VOIDE CRAWLの夢
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shiryuhoshi 2011年01月03日(月) 17:13:43履歴
VOIDE CRAWLの夢
shiryu星
奇妙な光景だった
メトロポリスの夜 平滑な差異に埋め尽くされた集積回路の都市に よこたわり眠っているスカイスクレパープールがだだっぴろく拡がっている ／両端には 巨大なガラスのTELBOX 「 『 」「 』 」 ／あのTELBOX 意味も目的も想像もつかぬ 誰と通信するためのものやら そもそもその巨大なスケールは何者に合わせ構築されたのか？ ／クロールで泳ぎ続けている 金魚のように息継ぎのたび口をぱくぱくさせて 夢が口から零れていった ／ガラスを滑り落ちる夜の太陽が空のすべてを覆いつくし 燃え上がる狂気に満ちた赤と 虚しさに満ちた黄色で ／蛍光ランプに小さな島が浮かび 光り輝く直方体から時間の群れが ゆらりゆらりと流れ出している ／あるいはあれは 小さな島の 思考や記憶 ／確かで不確かな存在理由のすべてを映し出していたかもしれない ／上昇し続けるEVの窓に繰り返し訪れる／は／／／／／と思考や記憶をリフレーンするスピードで過ぎ越し ／構築物の柱や 床 壁が／あらゆる方向にたたみ込まれ／突き刺さり／歪んだ鏡像／映し出 し／疾走 ／ スル
��
メフィストフェレスが 投げ出された少女の四肢を丹念に眺め 少年の声で呟く あなたには不在の匂い 不在の存在へと希求する叫びが聴こえてくる 小さな島の 痩せこけたすべてと引き換えの確かな存在 叫ぶ声が聴こえる それは サクリファイス 祈りに似ていたかもしれない
だから
そんな日にはきまって 雨の匂いが叢から立ちのぼってくる
時間を逆流させて 失われしものと契約を結び
クロールスル
掻ききる掻ききる 叫び呼ぶ声で掻ききるクロール 平滑な残像漂う残骸をくぐり抜け掻ききる 怒り憎しみに満ち 不在の存在を呪い 恋う 感情を喪失したまま 歓喜・美・快楽に満ちあふれ掻ききる だからもう僕が求めたクロールでは無いかもしれない このプールを掻ききることだけが 虚しさを忘れ掻ききる不在ヲクロールで掻ききる ソノサキニ何ガアルカナンテ誰モ知リヤシナイ つまるところ つまるような条理ばかりや 虚しさだけじゃ あたり一面息が塞ぎこんでしまうだろ？ それとも 『 』 を撃ち落とすGameのつもりなら それは撃ち落とせない
��
何もいうことは無いと言っている
たとえば 永遠なんかおめにかかったとして つまらないと愚痴ばかりこぼしている ほんとうにつまらないのか それとも寂しさに欲望がのたうっているだけなのか 何もないことについての証明を そのありそうもない差異の存在証明の 批評の不条理についての条理について あなたのつまるもののことについて話がしたいんだと 叫んでいるだけかもしれない どのみちつまるものばかりに囲まれたって 虚しさに息が塞いじまうよ！ そのうちだんだん捻くれた声になり 店先にへ理屈が長い行列をつくりだす
鏡はどこにある？
鏡のなかには 何が映り込んでいる？
でも あなたなら知ってるかもしれない？ このあいだそっと覗きこんでみた
砂のお城の真ん中には まるいVoideが存在するというという噂話を知っている かえるが大きな鳥になったり 燃えてたり 緑の雨が降りだしたりするそうな うん おもしろいなあ！ だから 何もないことでもはなそうか？ でも そいつは何でもある事かもしれないよ ねえ？
唯一まだ あたたかいものが流れているかもしれない
��
砂のお城は 容易くはないさ まだ記されてもいない
計測不能で 不在はあなたを苦しめるかもしれないし 前から目の前にあったかもしれない 潮溜まりの中で泳いでるかもしれない ただ今行方不明で 永遠に実験中かもしれない たぶんあまりに過酷であってはならないし 苦しいほど問い過ぎてもよくない たぶん 苦しくなるほど罰を自分に与えちゃいけないし 悲しみすぎてはいけない 余りに足りないと枯れてしまう だけど あなたは知っている 失われし楽園 来るべき未来の楽園
僕らは旅をする 一生かけて
あなたの鼻先にちょこんと飛びのる小鳥が 舌の先と嘴で優しくこりこり慰めてくれて バランスを失うほど食べても食べなくても 受けつけず 憎しみ哀しみに支配され 闇ばかりが忍び込んでくるだけで 自分を責め過ぎて 過去もこだわりがすぎるとつらい あまりに太陽から遠ざかることは心の栄養によろしくないし 求め過ぎても消えてしまう
