一般のイメージと現実の侍

一般にある侍のイメージは

• ＴＰがたまりやすくＷＳ撃ちまくれる
• そのかわり通常攻撃は弱い
• 不意雪月花がムチャクチャ強い

こんなカンジだと思います。

まずイメージと異なる点は
不意雪月花はたしかに強いけど（平均８００ほど）
それは一分に一度しか撃てないってことですかね。
不意なしだと平均３００くらいのビミョーなＷＳで、
しかもこれが両手刀ＷＳの中で一番強いのです( ´_ゝ`)

通常攻撃でＴＰが１００になるまでの時間がちょうど６０秒なので
実は黙想によってたまる分は不意なしで撃たなければならないことも多いのです。

また、”ＴＰがたまりやすい”という点にも
一般の人が持っているイメージとは若干のずれがあり、
そこには侍というジョブの存在自体を揺るがすほどの
大きな矛盾が隠れているのでした。
ここでは、侍が抱えるジレンマについての私見を書かせていただきます。

バグ特性「ストアＴＰ」

侍がＴＰたまりやすいのは、
「黙想」と「ストアＴＰ」という二つのアビリティのおかげです。
黙想についてはとりあえずおいといて、まずは「ストアＴＰ」について。

一般的な間隔４５０の両手刀を使った場合、
どれだけの効果をもたらすのかを表にしてみました。
この表で一番大事なのは“ＴＰ１００になるまでの時間”です。

レベル	ストアTP	一撃でたまるＴＰ	TP100になるまでの攻撃回数	TP100になるまでの時間
Lv1	+0	１１．３	９回	６７．５秒
Lv10	+10	１２．４	８回	６０秒
Lv30	+15	１２．９	８回	６０秒
Lv50	+20	１３．５	８回	６０秒
Lv75	+25	１４．１	８回	６０秒

見てのとおり、Lv10〜75まで全く変化なし( ´_ゝ`)

ちなみにLv75の状態で７回攻撃したとき、ＴＰは98.7で
ギリギリ１００に届かない状態です。
ストアＴＰ＋２以上の防具を装備することでこの壁を突破し
７回攻撃（52.5秒）でＴＰ１００にすることができます。

このストアＴＰ、ちょっと考えればわかると思うけど
両手武器との相性が激悪なんだよね（;´Д｀）

試しに間隔１８３の短剣を装備したとして表をつくってみます

レベル	ストアTP	一撃でたまるＴＰ	TP100になるまでの攻撃回数	TP100になるまでの時間
Lv1	+0	５．０	２０回	６１秒
Lv10	+10	５．５	１９回	５７．９５秒
Lv30	+15	５．７	１８回	５４．９秒
Lv50	+20	６．０	１７回	５１．８５秒
Lv75	+25	６．２	１７回	５１．８５秒

このような結果となり、間隔の短い武器なら段階ごとに効果が現れるのです。

侍の持つ矛盾がだんだん見えてきましたね？


そもそもヴァナディールの武器設計は

両手武器：一撃が強いかわりに手数が少ない
　　　　　（＝ＷＳが強力でＴＰたまりづらい）
片手武器：一撃は弱いが手数が多い
　　　　　（＝ＷＳは弱めでＴＰがたまりやすい）

というものになっています。
（この傾向は二刀流によって更に加速されます）




両手武器つかいの侍に「ＴＰがたまりやすい」という特性が

ついてしまった不具合！！


その結果、ストアＴＰは効果があらわれない謎特性となってしまい、
黙想でＷＳを多めに撃てるので威力はおさえられ
両手武器のくせに一撃が弱いという、
なんだかよく分からないジョブになってしまったのでした(;つД｀)

ちなみに、ダブルアタック、トリプルアタック、蹴撃、
二刀流、マーシャルアーツ
もＴＰがたまりやすくなるため、擬似ストアＴＰと言えます。

これらは敵に与えるダメージにも影響があるので
実際にはストアＴＰ以上のものなんですけどね( ´_ゝ`)

さらに二刀流は素破の耳飾りやＡＦ２なんかでさらに効果がアップし、
極めると４０秒とかでＴＰ１００になるらしくて
ホントにストアＴＰって意味なｓ…（;´Д｀）

今日の結論

これを書いちゃうと問題あるような気もするけど、
事実なのでハッキリ言っちゃいますｗ

侍は、両手武器使いのくせにＴＰがたまりやすいという特性を持たされ、
ヴァナディールに生まれた瞬間から矛盾しているジョブだったのだ！！！

そのせいでいくつもの問題が生じているわけですが
詳しくはまたの機会に…ベベベン♪（三味線だとおもいねぇ）

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