322 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 12:40:39 ID:Z44rvpyx0
どっちも「おいぬさま」って呼び慣わすところあるけんね。
呼んでるうちに混同したり、大口真神さんの法を失伝してる可能性あるな。
ところで、外法頭なんかで面白い話持ってないかい?
山梨の方の護良さんは、よくそっちの方とか立川流で云々されるけど、
別物だそうだね。
323 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 13:17:00 ID:Pi08NUnT0
立川流はあくまで密儀宗教の一派であり狭義では信仰の範疇に収まるから外法ではないと思うしねぇ。
外法頭だと髑髏語りとかは比較的有名じゃないか?
死者の頭骨に術をかけ髑髏が喋りだしその知識を得る。似たような呪術は世界中にあるし。
324 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 14:30:17 ID:e9h64oE70
あ、なんかインカの村?のドキュメンタリー番組で、先祖のドクロと会話する
っての見たかも。
329 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 18:38:51 ID:Z44rvpyx0
>323
あ、言葉の定義をきちんとしておかなかった。
外法に対する「正法」があるんだけど、その「正法」が外法を包括して
一つの体系を成している場合(<密教なんかが顕著)と、
完全に「正法」に組み込まれない=まったく文化が異質とでもいうような
「外法」があるよね。こっちは日本土着?半島経由のもの?みたいな。
実際どこで線引きするかは、また難しいんだけど。混ざり合っている物も多いし…
分かりにくかったらごめんよ。
330 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 18:42:40 ID:Z44rvpyx0
続き。
>323
頭骨ってやっぱり「容器」なのかね。まあ脳みそ入ってたわけだけどw
法華経を誦する髑髏や、「あなめあなめ」の歌詠う髑髏が「髑髏語り」の
一つの淵源にあると思うけど、あれも妙経の徳や歌徳が頭骨に籠もって起きる
といっても良いかもしれないな。
あと、結構ずれるかもだけど、狐狸も術を使う時に、頭骨を頭に乗せて北斗を
礼拝するね。
それから、いわでもがなだけど、俺の見立てにまちがいなければ、
あなたは外法蒐集の御仁じゃない?w
331 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 18:47:43 ID:Pi08NUnT0
あ、バレた。
332 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 18:59:03 ID:ObpizD+k0
バレるもなにも、言ってる事からそれしかないでしょw
333 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 21:19:14 ID:Pi08NUnT0
やたら勘がいいですねー。その情報の集め方もピンポイントだし。
頭蓋についてはオカルト的には私が把握しているだけで二つほどの側面があります。
まずひとつはいわば頭蓋崇拝とでもいうもので、霊力や魂は頭蓋骨にこそ宿るという思想があります。
死者の脳髄を食したり、干し首を作ったりするのもこういった思想の一つのパターンであり。
最終的には死者の力を我が物としようとするわけです。
特に東南アジアやオセアニアなどに多いようです、日本ですと将門の伝説とインドの羅コウの類似などから
大陸からの影響を考察するのもありかもしれません。
外法使いが頭骨を集めるのもそういった自己強化的側面が強いわけです。
334 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 21:33:55 ID:Pi08NUnT0
二つめは奇形信仰とでもいいいますか、特別な人間は骨格も特別であり
それらの骨は特別な力を有しているという信仰で仏舎利、仙人骨、仙骨などが代表格というところでしょう。
なかでも尊い立場の人間や徳のある人物が貴重とされ、
それらの人物の骨がある種の奇形であればさらに呪術的に好いとされます。
まぁ二つの思想が組み合わされて術具としての頭蓋骨というのは一種の定番となるわけです。
335 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 21:42:38 ID:Pi08NUnT0
狐狸の類は北斗の化身である妙見の眷属であるとされるがこれは
彼ら四足の狐狗狸が古くは天狗などに代表される箒星、彗星の化身であり。
星神の使いとされていたことによるものです。
彼らはパワーソースをきちんと確保したれっきとした呪術を行う存在とされていました。
まぁ現代では頭蓋骨を大量に保持していると犯罪者になりかねないので
皆さん苦労しているようですね。
337 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 22:06:46 ID:Z44rvpyx0
>333
ひひひ、式が教えてくれるんですよ「外法蒐集さんが来たよ」てね。
うそですw(AA略
>332のひとが書いてるとおり、誰が見ても一発で分かりますってw
ところで、首級の御霊といえば本朝なら将門さん、天竺ならラーフの話に
膝を打ちつつ、鹿島の悪路王の首級(レプリカ)を連想しますた。
確か、元はモノホンだったが朽ちたとか、水戸黄門に持っていかれたとか
っていうアレ。レプリカにしてもなかなかの出来ですよね。
髪の毛は人毛だったはず。さて、アレはどういう使い道だったのやら…
338 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 22:25:30 ID:Z44rvpyx0
続き。
ご教示の通り、首級に籠もる力への認識は洋の東西問わないですね。
ところで、奇形信仰と頭骨といえば霊骸ですね?
