『ニューヨーク街物語』　
　　　
　　　　　　　　NHK衛星第１ 9月17日（日）午後9時30分〜50分
「馬と子どもたち　ふれあいの夏」
　ニューヨークでは、身体的、あるいは精神的な障害を持つ人たちのためのリハビリテーションの１つとして知られる乗馬教育を、子供たちに焦点をあてて実施。毎年、夏のプログラムではハンディキャップを持つ４〜18歳までの12人の子供たちに、無料の療育を提供している。大都会マンハッタンで、馬を通して子供たちの心と体を癒やそうと、乗馬教育に情熱を傾ける人々の姿を紹介する。


心臓発作やがんの探知犬研究

動物の力を人の健康に役立てようとする試みに関心が高まっている。こうした研究を三十年前からサポートし、動物介在療法や介助犬育成などを積極的に進めてきたのが、米国・デルタ協会。協会は、全米に九千人ものボランティア「ペット・パートナーズ」を有している。かれらは、自らのペットを連れて病院、介護施設、学校などを訪問するという「動物介在活動」を行っている。年間訪問施設は約四千にもなる。

　ペットは犬が８５％。その他は猫、ニワトリ、ラバなど。犬の多くは、シェルターから引き取った動物たちだ。かれらは、人の福祉とともに、動物の福祉にも貢献しているのである。
東京新聞　7月12日

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「牧場」の馬３頭脱走

３頭は現場近くにある「げんき牧場」が所有する乗馬用の馬で、２頭は間もなく自ら牧場に戻った。残る１頭は同９時１０分ごろ、近くの路上で、足にけがをしてうずくまっているのを署員が発見し、保護した。同署で、馬が逃げ出した原因を調べている。
　同牧場は、高齢者や不登校児などを対象にした乗馬クラブで、民間のボランティア団体が運営しており、夜間は無人。
　　　　　　YOMIURI　ONLINE　6月4日

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ホースセラピーは30年も前から注目され、日本でも乗馬や世話を通じて効果が報告されている。げんき牧場も頑張っている施設の1つ。しかしメディア的には”脱走”と表現されることに違和感がある。馬は散歩しただけで、飽きたら自分から帰っている。牧場の周辺の理解を広げる工夫も必要かもしれない。メディアにも自覚が欲しい。

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ペットの癒やし効果を数値で発表

犬との短時間の触れ合いは、心臓病患者の不安軽減や血圧などの改善に人と接するより大きな効果をもたらすと、米カリフォルニア大ロサンゼルス校のチームが１５日、テキサス州で開催中の米心臓病協会の会合で発表した。犬の「癒やし効果」を具体的な数値で示した研究は珍しい。
　チームは心不全で入院中の患者７６人（平均５７歳）を３班に分け、１２分間にわたり（１）ボランティアが連れてきた犬と触れ合う（２）ボランティアだけの訪問を受ける（３）ベッドで安静にする−を実行してもらった。
　その結果、犬と触れ合った患者では、不安の強さが訪問前より平均２４％低下した。人の訪問では１０％しか低下せず、安静に寝ていた患者には変化はみられなかった。 共同通信 11月16日
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内科、外科を問わず犬がもたらす癒やし効果は報告されてきたが、具体的数値で示したのは珍しい。犬に限らず、それぞれのペットの特性が医療に与える効果は計り知れない。ますます動物交流療法として癒やしが注目されるきっかけとなろう。
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茨木の高校　医学的にも「ホース・セラピー」効果を検証へ
大阪府茨木市の私立向陽台高校（後藤顕一校長）が、授業で「ホース・セラピー」を取り入れている。２４日からは、受講者に対して心理テストや生理的な検査を実施。ホース・セラピーのひきこもりへの効果を医学的に検証する試みもスタートさせる。 産経新聞10月8日

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ホース・セラピーの効果を科学的に検証しようという試み。ペットのいやし効果は各方面で報告され、耳にしているが、乗馬は勿論、飼育から世話まで関わることでとても人間的な生活を取り戻したという一風変わった記事。犬には犬の、猫には猫の、と同じようにそれぞれの動物には、人間とは欠かすことのできない古来からの目に見えない恩恵がある。それらを科学的に解明しようという動きは当面続きそう。
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熊本の雄大な自然を舞台に、心に傷を負った主人公が、馬との出会いによって生きる力を取り戻していくというテーマの劇映画『風のダドゥ』が18年6月公開される。