メトロポリスの夜 公園で少女がのびやかに四肢をひろげ ボールを空へ投擲スル 生命の軽すぎる空に 樹木の声 潮騒の音に満ちて夜に流れ出す 風の匂いが鼻をつく 猫がアスファルトを横切り マンホールの底から沢の音が聴こえる そしてまずは神の手だ 右側から まるでクモみたいに交差点であたりを伺っている そして黒人ダンサーとロリータが正面路地から追憶をブレイクダンスしながら近づいて来る 街の壁が歪みはじめる マンションの柱脚が一歩アスファルト道路に踏み出そうとする 左からくにゃくにゃ無意の言葉を吐きながら３本足のレモン絞り器がお尻ふりふり歩いてくる
人形遊びの終わらない理由？
意味を封印されたまま 底知れぬペルシャンブルーの廃園で 残骸と泥に塗れ
平滑な死の感情を投影したまま あなたの身代りに死んでいる
��
メトロポリスの夜 平滑な差異に埋め尽くされた集積回路の都市に よこたわり眠っているスカイスクレパープールがだだっぴろく拡がっている 両端には 巨大なガラスのTELBOX 「 『 」 クロールで泳ぎ続けている金魚のように息継ぎのたび口をぱくぱくさせて 夢が口から零れていった ガラスを滑り落ちる夜の太陽が空のすべてを覆いつくし 燃え上がる狂気に満ちた赤と 虚しさに満ちた黄色で 蛍光ランプに小さな島が浮かび 光り輝く直方体から時間の群れが ゆらりゆらりと流れ出している あるいはあれは 小さな島の 思考や記憶確かで不確かな存在理由のすべてを映し出していたかもしれない
あなたは知っている Trick Garden 鏡回廊の扉の中の少女 扉の向こうで 降りつづいていた雨もやがては止み 明日へと続く扉は だれにもあるということ 自分が神様じゃないこと でも あなたもわたしも 神様を内側に抱えていること 涙すること 恋すること 夢や希望がとても大切なこと ２度と戻らないこと 一生かけて旅すること 毎日はたいてい ありふれた日常でみたされていること だけど ほんとうはもう少しばかり冒険を欲していること 素直に生きたい愛したいと生命が欲っしていること
あなたは知っている
だから 大丈夫だよ
あなたの砂のお城は まだ記されていないね？
Voideには まだ記されていない 『 』 の群れが自由に泳いでいて
VOIDE CRAWLの夢 メトロポリスの夜はお気に召すまま
だから 何もないことでもはなそうか？
でも そいつは君の中に眠る未出現の 何でもある事かもしれないよ ねえ？
ずっとTEL BOXだと思っていた 『 が縦横無尽のシャンパンタワーだったりするからさ
shiryu星
遠くから眺めると それは何かの記号のようにもみえる
そう・・・たとえば 『 』 こんなかたち
奇妙な光景だった
メトロポリスの夜 平滑な差異に埋め尽くされた集積回路の都市に よこたわり眠っているスカイスクレパープールがだだっぴろく拡がっている ／両端には 巨大なガラスのTELBOX 「 『 」「 』 」 ／あのTELBOX 意味も目的も想像もつかぬ 誰と通信するためのものやら そもそもその巨大なスケールは何者に合わせ構築されたのか？ ／クロールで泳ぎ続けている 金魚のように息継ぎのたび口をぱくぱくさせて 夢が口から零れていった ／ガラスを滑り落ちる夜の太陽が空のすべてを覆いつくし 燃え上がる狂気に満ちた赤と 虚しさに満ちた黄色で ／蛍光ランプに小さな島が浮かび 光り輝く直方体から時間の群れが ゆらりゆらりと流れ出している ／あるいはあれは 小さな島の 思考や記憶 ／確かで不確かな存在理由のすべてを映し出していたかもしれない ／上昇し続けるEVの窓に繰り返し訪れる／は／／／／／と思考や記憶をリフレーンするスピードで過ぎ越し ／構築物の柱や 床 壁が／あらゆる方向にたたみ込まれ／突き刺さり／歪んだ鏡像／映し出 し／疾走 ／ スル
☆
��
メフィストフェレスが 投げ出された少女の四肢を丹念に眺め 少年の声で呟く あなたには不在の匂い 不在の存在へと希求する叫びが聴こえてくる 小さな島の 痩せこけたすべてと引き換えの確かな存在 叫ぶ声が聴こえる それは サクリファイス 祈りに似ていたかもしれない
だから
そんな日にはきまって 雨の匂いが叢から立ちのぼってくる
時間を逆流させて 失われしものと契約を結び
クロールスル
掻ききる掻ききる 叫び呼ぶ声で掻ききるクロール 平滑な残像漂う残骸をくぐり抜け掻ききる 怒り憎しみに満ち 不在の存在を呪い 恋う 感情を喪失したまま 歓喜・美・快楽に満ちあふれ掻ききる だからもう僕が求めたクロールでは無いかもしれない このプールを掻ききることだけが 虚しさを忘れ掻ききる不在ヲクロールで掻ききる ソノサキニ何ガアルカナンテ誰モ知リヤシナイ つまるところ つまるような条理ばかりや 虚しさだけじゃ あたり一面息が塞ぎこんでしまうだろ？ それとも 『 』 を撃ち落とすGameのつもりなら それは撃ち落とせない
☆
��
