2ちゃんねるオカルト板の「呪術・呪物について語るスレ」のまとめサイトです。

146 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 08:26:46.31 ID:Y76vC7sH0
ちなみにちゃんとしたお寺の僧籍にある人なら、
とんでもないコネがつかえる可能性もある。

将来の枢機卿=将来ローマ教皇になるかもしれない男

が枢機卿になる修行の一環で修行寺で修行している可能性があるんだ。
「他宗教に入って一定期間修行してもカトリックへの信仰が揺らがない」
っていう枢機卿になるための試練らしい。
正体がバレても薬物を使われたり、殺傷されたり犯されたりしない
日本の仏教寺院は彼らの格好の修行場なんですよ。

修行している間は、管長クラスしか知らないんだけどね。

一緒に修行して仲良くなった外人に、思い当たる人はいませんか?
もし彼の力を借りられたら、西洋系の事案は多分一発で片付きます。多分。


147 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 09:34:59.87 ID:WVcI1hfFP
>146
多分それは禅宗なんかが多いんじゃないかな?
うちの派にはいませんが高野に外国人の僧侶がいたような気がする・・・
あと日本仏教は一部の鎌倉仏教を除いて他の宗教を排斥しないですから格好の修業の場であるのも頷けます
うちは修験も持ってるから神仏混合色が結構強く外国の人は縁持ちにくいのかもしれません
神祗は民族の持つ信仰だから外国人だと縁を持ちにくい、てか無理なような気がします


148 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 12:11:20.75 ID:Y76vC7sH0
>147
たしかに私が知っている枢機卿も、修行先は禅宗でした^^;
静かに瞑想し、自然の声を聞く所が、聖ベネディクト派に似てるそうです。

あと魔女の宅急便のセリフで「魔女は血で飛ぶ」というのがありますが、
たしかに「神祗は民族の持つ信仰」というのは納得です。

ユダヤ人(これを人種と言っていいのかは甚だ疑問ではありますが)以外が
ヘブライ語・アラム語の聖句や生命の木のシステムを完全に使いこなすのは無理
なような気がします。彼ら、セキュリティーもしっかりしてるし。

憑きもの筋の人間以外が、狼の干し首、猿のミイラなどの呪物を
使えないのに似ているかと。(逆に血のせいで勝手に発動したりするけど)

ただそれを本地垂迹・神仏混合で、たとえばヒンドゥーの空飛ぶ魔女で
あったダキーニをダキニ天としてアーリア人の血を引かない
日本人ですら使う事に成功した密教ってすごいですよね。
本当、誰が考えたんだろう?このシステム。
(ちなみにカトリックも土着の宗教を飲み込んで成長するシステムです。)


149 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 12:15:43.36 ID:Y76vC7sH0
追記:修験道系だと上下関係厳しそうですね。
実験するならばお師匠さんの許可を得ないと、怒られちゃうかも?
・・いや、勝手をして師匠に力を一時的に剥奪とかされた
人の話しを聞いた事があるもんで。


150 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 12:48:29.71 ID:WVcI1hfFP
>148
本地垂迹みたいのは日本オリジナルではなくって結構昔からあるんですよ
ヘレニズムあたりも習合思想でしょうしね
あとカトリックが北上していく際に土着の祭祀場の上に教会を置いていっていますよね
その置き方なんですが旧約聖書を多神教の教典と見て
聖書上の登場人を多神教的な神霊と見立てて土着の神の神格と合わせれば理屈は可能ですよね
一神教と言うのは政治的な関係で一神教としますが、旧約聖書はどうみても多神教の教典ですよね
>149
修験系に限らず日本仏教の縦社会は宇宙一厳しいですねw
お寺でおおやけにこれをやるつもりはありませんw
実は今回質問したのは仲間が病気になって自坊で祈祷をした際に西洋系の悪魔が憑いていてちょっと難儀したんです。
別なお寺の先生(退魔系の専門の先生)に聞いて見たところ
結構入ってきているみたいで土着化しているのもいるそうです。
でもって、やっぱり処方としてラテン語だとかの咒も持っていたほうが良いと言うアドバイスでした。
あとその先生から聞いた話しですが、地球上の宗教的ロジックが通じないようなのも最近出てきているとかいないとか?
それは外すのにテクニックがいるらしい

