしまいました。　お叱りをうけるかな・・・・
[355]愚僧 04/07/07 14:29 KBhWUDqlsdO
即様。よくご研究されていますね。 私は中村博士を始めとする、博士・学者さんではありませんので、一般の方に説明する時は、相手の段階に応じて出来るだけ、自分の 言葉で伝えるようにしております。しかしながら、学の無い私の事です。表現がおかしかったり、解釈上 相手に誤解をまねかねる事も、しばしばございます。その点はご容赦頂きたく存じます。（笑） また、今回の文面で思ったのですが、即様は、先に質問の答えをある程度、予想・知った上で聞かれているのではありませんか？ それから、誤解されるといけませんので、書いておきますが、私の書く答えが、真言宗の代表という訳では決してありません。 研究されている博士や諸師にあっては、私と違う表現、説明方法を採られる方も多くございます。（笑） それから、光明と涅槃のご質問を何度かされていますが、今度は、即様自身が「仏の光明」・「完全な悟りの光明」と顕教の涅槃について、今、 どのように考えておられるのか、また、どの点が疑問なのか、文献の内容の写しからの質問ではなく、自分の言葉で教えて頂きたく存じます。 というのは、このように原典などの文献をそのまま質問に使われますと、自然と原典文献の質問に別の原典文献から転写して答えるという事態を 招きかねません。そうなれば、これは単なる辞書・原典からの専門用語遊びに終始してしまいます。 原典文献の言葉は確かに的を得ています。しかし、内容を知るという事と単語を増やすということは 明らかに違うのです。内容を知ろうとすれば、やはり書かれている事柄の裏にある 経験を知らねばなりません。文献の経験を汲み取るという事は、自分の今出来る範囲での 自身の言葉に置き換えて出すという事に繋がります。


[356]愚僧 04/07/07 14:56 KBhWUDqlsdO
仏教学・密教学と確かに学問分野での研究領域は存在致します。 しかし、それ以前に、これらが宗教である、人々の心の拠り所である 点も忘れては欲しくないのです。学問分野では、文献の講読などから、用語について 無味・無機質に議論が展開されます。客観的に論じられる事が必要とされています。 私はそうした事よりも、ここでは宗教的側面として経験を大切にして行きたいのです。 私も至ってはおりませんが、少なくとも経験を無視した用語だけの議論だけは 避けたいと考えております。（もし、用語だけならばそれは、対話するよりも 辞書だけでたりるのです）お互いが表面的用語を得るのではなく、お互いの 実際の今の生活の中に如何に、こうした教えの経験を生かしていけるか、応用できるか 考えていける事が大切だと思います。釈尊も人々に教えを説くにあたり、多くの 経験から来る喩えや表現を使用されています。 理論だけが仏の教えを知る手立てではありません。経験も必要なのです。 その点、ご理解頂いた上で、即様の言葉でお聞かせ下さい。 よろしくお願い申し上げます。 合掌
[357]愚僧 04/07/07 15:07 KBhWUDqlsdO
音声入力を一部取り入れたのですが、やはり、私の動作が遅いので 間に、一心様が書き込みをされたようで・・・・。（笑）
どんな事柄についても、それを本当に理解しているか否かは 自己の今の経験に照らしての喩えが出るか、出ないかである程度分かるものです。 ささいな表現でも、それが出れば、確実に修行は進んでいる証拠と言えましょう。 一心様、頑張って居られるご様子で、良かったです。
合掌