何もいうことは無いと言っている
たとえば 永遠なんかおめにかかったとして つまらないと愚痴ばかりこぼしている ほんとうにつまらないのか それとも寂しさに欲望がのたうっているだけなのか 何もないことについての証明を そのありそうもない差異の存在証明の 批評の不条理についての条理について あなたのつまるもののことについて話がしたいんだと 叫んでいるだけかもしれない どのみちつまるものばかりに囲まれたって 虚しさに息が塞いじまうよ！ そのうちだんだん捻くれた声になり 店先にへ理屈が長い行列をつくりだす
鏡はどこにある？
鏡のなかには 何が映り込んでいる？
でも あなたなら知ってるかもしれない？ このあいだそっと覗きこんでみた
砂のお城の真ん中には まるいVoideが存在するというという噂話を知っている かえるが大きな鳥になったり 燃えてたり 緑の雨が降りだしたりするそうな うん おもしろいなあ！ だから 何もないことでもはなそうか？ でも そいつは何でもある事かもしれないよ ねえ？
唯一まだ あたたかいものが流れているかもしれない
☆
��
砂のお城は 容易くはないさ まだ記されてもいない
計測不能で 不在はあなたを苦しめるかもしれないし 前から目の前にあったかもしれない 潮溜まりの中で泳いでるかもしれない ただ今行方不明で 永遠に実験中かもしれない たぶんあまりに過酷であってはならないし 苦しいほど問い過ぎてもよくない たぶん 苦しくなるほど罰を自分に与えちゃいけないし 悲しみすぎてはいけない 余りに足りないと枯れてしまう だけど あなたは知っている 失われし楽園 来るべき未来の楽園
僕らは旅をする 一生かけて
あなたの鼻先にちょこんと飛びのる小鳥が 舌の先と嘴で優しくこりこり慰めてくれて バランスを失うほど食べても食べなくても 受けつけず 憎しみ哀しみに支配され 闇ばかりが忍び込んでくるだけで 自分を責め過ぎて 過去もこだわりがすぎるとつらい あまりに太陽から遠ざかることは心の栄養によろしくないし 求め過ぎても消えてしまう
メトロポリスの夜 公園で少女がのびやかに四肢をひろげ ボールを空へ投擲スル 生命の軽すぎる空に 樹木の声 潮騒の音に満ちて夜に流れ出す 風の匂いが鼻をつく 猫がアスファルトを横切り マンホールの底から沢の音が聴こえる そしてまずは神の手だ 右側から まるでクモみたいに交差点であたりを伺っている そして黒人ダンサーとロリータが正面路地から追憶をブレイクダンスしながら近づいて来る 街の壁が歪みはじめる マンションの柱脚が一歩アスファルト道路に踏み出そうとする 左からくにゃくにゃ無意の言葉を吐きながら３本足のレモン絞り器がお尻ふりふり歩いてくる
人形遊びの終わらない理由？
意味を封印されたまま 底知れぬペルシャンブルーの廃園で 残骸と泥に塗れ
平滑な死の感情を投影したまま あなたの身代りに死んでいる
☆
��
メトロポリスの夜 平滑な差異に埋め尽くされた集積回路の都市に よこたわり眠っているスカイスクレパープールがだだっぴろく拡がっている 両端には 巨大なガラスのTELBOX 「 『 」 クロールで泳ぎ続けている金魚のように息継ぎのたび口をぱくぱくさせて 夢が口から零れていった ガラスを滑り落ちる夜の太陽が空のすべてを覆いつくし 燃え上がる狂気に満ちた赤と 虚しさに満ちた黄色で 蛍光ランプに小さな島が浮かび 光り輝く直方体から時間の群れが ゆらりゆらりと流れ出している あるいはあれは 小さな島の 思考や記憶確かで不確かな存在理由のすべてを映し出していたかもしれない
あなたは知っている Trick Garden 鏡回廊の扉の中の少女 扉の向こうで 降りつづいていた雨もやがては止み 明日へと続く扉は だれにもあるということ 自分が神様じゃないこと でも あなたもわたしも 神様を内側に抱えていること 涙すること 恋すること 夢や希望がとても大切なこと ２度と戻らないこと 一生かけて旅すること 毎日はたいてい ありふれた日常でみたされていること だけど ほんとうはもう少しばかり冒険を欲していること 素直に生きたい愛したいと生命が欲っしていること
あなたは知っている
だから 大丈夫だよ
あなたの砂のお城は まだ記されていないね？
Voideには まだ記されていない 『 』 の群れが自由に泳いでいて
VOIDE CRAWLの夢 メトロポリスの夜はお気に召すまま
だから 何もないことでもはなそうか？
でも そいつは君の中に眠る未出現の 何でもある事かもしれないよ ねえ？
ずっとTEL BOXだと思っていた 『 が縦横無尽のシャンパンタワーだったりするからさ
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