国内にもイエズス会系のエクソシストが2人くらいいるらしいですね


151 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 12:53:33.00 ID:WVcI1hfFP
あと禅宗の話ですが
禅の場合、所謂霊感みたいのが発動しにくいので枢機卿の他宗派修行にはいいかもしれませんね
密教は結構修行プロセスが荒っぽいので霊感みたいのが発動しやすいのです。
真言はマントラヨーガですが、これはヨーガマスターに言わせれば結構劇薬だそうです。
クンダリニー症候群なども引き起こしたりする人も多い、自分も悩まされましたw


152 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 16:16:24.15 ID:IfV9pBbJ0
非常に良い流れに感銘を受けましたw

>そうするとカトリックに根っこを生やした人間なら
>カトリックの集団意識のエネルギーを取り出す蛇口になる。

非常に自分のいいたいことを的確に表現していて納得

>ユダヤ人(これを人種と言っていいのかは甚だ疑問ではありますが)以外が
>ヘブライ語・アラム語の聖句や生命の木のシステムを完全に使いこなすのは無理

実はこの部分が心にひっかかって自分が西洋の伝統を諦めたのはナイショのひみつだよ!
しかめっつらして「いへーしゅあー!」とイエスの神名を唱えてるのが糸目の東洋人だというのが
ちょっと滑稽でしたので。つまるところ、それが自分の魂(みたいな、自己の根源)からの
祈呪、祈祷になるのか、と疑問に思ったので。伝統派のフォーチュン女史も著書で
「東洋にはヨガという優れた体系がある。しかし西洋人の身体にはいろいろな理由から合わない。
だからこの西洋の伝統をここに紹介するのだ」とあって、それを邦訳で読んでいるときに
違和感というか「じゃあオレだめじゃん!」と心の中で叫んでしまったわけでして


153 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 16:20:54.25 ID:mU7XBBbAP
ていうか>>127さんの出くわした妙なのについての話が気になるw
ここでは話せないものかな




154 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 16:28:20.89 ID:IfV9pBbJ0
自分はそこから「自分に利用できる民族のバックグラウンドはなんだろう」と考えるようになって
ようやく(いままで正直小バカにしていた)東洋系密教の書を手に取るようになりました(ゴメンなさい)
いろいろとシステムの比較をして共通点を見出すのは楽しいよね。比較言語学みたいで

>あと魔女の宅急便のセリフで「魔女は血で飛ぶ」というのがありますが、
>たしかに「神祗は民族の持つ信仰」というのは納得です。

この部分をもう少し精緻に考察した文献をいま探していて、もうちょっと学術的な論旨展開をみたいなあと
いろいろ漁っているところ。なんか生成文法とかと同じ構造をとってるんじゃないかっていう中二的仮説

>聖書上の登場人を多神教的な神霊と見立てて土着の神の神格と合わせれば理屈は可能ですよね
>一神教と言うのは政治的な関係で一神教としますが、旧約聖書はどうみても多神教の教典ですよね

周りは薄々気づいているけど当人達に面と向かって言うと怒られるからみんな黙ってる事案w
人類は神様(宗教)という投影システムがないとやっていけなくて、そしてそれは多神教の形式をとる、という中二的仮説(その2)


155 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 16:36:53.21 ID:WVcI1hfFP
>153
バフォメットですよ
詳しい状況なんですが乗っかられたのは仲間の若い坊さんで修行熱心な良い坊さんだったんです
病気でずっと休んでいて結局家から出られないみたいな精神的な症状も出ている
と言うのでとりあえず拝んでみようと言う話になったんです。
まあその際にまずは普通の当病平癒で拝んだ(軽めの祈願次第)
するとご本尊が「これこれこのお経を何巻やりなさいよ」みたいな指示があった(そういうこともあるんです)
でもって数時間かかるようなものなので、不謹慎にもめんどくさいなと思っていて
準備もあるから次の休みにやりますよとご本尊に伝え朝から拝み始めた・・・。
まあ拝み倒しみたいな荒っぽい祈祷なんですが、三昧耶状態、つまり変性意識の中でみえたのがこの山羊なんです。
やっぱり強烈で感覚的に邪悪そのものでした、怖いと言う感覚が全身を襲うような感覚でまずこれを追い出さなきゃ先に進まない
でもってまあなんとかいつもの手順を踏めるようになってとりあえず外せたんですけどね。
ちょっと異質なもんでてこづったという訳です。