[358]愚僧 04/07/07 23:38 KBhWUDqlsH9
即様。では、もう一度、違った喩えで説明してみたいと思います。 下記に書きましたのは、大まかな人が生まれ修行に入り、悟り・涅槃に至るまでの修行階梯 の流れです。
屋上・・・人知を越えた領域＝全てを悟った世界。（仏陀・秘蔵） 四階・・・空を観る領域（大乗） 三階・・・無我を知る領域（小乗） 二階・・・自己形成の領域（日常） 一階・・・無意識の領域（幼児）
この建物の喩えからしますと、屋上の人知を越えた領域が、「無余依涅槃」 「自性清浄涅槃」となります。つまり、ここに於ける仏の光明・完全な悟りの 光明とは、顕密ともに同じものだと言えましょう。しかしながら、同じ光明でありながら違う点を指摘せよと言われるので あれば、それは、こうした光明の能説教主が違っている点となります。すなわち、顕教は応化仏たる釈尊の説。密教は法身仏たる大日如来の説なの です。これによって眺めてみると、顕教の教主は応身または化身。密教の教主は法身となります。もっと書きますと、応化仏たる釈尊が機根の浅深に 応じて説かれた方便の教えが顕教であります。また、これに対して、法身仏たる大日如来が機根の如何を問わず方便をからずして如来自証の境界をありのままに 開説されたのが密教なのです。一般的に顕教では法身は真如または法の人格化であって、それは無色にして 無形、従って説法はしないとされています。しかしながら、密教では、これに対して法身は色もあり形もあり、従って説法ありと主張します。この点についてはお大師さまも「顕学の智人、皆法身説法せずという。この 義然らず、顕密ニ教の差別此の如し。審かに察し、審かに察せよ」（「ニ教論」巻下）と述べられています。 よって涅槃・悟りとして最終的に得るものは同じであっても、顕密では其の途中の過程において採る手法・修行が違うだけなのです。

[359]愚僧 04/07/08 0:07 KBhWUDqlsH9
即様。上に書いたような答え方で、ご理解頂けたでしょうか？ 学問的・用語的に追求していくならば、この説明では、穴だらけである 事は私が一番承知致しております。まだまだ複雑な問題や用語も出てきます。 枝葉分かれもしてきます。 しかしながら、そうした複雑な教学の部分を如何に要点だけを押さえ 一般の方にも分かり易いように答えとして書くか、何時も悩んでいるのでございます。 皆が皆に以心伝心できれば良いのですが、なかなかそうは行きません。 また、悪戯に必要以上の原典からの引用を致しますと、先にも書いたように 言葉遊びで終わってしまう可能性も否定出来ません。 つまり、知っている用語だけが増えて、肝心な先人の貴重な経験が無視 されかねないのです。用語を多く書けばそれだけ、偉くなった気分・ 分かったような気分になりますが、何度も書きますが、本当に原典の 意を汲むという事は、ある程度、自己においてもその内容が身近な ものに喩えられないと、分かったことにはならないと私は思っています。 用語によるだけの質問では何時まで経っても、真の意を得ることは出来ません。 ちょっとそうした危険性を何度かの質問の中から感じたので、色々と私、今日、書き込みました。 即様には、ご縁あって知り合ったのですから、本当の意味で経典の意を汲んで頂きたい思ったので長々と 書かせて頂きました。悪意はございませんので、ご理解くださいね。 今後の即様のご発展をお祈り申し上げます。
合掌