完全な卵型(<智証大師さんがこれですな)から宝珠型までタイプいろいろ
だけど、実物は見たことあります?
それから、狐狗狸と星神にまた納得しつつ、こちらは狐狸を一種の外法呪術者
(<正法に相容れない異質な方の)の暗喩で考えてました。
妙見=尊星さんといえば、尊星曼荼羅にも獣が取り巻いてましたねぇ。
獣たちと法の照応は儀軌類にあったと思うんで、確認したらいろいろ出てくる
ハズ…
頭骨の大量保持といえば、その昔、古道具屋さんを営んでいる方で、
「フォルムに惹かれた」とかなんとかいって猫の頭骨を大量にコレクション
してた方がいたそうですが、惹かれたのはフォルムだけなのか?とw
339 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 22:39:51 ID:Pi08NUnT0
>338
写真でなら同好の士に見せてもらったことありますが、直はないですねー
どっちかっていうと私は獣頭神体派の方なので。警察が怖いし。
妙見信仰と玄武信仰と眞武帝君信仰における十二神将の変遷的な部分ですが。
これらの信仰と巫蠱の関係性などは国内ではもう永遠に解明されることがないのかもしれません…
あ、古道具屋さんが頭蓋骨を集めることはよくあることですよ。うん。別にぜんぜん不思議じゃないよ。
だから詮索しないであげると喜ぶと思います。
340 :本当にあった怖い名無し:2009/05/23(土) 01:30:20 ID:UFWRyRs30
>339
いやいや、霊骸っていっても、もちろん生きてる人のですw
ヨーガを長く修練してる人で、もともと南伸坊気味の頭の形だったんですが、
頭頂部がポコっと出っ張っていて、「最近出てきたんだよね」と。
卵と宝珠の混じった形?ですかね。
国内ではもう永遠に
「国内」ではねw 大陸や台湾に行けばまだ伝は残っているでしょう?
もう伝習済みだったりしてねw
ただ、向こうのものだと玄武・真武帝君信仰の方が強まって、
日本の密教における尊星さんのテイストが薄れてくるから、
個人的には痛し痒し。
古道具屋さんの件は、半ば冗談です。動物の頭骨コレクターが多いこと、
了解してますw
ただ、外法蒐集さんはまさか、元左翼系活動家で、テレマ系魔術や
オイリュトミーかじりつつ劇団運営してませんでしたよね?w
341 :本当にあった怖い名無し:2009/05/23(土) 12:00:53 ID:5S24Il2X0
匿名掲示板で個人特定されるとかw
342 :本当にあった怖い名無し:2009/05/24(日) 01:57:46 ID:NfGrykrw0
>338
>コレクション
私は、頭骨、一つだけ持っている。(野山で拾った)
頭骨にも相があると思うよ。虫の標本(虫の死骸ね)にも、それぞれの相がある。
やはり、いい動物の頭骨は、いい相をしているんじゃないかな?
343 :本当にあった怖い名無し:2009/05/24(日) 02:01:52 ID:NfGrykrw0
昔は、死体も野ざらしで、頭骨なんかごろごろしていたわけだから、
野ざらしにするよりいいから、じいさんの頭骨だけ持っとけ・・みたいに、頭骨を持っていた人は多いんじゃないか?
なにしろ頭骨だと、顔かたちなんかは、浮かび上がってくるわけだから。
359 :本当にあった怖い名無し:2009/05/25(月) 11:10:38 ID:U1Q0zQ7m0
西洋だとメデューサの首とかは有名だな。
あと北欧神話のミミルの首とか。
なんか霊骸持ちは危険とかあったけど頭を狙われて殺されたりすることがあったりしたのかね?