156 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 16:40:45.12 ID:IfV9pBbJ0
脱線しすぎたから自分からは余計な茶々入れはこのレスまでで

ここ二十年くらい前からは西洋の伝統系でも密教の神仏習合システムに独自の路線で至った派がいて
混沌魔術といわれていたけど(もう下火になった)、利用できる人々の精神の集合体ならなんでも利用しよう
という、非常にプラグマティズムな(アメリカらしい)魔術もある。カーク船長とかミスター・スポックとかを
御柱にするというシステム。スタートレックじゃなくてもスターウォーズでもいいらしい
ベーダー卿なんかはlawでevilな象徴としては素晴らしいと思う。ほんで自分はそっちで研鑽をつんでいるわけでして

>あとその先生から聞いた話しですが、地球上の宗教的ロジックが通じないようなのも最近出てきているとかいないとか?

新しい世代はいわゆる宗教ではなくて、ドラマやアニメやゲームを通じて神的なつながりを体験することもあるから
そういうのも関係しているのかな…。ネットという形の意思の交流から生まれる霊的外傷だから、伝統的な手法がうまくいかないとか

でもオカ板としては「地球上の」というタームに注目して「そうか、とうとう宇宙人によr(
とか楽しいね。書いてる分にはw

実は仏教系のひとにすごく素朴な質問があるんだけど、ここで尋いてもいいもんなのかな?


157 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 16:42:53.10 ID:WVcI1hfFP
キリスト教のタブーなんか結構有りますよね
今の正統派のバチカンはパウロが作った教団で
実はキリストとその十二人の弟子から伝授を受けていないんじゃないか?だとか
異端認定されたほうが案外キリスト直系の教団だとか


158 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 16:49:12.60 ID:WVcI1hfFP
>156
地球外と言う事で宇宙なんでしょうけど、そんな説も出てますね
例えば聖水の類も平気、密教だと洒浄も効かないとか
心理学的側面で見て、憑き物が無意識の中に創り上げられた恐怖の部分であるならば
宗教的権威に対して免疫があるそういうのが最近は出てきてるのかな?とも思います。
しかし、やっぱり外し方はあるみたいでその先生は神道系の古い文献を探しまくったら
外し方があったそうです。


159 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 18:18:58.66 ID:Y76vC7sH0
バフォメットというとイスラー◯の神◯ホメットの名前を冠した
有名な西洋の悪魔ですね。従来の日本では狐狸が出てくることが
多かったのにね。そういうのが出てくるのか!すごい面白いです。

んで、多分西洋魔術でこれを使う人は、いわゆる正統派西洋魔術しではなくて
ウッチクラフトやペイガニズムに根っこをはやしたタイプだなぁ、と思ったり。
欧米人に、最近すごい流行ってるんですよね。ペイガニズム。

古くはギリシャのパーン神サテュロス神ケイロン神、
そしてケルトのケルヌンノス神の零落した1柱ですね。
(いわゆるエコエコアザラクっていう呪文の中の「エコエコケルノノス」)

鹿の角を象った七支剣、春日大社に祀られているもの、
そしてもののけ姫のシシ神様・・・


160 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 18:40:12.91 ID:Y76vC7sH0
はっ、インド神話ならガンダルヴァ=乾闥婆!!ならば帝釈天が上司だ!!
ギリシャ神話でも北欧神話でもこのタイプの神はカミナリの神に征服されてる。
なぜだ?相性がいいのか?ワンセットなのか?
>156
クトゥルフ神話とか使うの面白そうですよね♪楽しそうです。はたから見る分には。
スター・ウォーズは制作に神話学者のジョセフ・キャンベルが
一枚噛んでるから、きっとつかえる日がくる・・・はず?
>154
呪力の民族的な根源というか、民俗学の授業で習った話を思い出しました。
族長とその所有物に触ると死ぬという信仰のある島で、
やってきた民俗学者はそんなの迷信だと、平気でペタペタ触りまくってたのに、
持ち帰った族長の持ち物に、知らずに触れた島民に「それ、族長のものだよ」
って告げると、その島民はびっくりして次の日死んだ。
というお話。あと小松和彦著の憑霊信仰論なんか面白いです。