[360]即 04/07/08 1:07 *scMkUaKIHQY*XLNN9ppZZ8Z
まず始めに一心さま
お心づかい有難く頂戴しておきます。と同時に不快感を与えてしまった事をお詫びさせて頂きます。
私とて絵に描いた餅では腹が膨れぬ事は重重承知です。
実は、「346」の投稿を読んで頂ければ分かるように、私もここで愚僧様との言葉の交流をやめようと思っていました。直接その姿を拝すれば、多言を要さずとも、ただちにその人物とその言わんとすることが推して量れますから。ですが、なにぶんこちらの福分たりぬため、お目度通しを許されませんでした。それでお言葉に甘えてつい調子にのって無駄口を叩いていたかもしれませんね。
私は、何度も申し上げるように、日本の真言密教についてはまったくの初学者です。十住心論・秘蔵宝鑰、即身成仏義などを”斜め読み”したり、慈雲尊者の法語集、現代の高野の僧侶の書かれた入門書などをかじった程度です。
ただしチベット密教の基礎的修行はチベットの師僧の元で満行させていただき、また上座部仏教国にては完全な比丘戒に準じた形で、長期間の厳格な瞑想修行をさせていただきました。それらに前後して基礎的な教相も学ばせて頂きました。生来三毒が強いので、なかなか修行・学問は深まりませんが、気ままにマイペースで楽しんで仏道を歩んでおります。
修行の心要は実は坐と坐の間にあると同時に、大切なのは量ではなく質であることは仏の求道には周知の事実です。しかしながら、ある真言宗の僧侶が、自著の中で御自身の行じた虚空藏菩薩求聞持法が何かとても過酷な行であるかのように記述しているのを読んで、とても驚いたことがあります。よもやそのような真言僧ばかりとも思いたくありませんし、虚空藏菩薩求聞持法じたいの尊さはとても感じましたが、はっきり申し上げて・・どこが大変なんだろうか？千日に渡る隠棲修行を形式的だけでなく、実質的な結果・悉地をともなって成就しなければ一人前と認められないチベットの行者たち（ゴロゴロいらっしゃいます）が聞いたら笑うよ、と思ってしまったことがあったことは、懺悔とともに告白させていただきます。
チベット密教と上座部仏教は、様々な点で大きな隔たりがあります。しかしながら、外国人や現地の素人相手の場合を除いて、本格的に学ぶに派、どちらも聞･思･修の過程をとても重要視いたします。つまり最初に仏教の基礎の正しい理解を仕込みます。デタラメな方を除いて、学問をほとんどせず、何年･何十年と篭る修行専門の行者・ヨーギでも、涅槃のような基礎用語の説明を間違えることなど聞いた事がありません。有名な大ヨーギで１０万ともいわれる道歌を残されたミラレパ尊者の歌を読むと、深い経験に基づいたご自身の分かりやすいお言葉をつかっていらっしゃるのですが、顕密の教相に照らしても、間違えなど見たことありませんし、それを指摘する声も聞いた事もありません。それを間違えるようだったら、あのチベット仏教圏であのような尊崇も受ける訳もないでしょう。
そのミラレパ尊者のように、日々の師弟関係の”極めて特殊な環境”の中で、通常の過程を経ずして弟子が熟成さられていくケースもありますが、それはとても特殊です。化身活仏として生まれ、十歳にも満たない幼少のころから他の高僧の転生先の場所･名前を明示なさるなど世間・出世間の大神通力を持つ偉大な方は現在でもチベット仏教圏には何名もいらっしゃいますが、そのような方々でさえ、というよりそのような方々であればあるほど、教相の大切さを強調なさっていらっしゃいます。

[361]即 04/07/08 1:07 *scMkUaKIHQY*XLNN9ppZZ8Z
チベット仏教と上座部仏教に触れる前は、ヨーガと坐禅も少しかじっておりましたが、その時の自分がこの度の自分の愚僧様とのやり取りを読んだら、恐らく「不立文字。ただ実践あるのみ。言葉なんて何の役もたたんのみ、なんて無駄な事をしてる馬鹿なやつだ」と思っていたでしょう。ヨーガや禅宗じたいがそのような傾向がありますし、過去の禅宗の古仏たちにが一気に大悟した伝記も大好きでしたし（笑）。
しかしその禅師にたいしては、今はずっと慎重になっております。チベット仏教や上座部仏教のような教相が徹底してないゆえに、途上の境界を大悟徹底と勘違いされているのではないか？思ってしまうことがあります。
先の慈雲尊者にして「予、諸々の禅宗の録において唯だ臨済の一巻をとるのみ。・・・・・・爾余は片玉ありと雖も多く土塊を雑う。予、ここにおいてこの一部をとるのみ。」というお言葉を残されていらっしゃいます。さすがにこれには、そこまで言うか？という驚きましたが・・
ついでながら、尊者は当時の真言宗の僧侶たちに言及して”近頃には外道の非想非非想処の禅定（無色界の最も高い禅定）にすら達する者がほとんどいない”という趣旨のお言葉を法話集にのこしております。（手元に無いので、正確な典拠を出せずにすいません）。
まあ、あまり長くだらだら書いてもしょうがないし、一心様と議論するつもりは毛頭ないのでここでやめさせていただきます。
[362]即 04/07/08 1:08 *scMkUaKIHQY*XLNN9ppZZ8Z
愚僧老師
私の相手にお時間割いていただき誠にかたじけ無くも有難く存じます。
ですがこの度の老師のご返答内容には正直言って？が生じております。よもやご気分を害されたのでなければいいのですが、、。
少し話しを整理させていただきます。
老師のこれまでのご説明の仕方から、チベットのラマたちと全く異なって、仏教用語に対してとても大らかな使い方をなさることは自明でしたので、私は敢えて単純に”涅槃”という一語に絞って老師の考える真言密教における”仏の光明”との対比を期待していたのです。おそらく、もしそれまで通りの大らかな説明でも十分楽しませて頂いたでしょう。
しかしながら、それに対して、老師は　”専門的に「涅槃」の形を眺めてみますと、 一般的には大きく３つの形があるのです。 ”　と切り出されました。
とこれがその”専門性”と”一般性”が、私の知るものと異なっていたし、自性清浄涅槃という言葉には疎かったし、真言密教内での捉えられ方にも疎かったので、まず辞書に当たったり検索して、その典拠を挙げることによって、議題の整理をしようと思ったのです。なぜなら議題について最低限の共通の理解がなければ議論が全くかみ合わなくなってしまうからです。
ところが、それに対して老師は、残念ながら、正面からきっちりと回答なさらないばかりか、議論の筋道を通さずに、突然こちらに発言を要求なさいました。これでは、こちらもご対応するのは難しいと言わざるを得ません。まあ、そのことを今申しても致し方ないのかもしれませんが、、。

