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shinkaiakikazu 2016年02月03日(水) 12:42:23履歴
裁判所は独立した政治組織ではない。法務省の下部組織である。なぜなら拘置所や刑務所などの管理を行っているのは法務省であり
刑務官は法務省に直属する公務員だからである。刑事裁判の裁判官が判決を下すにしても裁判官が独自に調べてきたというものはまずない。
検察側の資料を前提に判決を下すのである。
司法関係者で裁判官がまともな判決を下さしていると考えているのは半分程度であろう。残りの半分はおざなりになっている。
論旨展開:序は本のタイトル「子供のなりたい職業、親が子供になって欲しい職業、結婚相手として求める職業は?」
を疑問形にした経緯「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」を真似して政治という身近でないものを
平成になってからの公務員人気から結びつけたものである。
「公務員様」というキーワードは北朝鮮の将軍様からきていて、特権階級化して共産主義化している日本の公務員と
その支配体制を揶揄したものである。
1行政肥大化で三権分立が機能せず
行政肥大化の現状を近代国家成立の絶対主義から対比する。そしてモンテスキューの権力のバランスを理想とする。
2試験で選ばれた官僚の無謬性
社会というものはすべての人間が大学を出なければならないようなものではなく
色んな人がいて成立するものでありながら、一部特権階級が指導するような体制になってしまう。
社会科学における完全な知識や情報が共有されていないにもかかわらず、一部特権階級は自分たちが正しいという前提で
政策を進めてしまうのだが、そもそも絶対に間違えないということ自体が大いなる間違いであることに気付いていないことが問題である。
3小さな政府は個人主義的自由から
大きな政府と小さな政府の簡単な比較と、小さな政府が個人主義的自由から成立するのであれば正しいという論旨。
現実問題として給料所得が半分以上であり、給料をもらえる組織というのは大企業とその系列になっているのは現状であるが…
4政治家は批判の矛先になればよい
政治を主体的に担っているのは政治家ではないのだが、マスゴミを通じて公務員様組織は政治家達の問題に置き換わってしまっている。
5裁判官の国民審査での非情報公開性
裁判所は刑事訴訟は有罪、行政訴訟であれば却下、民事訴訟は和解しろしかない。士業の資格保有者例えば弁護士なども
医者のような巨大な市場には成りえず、社会貢献不足である。そして国民審査などはあまりに非公開過ぎてXとしか判断できない。
ちなみに一人の裁判官だけにXをつけるという記述方式であって、すべての裁判官にXを付けると無効、Oなど別記号を付けても無効らしい。
6世論はメディアが作り選挙は尊重されず
猪瀬直樹が市場最高得票400万票とってもマスゴミがスキャンダルを焚きつけたら途端に失脚してしまう。
選挙の投票結果などはマスゴミの情報操作でなんとでもなるというのが実情。またたった一人の知事で何万人という職員を指揮監督できない。
7押し紙問題の新聞業界、電波利権のテレビ業界
押し紙問題は黒藪哲哉氏、電波利権は池田信夫氏に詳しいが、これらの問題が正しいか間違いかをさえ知られることはないのがマスゴミ業界。
電波利権は電通によると3兆円から4兆円もあったテレビの広告売り上げに対して、総務省に10億から100億の利用料しか払っていない。
2兆9千900億円分もの儲けを生み出す、公共電波の税金が1%もないのであればあまりに少なすぎるといわざるを得ない。
8賛成・反対・中立より議題設定効果の影響
マスゴミにニュースとされるものはハッキリ言って価値がないものばかりである。反対賛成を調べる必要もない。
むしろそこに時間をとられることのほうが問題である。
9現在については半分の50%、過去は35%、未来は15%
現在が一番重要である。物事の本質を捕らえる上で過去は自分の生きていない時代もあるし、どこまで遡ればいいかは難しい。
将来は現状の分析がかなり正しく行われないとその予想はまず当たらない。だから現状を知ることが重要なのだ。
10国際協調主義(東京と香港を放浪する愚者)
本来は作者を一番最初にもってくるものなのかも知れないが一番最後にもってきていることに意味がある。
無学の者が主張しようとも有識者が主張しようとも同じような主張であれば同じ価値である。
著者の実績を背景に説得力を持たせようとするより、むしろ実績がないのに説得力があるほうがすごいであろう。
金があれば友達は沢山ついてくるが、金がなくても多くの友達に支えられている人のほうがすぐれている。
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