161 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 21:00:22.51 ID:WVcI1hfFP
>159
そのバフォメットですけれども
色々調べたらカドケウスの杖がお腹のところにある
このカドケウスの杖はヨーガで言うクンダリニーの上昇を表しているとも言います。
さしずめ日本ではくりから龍と言う奴で
この上昇プロセスに失敗しお腹のあたりまでですと霊感霊能みたいな事だけの呪術師に落ちてしまう
宗教的な目的である悟りだとかから遠ざかる訳です。
その象徴として、クンダリニーの蛇がお腹までしか上昇しない状態をあらわしていると思います。
ですから所謂悪魔の条件として教えや悟り真理を阻害するものなのでしょうね



162 :本当にあった怖い名無し:2011/02/28(月) 21:09:15.22 ID:WVcI1hfFP
民族の持つ信仰は結構大事で民族のみ持ちうる集合的無意識というやつです。
密教も1400年も経ったらこの範疇かもしれませんね
外国の宗教の流入は民族のアイデンティティの破壊
結構この傾向は危険なんですけどね
呪としての側面から見た国が成り立たなくなりますからね


163 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 00:26:06.87 ID:6MN44hY40
תחטאני באזוב ואטהר תכבסני ומשלג אלבין׃
ちょいテスト



164 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 00:29:24.54 ID:6MN44hY40
おお、2ちゃんってヘブライ語出るのかw

で、これは右から左によみます。
təḥaṭṭə’ēnî ḇə’ēzwōḇ wə’eṭəhār təḵabəsēnî ûmiššeleḡ ’aləbîn:
発音は↑上記(発音の方は左から右ね)

いや、詩篇51.7のヘブライ語の原文です^^:


165 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 00:30:13.60 ID:y7SU1sUrP
ちょっとアレスタークロウリーの話を調べていたら色々パラドックスに陥っている
666は反キリスト
しかし、悟りを目指す大乗運動にも共通する動きがある
龍樹菩薩のような臭いもするアレスタークロウリー
悪魔ってなんなんだ?みたいな状態???


166 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 00:35:40.88 ID:6MN44hY40
>161
そういう密教的なローカル化というか、翻訳ができるんですね。なるほど。

ちなみにバフォメットは死と豊穣をつかさどる1柱だから、
白い意味では生殖器・二重らせん構造のDNAという解釈もあるんですけどね。
黒い意味ではそうなるのか。勉強になります。


167 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 00:48:33.07 ID:y7SU1sUrP
>166
カドケウスの杖があらわしているのがDNAと言うのは間違いでしょう
クンダリニーの上昇を経験するとそれ以降は色々呪が変わってきます。
自然体で出来るような感じ、シャーマニズム的な呪ですけれども・・・。


168 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 00:48:49.55 ID:q2uh1BYy0
ウィッチクラフトとバフォメット云々と聞いて飛んで来ました


169 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 00:56:01.10 ID:q2uh1BYy0
本人の「悪いモノ、阻害するモノ」のイメージとして形成されたスタンダードな形の「悪魔像」が見えちゃったんじゃないの?

ん?何か日本語が変だなあ・・・。まいいや。

悪魔祓いの時は相手の名前を問いただす作業があるって聞いたけど、「私はバフォメットです」って名乗ったのかな?


170 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 01:01:16.08 ID:y7SU1sUrP
>169
私の場合さにわが基本ですから名前を聞きますね。
姿が神仏の場合は特にそうです。
どこのどういう神仏かを問う作業は基本ですね。
バフォメット黒い山羊のように名乗り悪魔そのもののような態度でした


171 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 01:08:01.94 ID:q2uh1BYy0
>170
答えてくれてありがとう。

もうひとつ聞きたいんだけど、審神者ってどうやって目的の神であるか否かを判断するの?