[363]即 04/07/08 1:10 *scMkUaKIHQY*XLNN9ppZZ8Z
最後に・・・
専門用語をご自分のご経験に照らしてご自分のお言葉で、しかも相手に分かりやすいようになさっている、愚僧老師のご努力には随喜しております。
慈雲尊者の法語集や、密教から禅に転じた夢窓国師の夢中問答集などは、まさにその良き先例となる日本に置ける珠玉の法話集ではないか？と勝手に思っております。そのどちらも、仏教用語の定義からは決して逸脱することなく、縦横無尽に分かりやすいお言葉を使っていらっしゃり、すこし毛並みの異なるチベット仏教・上座部仏教を学んできた私の目から見ても、全く違和感を感じさせず感動して読ませていただきました。しかしながら、これがもし古の先師たちのとてつもなく深い体験と知識に裏打ちされてできた仏典・論書、それを世世代代、脈々と大変なご努力のもとに検証・継承されてきたの諸師たちの残された聖典の原義を顧みることなく、勝手に歪曲されていたら、とても共感はできなかったでしょうが、それもチベット仏教圏や上座部仏教の正師たちの薫陶を受けていたからだと、いま改めて思います。
人生の大先輩でもあられる老師にこれ以上、愚見を連ねるのは私の本望ではございません。
いづれにしましても、愚昧ゆえの失礼は何卒ご寛恕願います。
これからはここのフォーラムからは離れ、直接の交流を図っていきます。
管理人の空様をはじめ、私の愚論に呆れた方々に深く懺悔いたします。
では、みなさま、生きとし生けるものたちの成仏を期して、たゆまず仏道を歩もうではありませんか！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　九　拝
[364]即 04/07/08 4:32 *0rQ2qatFMtT*XLNN9ppZZ8Z
愚僧老師
私は、老師が[358][359]を投稿される前に制作をここの画面にアクセスして、そのままオフライン状態にて、つまり私のこのサイトの画面には、 [358][359]の老師の投稿が反映されていない状態で、記入欄に入力して連続して[360]--[363]の送信をいたしました。
つまり、老師の[358][359]に気づかずないまま投稿したのです。他の仕事を終えてコンピュータをシャットダウンすべく、全てのウィンドウを閉じようとしたときに気づいてびっくりです！なんと老師が再投稿なさっている。
[358]のご説明は、私が勝手にイメージしていた老師らしい分かりすいご説明でしたし、とてもよく真言宗の見解が理解できました。そのお心遣いに三拜いたします。どうもありがとうございます！教えて頂いたことは決して無駄にはいたしません。
ですが、もうここで言葉だけの交流を続けるつもりはございません。先にも書きましたが、今後は直接の交流をはかりながら、仏道を歩んでいく所存です。
繰り返しになりますが、貴重な教えをいただき本当に感謝しておりまます。
　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　吉祥あれかし！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

