300枚のジュラルミンパネルとらくだの隊商
最終更新：
shiryuhoshi 2013年05月24日(金) 22:47:33履歴
ワイヤードの庭 10・・・300枚のジュラルミンパネルとらくだの隊商 shiryu 星 2008年6月21日
1 300枚のジュラルミンパネル と らくだの隊商
300枚のパネル を遠い異国の地より運び
らくだの隊商の背にでも乗せてきたか ランボーのように
一枚一枚が異なる曲率をもち 断片を組み合わせてできる移動美術館 zaha
フタコブラクダの曲率よりも ジュラルミンのウネル曲率が好きだ
歪んだ鏡の前で 大きな扇風機がぶんぶん音たてて 風呂上りに
にんげんはやっぱり 地球の体細胞なんだよな・・・とお腹のあたりを摘む
ポンピドゥーが出現した時 突然変異が起きたのかなと思ってもみたけれど
やっぱりどこか連続してる
ウネルジュラルミンの曲面に空が映し出され
公園の木々や散歩する人々が ボディーの表面に映りこんだ姿でおどけてみせる
らくだの隊商がアメーバーのように流れてゆく
2 空とぶ時計魚
ロケットみたいなスカイスクレーパーがコンピュータセイギョサレテ
都会のハイウェイ ヴァリスの胎内で繰り広げられる 知的淫靡融合
アメーバみたいに拡がる夜景を眼下に 理由判んないようなplay 理性なんてひとかけらもなく
でも知性は ちゃっかりしたためておき
流れ行く銀河の雫 と 瞬き続ける貴女のシナプス がシャガールの空とぶ時計魚を夜景に描く
ただ快楽だけに 陶酔する体細胞・・・
でも知性と快楽をシナプスで接続させて 楽しんでる体細胞だよな
だから繁殖も繰り返すが がん細胞にもなり 突然変異もおきる なんだ・・・
理解しやすい存在じゃないか？
そうかな・・・誰も感じたことのない領域
ほら・・・だからキミの隣のオヤジは誰憚ることなく大鼾かいて爆睡中だ
3 退屈なご褒美
人に笑われようが うるさい！って注意されようが 気にも留めちゃいない
まだ奴は爆睡中だ
コクトーだって 観客から りんごやオペラグラスをプレゼントされたことだし
質量0の無限大密度という概念や 境界面から離脱したひものイメージなんて
宇宙の起源など 何の現実感へも連続しない 文脈にも乗らない エクリチュールの標にもならぬ
ただ・・・それを知っていて 認知しているだけにすぎない
RPGのご褒美のように何かがなくちゃ
でも そういうものがない物語は とても退屈なもののように思える
何を血迷ったか・・・詩の世界に足踏み込んで
未だめぐり合えたことのない詩に逢わぬ
未だめぐり合えたことのない詩に逢えたとしたら
僕の欲望はさらに 未だめぐり合えたことのない物語を夢見てみたいのだろうね
1 300枚のジュラルミンパネル と らくだの隊商
300枚のパネル を遠い異国の地より運び
らくだの隊商の背にでも乗せてきたか ランボーのように
一枚一枚が異なる曲率をもち 断片を組み合わせてできる移動美術館 zaha
フタコブラクダの曲率よりも ジュラルミンのウネル曲率が好きだ
歪んだ鏡の前で 大きな扇風機がぶんぶん音たてて 風呂上りに
にんげんはやっぱり 地球の体細胞なんだよな・・・とお腹のあたりを摘む
ポンピドゥーが出現した時 突然変異が起きたのかなと思ってもみたけれど
やっぱりどこか連続してる
ウネルジュラルミンの曲面に空が映し出され
公園の木々や散歩する人々が ボディーの表面に映りこんだ姿でおどけてみせる
らくだの隊商がアメーバーのように流れてゆく
2 空とぶ時計魚
ロケットみたいなスカイスクレーパーがコンピュータセイギョサレテ
都会のハイウェイ ヴァリスの胎内で繰り広げられる 知的淫靡融合
アメーバみたいに拡がる夜景を眼下に 理由判んないようなplay 理性なんてひとかけらもなく
でも知性は ちゃっかりしたためておき
流れ行く銀河の雫 と 瞬き続ける貴女のシナプス がシャガールの空とぶ時計魚を夜景に描く
ただ快楽だけに 陶酔する体細胞・・・
でも知性と快楽をシナプスで接続させて 楽しんでる体細胞だよな
だから繁殖も繰り返すが がん細胞にもなり 突然変異もおきる なんだ・・・
理解しやすい存在じゃないか？
そうかな・・・誰も感じたことのない領域
ほら・・・だからキミの隣のオヤジは誰憚ることなく大鼾かいて爆睡中だ
3 退屈なご褒美
人に笑われようが うるさい！って注意されようが 気にも留めちゃいない
まだ奴は爆睡中だ
コクトーだって 観客から りんごやオペラグラスをプレゼントされたことだし
質量0の無限大密度という概念や 境界面から離脱したひものイメージなんて
宇宙の起源など 何の現実感へも連続しない 文脈にも乗らない エクリチュールの標にもならぬ
ただ・・・それを知っていて 認知しているだけにすぎない
RPGのご褒美のように何かがなくちゃ
でも そういうものがない物語は とても退屈なもののように思える
何を血迷ったか・・・詩の世界に足踏み込んで
未だめぐり合えたことのない詩に逢わぬ
未だめぐり合えたことのない詩に逢えたとしたら
僕の欲望はさらに 未だめぐり合えたことのない物語を夢見てみたいのだろうね
タグ
コメントをかく