姿形がイメージ通りだとしても
1:別のモノが化けた偽物
2:そっくりさん
3:御本人降臨
とか色々あるじゃない?


172 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 01:17:18.63 ID:y7SU1sUrP
>171
日本の場合は神の定義が広いですよね
狐狸の類も霊だから神っちゃ神ですからねw
ただ一般的な広義の狐狸の類って呼んでるのは人の念(生死は問わず)みたいのが多い
こういうのはお祓い程度(供養のロジックもあり)で済んじゃうんです。
ただ、ひどいのは神様が祟るみたいのでこれは事情をある程度聞かないといけない
これこれこういうお祭りをしますから許してあげてくださいねみたいな交渉になってくるんです。
あと、神様までいっていないし人の霊ではない妖怪的なもの、自然神みたいなの
こういうのが騙るんですよ、これはどこのどういう神様ですか?と問うと矛盾が生じてくる
そこをついてごめんなさいとさせるわけです。
ただ盗人にも三分の理ですから供養をしてあげるわけです。


173 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 01:21:04.38 ID:y7SU1sUrP
あとそういう霊の主張を聞いて境涯的な矛盾も判断基準になりますね


174 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 01:31:17.98 ID:q2uh1BYy0
>172
返答どうも。審神者について少し分かったような気がしました。

となると例のバフォメットは身の上まではっきり答えれたという事ですか・・・


175 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 01:41:44.76 ID:y7SU1sUrP
>174
と言うよりもね
さにはでは騙る相手に問うがさにわなんですよ
今回のは、騙すも何も問うて名乗っているw
このケースは珍しいのでここで皆さんの意見を聞いたんです。
素人祈祷みたいのなんかですと、やっぱり自己の投影ってあるのはわかります。
私もかけ出しの頃は狐狸のたぐいみたいのにも怖くて怖くてでしたからw
宗教的に言えば魔境って言うんですけどもへんな信仰や歪な願いみたいのを引き起こす奴です。
こういうのは騙るのに乗られてるんで、さにはバリバリで問い詰めるわけです。
しかしある程度の修行経験がある僧侶が乗っかられるのは深刻で堂々と名乗るんだな・・・。
みたいに思いましたw
魔と狐狸のたぐいは根本的に違うようですね
狐狸のたぐいは騙りますが魔は堂々と挑戦してくるみたいですね
仏教の供養や神道の鎮魂のロジックも無理があると思いましたw


176 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 08:10:26.96 ID:6MN44hY40
ちゃんと対話してあげるのが日本的でやさしいね。
「盗人にも三分の理」とか「供養」してあげるのが
この国の人の心の良さなのだろう。

西洋的なエクソシストだと悪魔とは絶対に
「見ない・聞かない・喋らない」
そして神と信仰の力でねじ伏せる。

できなければ物理的に除去(肉体は滅んでも魂は救われた!!的な)。

ところで密教って・・審神者をつかうの??
なんかすごい珍しい感じがする。


177 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 08:35:08.62 ID:6MN44hY40
あと素朴な疑問
>155にあるようにご本尊の指示があったわけですが、
それってここで聞いたり、ずっと拝み通したり、「先生」に聞く
よりも面倒くさい事なのだろうか??

それに修行になると思うのだが‥ってかその場では
やらなくても、のちのちに強制的にやるハメになる気がする。


178 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 09:08:42.36 ID:HHsV8KZo0
>176
横レスだけど審神者は密教であろうと神道であろうと修験道であろうとするだろう
それぞれで審神者と呼ぶかはともかくとして、相手が何ものかを色々な面から総合的に判断する事が審神者と言う訳だ
これは術と言えば術のなのだろうけれど術式や法と言った形式を取れば出来るという物ではなく、術者の能力に頼る所が大きい


179 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 09:20:48.36 ID:6MN44hY40
>178
そういう意味で「審神者」をとらえていらっしゃるならそのとおりですね。