[365]愚僧 04/07/08 14:09 KBhWUDqBsbj
即様。こちらの文章表現が悪く、ご迷惑をお掛けしました。 私の方は、別にあなたに対して気分を害したことはありません。 逆に私のつたない説明に即様自身が失望されたかも知れませんね。
ただ、やはり字ばかりの世界です。突然、「涅槃」と出されれば、 先の「光明」の件もありましたし、顕教との違いと言われた為、 色々な立場からの涅槃の形・表現がある事から入ろうと思った次第なのです。 また、即様にご自分の言葉で話して欲しいと申したのも、今まで私の説明 した内容がどのように即様の中で受け取られているかを知る意もございまし ？となるという事は、どこまでご自分で得ておられるのかも知りたかったのです。
即様は読めば、チベット密教をされていたと言うことですので、この件は よくお分かりになると思いますが、チベットでの涅槃は 「may nanlas hdas pa」（苦厄からの解放）という語で言われたりすると 聞き及んでおります。すると、サンスクリット語の「nirvana」（燃え盛る 炎を吹き消す事）という言葉の表現とは、少しニュアンスの上で異なる事となります。さらには お大師さまでは、「無碍離障は入涅槃の義」（般若心経秘鍵）とも述べられて いるのです。どれも高度な階梯からの同じ「覆いの無い境地」を示しているのに それを発する・説明する人や地域の違いで表現も微妙に異なる事となります。 ゆえに、言葉じりではなく、最終的には経験としてこの問題は捉える必要があると言えましょう。 現に、こうした境地の内容をサンスクリット語では、「siddhanta」（究極的な至高の 境地）と言い、「それ自体としては言説文字には尽くせぬ境地」とされています。 顕教と密教の違いについても、よく古よりその優劣を先人が主張して来た事も 確かです。ただ、それは私見を述べれば「優劣」という表現は使用していますが あくまでそれは喩えであり、修行手段、内容の違いを明らかにするものでしか ありません。其の証拠に、最終的に至る境地となれば、先のサンスクリット語が 示す通りなのです。それは即様が一番ご理解いただいていると思います。
今回は、私の至らぬ点が多く失礼を致しました。 深くお詫び致します。 さらなる、即様のご発展お祈り申し上げます。
合掌


[366]愚僧 04/07/08 14:41 KBhWUDqBsbj
「法は人によって弘まり、人は、法によって昇る」 　　　　　　　　　　　　　（「秘蔵宝鑰」巻中）
　まだまだ私はいけませんね。上に書いたお大師さまの 　言葉がこれほど重く感じた事はありません。 　直接であれ間接であれ、人に意とする内容が 　伝わらなければ、それは今まで何もしてこなかったのと 　同じです。 　 　より一層、老体に鞭打ち、修行に励ませて頂きます。
　　合掌
[367]空 04/07/08 19:08 *IJeZYE8cTI0*9Df.2tpKJYK
　　_、_ （　,_ﾉ` ）y━･



[368]一心 04/07/08 21:23 mQUaq7p76X7
うーん　難しい！
[369]＊＊＊＊＊ 04/07/08 22:43 *TetMbt2ea2G*KBhWUDq0dXd
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
[370]愚僧 04/07/09 9:46 KBhWUDq0dbl
すいません。一時的に入力方式を変えたら 上のような状態で送信されてしまいました。 ご迷惑をお掛けしました。
[371]愚僧 04/07/09 9:59 KBhWUDq0dbl
すいません。一時的に入力方式を変えたら 上のような状態で送信されてしまいました。 ご迷惑をお掛けしました。
[372]一心 04/07/09 12:14 mQUaq7p76X7
即様
私への長い文章読ませて頂きました。そして何か心の中が、もやもや した気持ちで一時考えさせられておりました・・・。
正直未熟な私は少しでもお二人の議論を理解したいと思い、仏典を片手 にまた検索などして勉強させていただきましたが、今の私には難しい 事や言葉ばかりでした・・・・ ただ今思うことは修行を積み重ねお二人の議論が早く理解できるよう に努力していくしかないと、自己に問いかけております。
私自身、愚僧様を慕っている(勝手に)ことから、即様に誤解を致した事 申し訳ございません。私もここの書込みを少し控え修行に没頭いたそう と思います。
即様、本当に申し訳ございませんでした。
合掌


