悪魔城ドラキュラ　闇の呪印

2005年11月24日にプレイステーション2で発売された3D探索型アクションゲーム
時系列は「悪魔城伝説」の3年後という設定
「キャッスルヴァニア」と比べ、レベル制の導入、装備の変更や悪魔を使役して戦う等RPG的な要素も強化されている
海外ではXbox版も発売された

ストーリー

1476年、ワラキア地方
この地で魔王ドラキュラと人間の大きな戦いがあった
人々は魔王の大いなる脅威を前に絶望し、ただ祈るしかできないように見えた
そこにひとりの男が姿を現す
男の名は正統ヴァンパイアハンター、ラルフ・ベルモンド
ラルフとその仲間たちの活躍によって魔王ドラキュラは打ち倒された

だがドラキュラはただ滅びたわけではなかった
ヨーロッパ全土を覆う恐るべき「呪い」を残していたのだ
それは伝染病や経済の不安によって荒んだ人々の心を闇へと導いていき、社会には略奪や社会的弱者の排除が平然と行われるようになっていった・・・・

それから3年後
新たなる運命がひとりの男によって幕を開ける
かつてドラキュラ配下の悪魔精錬士であった男、ヘクター
悪魔精錬士とは、人の身でありながら自分に忠実に従う悪魔を作り出す禁断の秘術「悪魔精錬術」を操る者のこと
それゆえにドラキュラの側近、死神と同等の力を持つと恐れられていた

だがヘクターは3年前、ドラキュラの元を去る
唐突な人間への虐殺に賛同できなかったからである
そして、その裏切りを許せない男がいた
ヘクターと同じ悪魔精錬士であるアイザック
ドラキュラが敗れたのはヘクターが裏切ったせいだと考えるアイザックは、普通の生活を送っていたヘクターを探し出す
そして嘘の密告によってヘクターの恋人ロザリーを異端審問間に売り渡され、ロザリーは魔女裁判にかけられ処刑されてしまう
さらにアイザックはわざといくつかの痕跡を残し、それに気づいたヘクターが自分を追いワラキア地方へ舞い戻ってくるよう仕向けていたのだった

ひとりは恋人の仇への復讐を果たすため
ひとりはすべてを奪われた復讐のため

今、悪魔精錬士たちの「復讐」の物語が始まる・・・・・

登場人物