学術的に審神者というと、神降ろしをして憑依した人間の言動を
聞いて問答をして、正体を判断する一連の行為をする人を
「審神者」というので、そっちで考えていました。

で、学術的に言えば一般的な現代の密教や神道はそういう事はしていなくて、
審神者を立てる修法はもっぱら新宗教のやり方なんですね。

といっても、表向きはしてないだけで、実情はおっしゃるとおりかもしれませんね。
で、伝統的宗教者の人間はそいう事は。なかなかおっしゃりません。
むしろ「悪霊などいない。あるように見えるなら人の心の迷い」
という公式発言をするわけです。


180 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 09:22:40.25 ID:6MN44hY40
なのでこういう所だから?ぶっちゃけてくれたので
これはレアケースだなぁと、驚いたのです。
まぁこの僧侶さんが新宗教の人間でなければの話ですが。


181 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 09:35:30.99 ID:HHsV8KZo0
>179
密教自体は呪術を指すのではなく宗教だから呪術の方法を習う所ではないからね
しかし、お寺で祈願祈祷の看板を掲げている所などではそのお寺独自の祈願法があり、口伝と言う形を取る。
公式には宗教だから無いと言うが実態として有るわけだな


182 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 09:37:15.26 ID:6MN44hY40
あとお祓いをしていって、次々と色々な「魔」「霊」が出て
くるという現象もいわゆる憑依現象とお祓いのパターンなのですが、
(たいていは最初は祖先などの人の霊、次は狐狸のような自然霊。
 そして龍、悪魔、大ボスの魔王クラスと、修法者が回数を重ね、
 掘り下げるほどに敵もまたグレードアップしていきます)
たとえば東南アジアの国で現地調査をした時の話なのですが、
昔は伝統的な霊の名前しか出てなかったのが、
西洋の文化が流入してくるにつれて、そういう異文化の
観念の名前も出てくるようになったわけですね。
たとえばですね、「ドラえもん」とかが悪魔の名前として出てくるのですw
でもね、こうやって、ぱっと聞くと笑っちゃうかもしれないけれどね、
これは重要な事なんだと思っています。異文化コミュニケーションとして。
そしていわゆる憑依現象をとく鍵になると思っています。


183 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 09:45:54.51 ID:6MN44hY40
たとえば現代のいわゆるスピリチュアルではチャネリングとかアセッションとかの
いわゆる「宇宙意識」存在が流行っているわけじゃないですか。
そして「女神転生」などにみられるゲームやアニメで
昔だったら一部の人しから知らなかったベルゼブブやバアールのような
「西洋の悪魔」の存在や名称が、一般的な日本人の認識に
浸透していってるのではないかと思うんですね。

で、ここに憑依現象の実例としてそういう存在が日本で発現したと。
これはとても興味深いなぁ、と、思っています。


184 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 09:56:03.55 ID:6MN44hY40
私は宗教者ではないので、外からの見方しかできませんが、
在来宗教の中の人の見方として、

「西洋の悪魔」「地球外の悪魔」が攻めてきた

という概念になるのが素晴らしいと思うんですね。
これは民族文化の侵食という見解から考えれば
紛れもない現実ですから。なるほど、と唸るしかありません。


185 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 14:14:04.71 ID:oXzBhJTR0
なぜか伸びる時は急に伸びるよなココw


186 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 16:51:03.83 ID:6MN44hY40
少し感心した事

この僧侶さんは股間の杖を重視されているみたいですね。
ちなみに股間に杖生やしてるバフォメット像というのは
比較的新しいイメージで、初出は1854年にエリファス・レヴィが
発行した本からなんですね。英語版のWikiみてもらえばわかるだろうけど、
あまり一般的ではない。レヴィ独自の新しい視点なわけです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Baphomet

で、まっさきに来た回答がレヴィが創りだした流れの
「高等魔術」。本当に無駄がないですねぇ。面白いです。

ちなみにクロウリーはバフォメットをミスラ神の父と定義してますね。
ナポレオンのエジプト遠征、一般的になった世界一周旅行
当時のヨーロッパの異文化へのあこがれが爆発したかんじですね。