[373]在家信者Ｔ 04/07/09 20:41 td2gpDpbTak
愚僧様
ご質問よろしいでしょうか？
お大師さまが涅槃の件で記された文献は他にあるのでしょうか？
よろしくお願い申し上げます。
[374]愚僧 04/07/10 12:43 KBhWUDqbenD
在家信者T様。 「涅槃」の件について、書かれていますのは、『性霊集』 『理趣経開題』『秘密曼荼羅十住心論』などです。
[375]在家信者Ｔ 04/07/10 16:45 td2gpDpbT94
愚僧様　ありがとうございます。
この間、愚僧様の「涅槃」に関する御注釈とても解りやすく 大変うれしかったです。 以前の苑の教化のおさらいをさせて頂いたみたいでした。
ただなんとなく頭に入っているだけで体得はしていないので 愚僧様が教えて頂きました文献に関しては、今後、自分の課題として 取り組ませて頂きます。
覚鑁上人の「修してみずから知れ」の一句 なぜ伊藤真乗師が涅槃経を所依の経典にしたのか 私の歩むもう一つの課題なんです・・・。
ありがとうございました。
感謝
[376]愚僧 04/07/11 0:10 KBhWUDqjDMp
在家信者T様。 それならば、 覚鑁上人の書かれた『釈摩訶衍論指事』『真言宗即身成仏義章』 『五輪九字明秘密釈』『真言浄菩提心私記』などにも確か涅槃に 関することは書かれていたと記憶していますので、また、読まれると 良いかも知れませんね。
合掌
[377]愚僧 04/07/11 0:19 KBhWUDqjDMp
一心様。 私と即様の話で嫌な思いをさせてしまったようで、申し訳なく 思っております。全ては私の説明の悪さ、至らなさから来ている 事です。本当に申し訳ありませんでした。 あまり一心様におかれては気にされませんよう。 心配致しております。
合掌

[378]在家信者Ｔ 04/07/11 1:13 td2gpDpbT0.
愚僧様
御配慮ありがとうございます。 併せて取り組ませて頂きます。
ありがとうございました。
合掌
[379]在家信者Ｔ 04/07/12 6:06 RW0c92pbTWu
一心様
何故に御自分の発言で悩まれるのでしょうか？ 一心様の書き込みで即様がチベットの教えに精通されていた事も解り それによって愚僧様の書き込みもまたチベット密教に即した書き込みに 変わったのではないのでしょうか・・・。
>>「素直な事を感じて書いてしまった」 一心様と同じ気持でいた方は多かったのではないのでしょうか。
娑婆という迷いの世界から悟りの世界へ渡られた一心様なのですから また菩提向上に繋がる書き込みお願い申し上げます。
クソ生意気な事言ってすいませんでした。

[380]・・・・・・pXLI1は荒らし 04/07/13 2:44 fkwooJqlcUE
要注意。
[381]こんこんちき 04/07/19 19:33 ywsTO1qlzj6
四国はいい。
[382]満濃池 04/07/20 0:31 KtfyCGq56FG
いつも拝見しております。 ここに参加できるほどの知識は全くないので、あげる事だけさせていだたきます。 また皆様が活発に意見交換されることを祈って。　
[383]へろなる2lDlNWpXLI1 04/07/21 2:37 Wymlp1qtoLu
へろなる2lDlNWpXLI1
[384]へろなる2lDlNWpXLI1 04/07/21 2:38 Wymlp1qtoLu
へろなる2lDlNWpXLI1
[385]恒 04/07/22 15:03 EZ-DSGe6
３８２さんと同じようにいつも拝見させて頂いてます! すごく勉強させて頂いてます! もっと みなさまの話をお聞きしたいです｡ みなさん！かえって来てください！ 突然すいません！
[386]在家信者Ｔ 04/07/22 18:31 oQdplupbTP6
よろしくお願い申し上げます。
興教大師覚鑁著　『歓喜天講式』　は在家では 読む事は出来ないのでしょうか・・・。
お大師さまが請来された歓喜天　『大聖天歓喜聖天双身毘那耶迦法』 の事をお聞きしたいのですが・・・。
ご教授お願い申し上げます。


[387]およよ 04/07/22 20:52 uvUloxtn9iK
聖天さんは恐ろしい・・・ プロの坊さんでも、うかつに手はだせないといいますけれど いいのでしょうか？
[388]花の御寺 04/07/22 23:04 *6Xc/h/6sFH8*d29954c4
>>Ｔさん
『真言宗豊山派総合研究院 紀要』第７・８号に聖天さんに関する論文があります。
Ｔさんの菩提寺にもあると思いますので、見せてもらってはいかがでしょう。
[389]在家信者Ｔ 04/07/23 3:23 oQdplupbTST
花の御寺様　おはようございます。
いつもありがとうございます。
覚鑁上人が 『たまたま受け難き人界に生を受け、幸いに逢ひ難き聖天の法に逢ふ｡ 　機縁の至り感涙禁へ難し。』 と胸中を述べているので全文目を通してみたかったのです。
聖天さまについては興味本位ではなく 以前、花の御寺様に「理趣経を学びたい」と申しましたが 在家で勉強できる所までは後々悔いの残らぬように 機縁の結ばれたるもの悉く摂受させて頂く気持で 取り組ませて頂いております。
菩提寺の先生からの御提言で『歩く』行も勧められ取り組んで いるのですが、来月秩父観音霊場を４泊５日で歩く予定を立てました。
花の御寺様
秩父の霊場は真言宗のお寺が少ないのですが何か注意する点はありますか？ お大師さまと観音霊場のこと聞かせて頂けないでしょうか？
よろしくおねがい申し上げます。
[390]星祭＠龍神様 04/07/23 21:14 uvUloxtn9.0
＞３８９在家信者T様 はじめまして、秩父観音霊場のことが出ていたので・・・ 札所１４番今宮観音様をお参りのおりは今宮神社も参拝するとよろしいですよ。 なんでも昔は今宮坊といわれ神仏習合の修験色の強いお寺として同じ敷地内にあったそうです。 二所参りといって今宮神社と観音堂をお参りするのがならわしだったとか・・・今では霊場巡りする人は観音堂だけって人ばかりだと宮司さんが嘆いておられました。 ここの神社は八大竜王様がまつられており、神社なのですが仏法守護の御加護がいただけます。道中安全に霊場巡りが出来るでしょう。むかしは霊場の中心だったそうですが、今では小さな仮本殿、しかし、御神木といい、池といい 街の中なのですが霊気に満ちております。 機会があれば宮司さんのお話も聞かれるとよろしいかと思います。
[391]在家信者Ｔ 04/07/23 21:39 oQdplupbT2K
星祭＠龍神様さま
この度はありがとうございます。
実は今宮神社の件に関して遍路仲間から一番最初にお伺いした方がいいと 言われてたのですが、たまたまその仲間が神社通なのであまり信じていませんでした。
納得しました。 それでは二所参りで寄らせて頂きます。
今回のお遍路も浅草念珠堂HPにおきまして遍路レポートとしてアップさせて 頂く事になりました。（８月中旬予定）
　http://nenjudo.co.jp 　Tさんの遍路レポート
もしよろしければ見てみて下さい！
ありがとうございました。
感謝

[392]花の御寺 04/07/24 1:52 *6Xc/h/6sFH8*D-ouKe
>>Ｔさん
真言宗以外の宗派が多いのでしたら、法楽の次第は ○開経偈 ○般若心経 ○本尊真言(又は宝号) ○廻向文 こんな感じでいかがでしょう。真言宗のお寺の時は、廻向文の前に「南無大師遍照金剛」をいれればＯＫです。
真言宗で使っている念珠の様式は“八宗用”ともいわれ、ほとんど宗派を問わない様式です。