187 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 17:11:14.17 ID:6MN44hY40
スレチが続いたので、呪物としてのドラえもんのお話をしましょう。
タイの呪術師がドラえもんのぬいぐるみにピー(霊)が宿ったと
そのピーと対話をした時のおはなしです。

実はこれはあまり珍しい事ではなく、
タイの人たちはドラえもんをとても愛してくれています。
「ドラえもんの葬式」「寺院の壁画にドラえもん」
などと、ちょこちょこニュースになってますね。

問答無用にガンガン工事をするのが西洋人。
地鎮祭をして、祟ると対話するのが日本人。
まずは対話して、工事に反対するピーが一体でも
検出されると、工事をしないのがタイの心優しい人々です。



188 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 17:13:29.20 ID:6MN44hY40
で、そのドラえもんの霊、術師との対話によると
なんとドラえもんはタイの王朝の立役者になったほど
古い霊だというじゃないですか。いわく
「山田長政の縁者である藤子不二雄先生を頼って具現化した」
(まぁあれだ、事実じゃないと思うんですけどね^^:)
というのです。
そしてそのドラえもんのぬいぐるみは持つものに幸福をもたらす
のですが・・・「王家の血を引く人間でないと所有されるのは嫌だ」
といい出したわけです。まぁこのあと色々あるのですが・・・
術師の誠心誠意の説得に、無事に納得してくれたわけです。


189 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 17:17:35.47 ID:6MN44hY40
ちなみにタイでは猫は王様からの賜り物なんですね。
呪術的な力を持つので、猫の毛色によって取り決めがあって、
貴族のみが飼うことを許された「灰色の猫(シャム猫の血統から復元中)」
王家の人間のみが飼うことをゆるされた

「青い猫(現在は残念ながら絶滅)」

などがあるのです。

そんなわけでタイの人にとってドラえもんは、
昔は王家しかもつことができなかった
ロイヤルラッキーアイテム的な存在なんですね。
彼らにとってはドラえもんがピーとなるのも当然なわけですね。

おしまい♪


190 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 18:38:57.11 ID:123Lxa/G0
>180
ブラジル人が来ればマクンバが同様に来るし、
ヨーロッパ人が来ればヨーロッパの魔術も同様に来る。
それが自然なことで、俺はそれが来なくちゃダメだと思うけどなあ・・。
来すぎると怖いみたいに思うかもしれないけど、人が来るんだから文化ももちろん来るよ。そうでなくてはいかんね。
俺は個人的にマクンバ広がってほしいと思うんだよね。マクンバ最強っていうから。



191 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 19:00:57.73 ID:6MN44hY40
>190
マクンバwwwいいですねぇww
ブラジル移民が持ち帰ってきて、
日本でも結構儀式が行われているみたいですね。

映画のあるシーンで、
スポーツチームに一人マクンバを行うメンバーがいて
ロッカールームで鶏のクビを切ろうしたので
(その前もやって、それを見たチームメイトは嘔吐してる)
あわててチームメイトがケンタッキーを買ってきて、
「これつかえ」って、まるく収めるという所が私は大好きです。


192 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 19:19:25.48 ID:jrZhcSG20
でもマクンバについては、中南米でしか成り立ちにくいのかもしれないな。
本でかじった知識だけど(20年以上前の記述)
マクンバは南米一帯にある呪法だけど、 その形態はブラジルの話しでは、術者は一人なんだけどサポートする教団員が十何日間(14だっけ)のマクンバの期間踊り続けるそうだ。7時間とか踊り続けるらしい。
これは最強といわれるゆえんだね。


193 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 19:31:15.26 ID:em52cbx80
>192>本
魔と呪術 鈴木一郎


194 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 23:16:23.94 ID:6MN44hY40
なんでエリファス・レヴィのバフォメット(正確な題名はサバトの山羊)
がこんなにも浸透したのか知りたくなったので、
ちょっとパリの国立図書館あさってみた。
そしたらこんな図像もあるんだな。
インドとの交易にしたがって、東洋神秘主義やヨガとの出会いがあったんですね。
これは第一冊目の最後にある絵です。
http://gallica.bnf.fr/ark:/12148/bpt6k205564w/f377...
で、バフォメットは第二冊目のしょっぱなに鎮座してます
http://gallica.bnf.fr/ark:/12148/bpt6k2055658/f3.i...