[393]花の御寺 04/07/24 2:12 *6Xc/h/6sFH8*D-ouKe
日本での観音霊場の起源はかなり古く、８世紀初め頃に大和長谷寺の徳道上人によって西国観音霊場が開かれています。
観音霊場は“３３”という数字が絡んできます。 これは観音経に 「観音さんが３３の姿に変化して我々を救ってくださる」 と説かれていることが元になっています。 現在は、西国３３・坂東３３・秩父３４で合わせて百観音霊場ですが、初めは秩父も３３ヶ所でした。 後に１ヶ所加えてキリのいい１００ヶ所となりました。
う〜ん・・・。 観音信仰は民俗学の色が強いので、お大師さんと絡めるのは難しいです・・・。
[394]在家信者Ｔ 04/07/24 16:05 oQdplupbT/R
花の御寺様　ありがとうございます。
勤行次第で二つ程質問よろしいでしょうか？
○光明真言も真言宗のお寺だけの方がよろしいでしょうか ○普門品二十五偈文を取りいれた場合の組み立て方 　（般若心経の後でよろしいのでしょうか）
以上、よろしくお願い申し上げます。
お大師さまが「般若心経秘鍵」の中で 観音とは、仏教の教法を様々な形で修行する人々のことであり・・・と 人として最善の行き方を追求する人をシンボル名として観音と言われています。 お大師さまの思想からするとお釈迦様も「観音」の一人で私達も同じ人間です。 お釈迦様の悟りは私達の心情とは別の次元になりますが信仰する心においては 同じ次元になると思います。お釈迦様が厳しい修行のすえ悟られた般若心経の こころ、私もそのこころを発見する修行の中の一つとして『歩く行』お遍路は 一番お大師さまを身近に感じられる修行として捉えているのですが・・・。
何か勘違いをしてましたらご指導、ご叱責お願い申し上げます。
[395]花の御寺 04/07/24 18:39 *fOSu5U6hPSj*D-ouKe
Ｔさん
光明真言、よろしいと思いますよ。 普門品偈を心経の前か後か。Ｔさんのお好みで、前にするなり後にするなりです。
[396]在家信者Ｔ 04/07/24 19:16 oQdplupbTzD
花の御寺様
ありがとうございました。

>>３９１　お詫びと訂正です。
浅草　念珠堂HP　巡礼レポートのアドレスですが
http://www.nenjudo.co.jp/page/junreireport.html
こちらからですとお四国、御符内、関東不動３６不動霊場と繋がります。
大変失礼しました。
合掌
[397]星祭＠同行二人 04/07/25 1:00 uvUloxtixSF
菅直人さんも頑張って、歩いているようですね。 難所で脱落という、マスコミの予想もよそに意外と健脚だったとか・・・。 政治家という枠をはずせば、意外と純粋で信仰厚い人なのかもしれませんね。
[398]在家信者Ｔ 04/07/29 17:01 oQdplupbTzC
>>花の御寺様
本日、菩提寺の先生から『真言宗豊山派総合研究院紀要』７・８号のコピー 郵送されてきたので読ませていただきました。 大変難しいのですがこの資料大切にしていきたいと思います。
見るな、聞くな、言うな、作るな、さわるな　と言われている中での 関係資料のご案内恐縮です。
また無茶な質問ありましたら叱責の程お願い申し上げます。
ご指導ありがとうございました。
合掌
[399]花の御寺 04/07/30 1:16 *g9cjM9.NEZp*D-ouKe
Ｔさん
総合研究院紀要で聖天さんの論文を書いている方は、ただの学者先生ではなく実践派の行者さんです。 内容は“ご縁があるなら拝むべき”という観点で書かれています。なかなか読み応えあっていいと思います。
[400]妖輝緋 04/07/30 12:11 52WqDvpJn2b
400げっとぉ！

thebbs ●真言密教● 401-500　へ
このエントリーをTumblrにポストClip to Evernoteこのエントリーをはてなブックマークに追加
thebbs ●真言密教● 301-400 - 真如苑　被害状況　まとめページ 先頭へ
 

アクセス解析中

管理人/副管理人のみ編集できます