195 :本当にあった怖い名無し:2011/03/02(水) 19:02:34.67 ID:Q8D0Bf3J0
獣面人身の有翼神というのは古代オリエントの神に見られるらしいね。
http://mazumunu.seesaa.net/category/7343692-1.html
http://kojiki.imawamukashi.com/06siryo/06mithras.h...


196 :本当にあった怖い名無し:2011/03/02(水) 19:10:56.77 ID:QN7Hhfql0
そういえば映画エクソシストで、
悪魔の正体は有翼の神パズズだったね。
もともとはエジプトとかオリエントとかの
キリスト教以前の神様だったんだろうなぁ。
西洋人の考える悪魔って。


197 :本当にあった怖い名無し:2011/03/02(水) 23:22:00.24 ID:Xs5begdN0
デーモンとデビルは分けて考えるヨロシ


198 :本当にあった怖い名無し:2011/03/03(木) 07:34:13.00 ID:gRD9m/FF0
ダイモーンとデーモンは分けて考えるヨロシ


199 :本当にあった怖い名無し:2011/03/03(木) 23:21:23.44 ID:vjlqbpQf0
むしろ方言てきな変化じゃね


200 :本当にあった怖い名無し:2011/03/04(金) 09:10:35.14 ID:DN+SBGA30
無論それもあるが
音とともに、概念が違いすぐる


201 :本当にあった怖い名無し:2011/03/04(金) 09:27:48.02 ID:eYUAZEVaP
悪霊と悪魔みたいな違いか?


202 :本当にあった怖い名無し:2011/03/04(金) 09:42:09.11 ID:DN+SBGA30
精霊、かな
ジン


203 :本当にあった怖い名無し:2011/03/04(金) 12:26:53.23 ID:T7k5KfqX0
ダイモンは守護霊とかあるいは多神教における神の概念に近い


204 :本当にあった怖い名無し:2011/03/04(金) 19:01:12.89 ID:Zxb44ZV/O
>203
自分自身や守護獣って解釈なかったっけ


205 :本当にあった怖い名無し:2011/03/04(金) 19:02:24.19 ID:WKnB4dlH0
メーラーダエモン


206 :本当にあった怖い名無し:2011/03/05(土) 21:58:56.66 ID:tQFydhEW0
アミニズムからの変化の階梯なのかもしれんが
ゲニウスロキとかも好きだ


207 :本当にあった怖い名無し:2011/03/06(日) 13:02:09.11 ID:KejXxdgU0
元のギリシア語じゃ、自身にささやく精霊
後世キリスト教のいわゆる守護天使にちかい




565 : 本当にあった怖い名無し : 2011/09/24(土) 23:42:38.93 ID:vdqJyT6r0 [1/1回発言]
西洋魔術の本なのにカルマとかヨガとか東洋的な言葉がたくさん出てくる。
ごちゃまぜにされるとなんか胡散臭くなる。
西洋の本なら西洋の流儀で統一して欲しいのに・・・


566 : 本当にあった怖い名無し : 2011/09/25(日) 01:13:35.11 ID:2YEIwwJ90 [1/1回発言]
ベースは似たようなもんだからな


567 : 本当にあった怖い名無し : 2011/09/25(日) 04:40:19.05 ID:MvWAhiop0 [1/1回発言]
現存するもの自体ごちゃ混ぜなんだから、気にしたら負け、


568 : 本当にあった怖い名無し : 2011/09/25(日) 12:05:50.97 ID:T6xi31vD0 [1/1回発言]
もともとがイランあたりだから混じっても無問題じゃね?西洋魔術なら


569 : 本当にあった怖い名無し : 2011/09/25(日) 22:49:09.61 ID:Vg3kN08l0 [1/1回発言]
20世紀初頭はアジア神秘主義がムーブメントだったからな
とりあえずインドの高僧っていっときゃおkみたいな

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