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作者:明月千里
イラスト:春日歩(16巻まで)→村上ゆいち(17巻から)
出版社:SBクリエイティブ GA文庫

あらすじ

遺跡から発掘された、古代兵器 機竜。それは十余年前に発見された世界に七つある遺跡から発掘された古代兵器、伝説の竜を模した機械装甲である。5年前 長きに渡り圧政を敷いたアーカディア旧帝国はクーデターによって滅ぼされアティスマータ新王国が誕生。亡国の皇子ルクス・アーカディアは滅ぼされたアーカディア旧帝国の罪を背負い、咎人として新王国の国民の様々な雑用を引き受ける契約によって恩赦を受けていた。ある日 猫に盗られたポシェットを取り返すべく追いかけていた時、王立士官学園(アカデミー) 女子寮の屋根を踏み抜き大浴場に飛び込んでしまい、アティスマータ新王国の王女であるリーズシャルテを押し倒してしまう。彼女の怒りを買ったルクスは機竜での決闘を挑まれるが、模擬戦では無敗を誇るものの、未だ勝利したことがない「無敗の最弱」と呼ばれる機竜使いのルクスは、決闘で実力を示したことでリーズシャルテに気に入られ、貴族子女ばかりが通う王立士官学園に編入することになる。入学した王立士官学園の個性的なヒロイン達と交流を深めながら、ルクスは様々な陰謀に巻き込まれていく。

登場人物

リーズシャルテ・アティスマータ
クルルシファー・エインフォルク
フィルフィ・アイングラム
セリスティア・ラルグリス
切姫夜架
アイリ・アーカディア
ノクト・リーフレット
シャリス・バルトシフト

ヘイブルグ共和国
ヘイズ

ユミル教国
アルテリーゼ・メイクレア
メル・ギザルト
ネイ・ルーシュ

神聖アーカディア皇国
リステルカ・レイ・アーシャリア
エーリル・ヴィー・アーカディア
ミスシス・V・エクスファー
ラ・クルシェ
エル・ファジュラ

装甲機竜(ドラグライド)

神装機竜
バハムート
ルクスが持つ黒い機竜。飛翔型。元々はフギルが所有していたが、5年前のクーデターの際にルクスに譲渡された。特殊武装である大剣〈烙印剣(カオスブランド)〉を用いた近接戦特化の機体。また、周囲の物質に僅かながら干渉可能な力場を発生させる武装〈共鳴波動(リンカー・パルス)〉を内蔵している。神装は、先の5秒間でエネルギーや現象を数分の1まで激減させ、後の5秒間でその力を爆発的に解放するという圧縮強化の能力〈暴食(リロード・オン・ファイア)〉。欠点として燃費が悪く、高い適正を持つルクスでさえ長時間扱うことはできない。詠唱符は「顕現せよ、神々の血肉を喰らいし暴竜。黒雲の天を断て、〈バハムート〉」。

ティアマト
リーシャが持つ赤い機竜。飛翔型。鏃型の遠隔投擲兵器〈空挺要塞(レギオン)〉と巨砲〈七つの竜頭(セブンスヘッズ)〉を特殊武装として持つ高火力機。神装は、重力を制御する〈天声(スプレッシャー)〉。詠唱符は「目覚めろ、開闢の祖。一個にて軍を成す神々の王竜よ、〈ティアマト〉」。

ファフニール
クルルシファーが持つ水色の機竜。飛翔型。機動力に優れており、特殊武装として凍結弾を放つ狙撃銃〈凍息投射(フリージング・カノン)〉と、自らを自動で防御する盾〈竜鱗装盾(オートシェルド)〉を持つ。神装は〈財禍の叡智(ワイズ・ブラッド)〉。一定距離内の未来を数秒先まで予知することができ、これを攻防に応用した戦闘を可能とする。詠唱符は「転生せよ。財貨に囚われし災いの巨竜。遍く欲望の対価となれ、〈ファフニール〉」。

テュポーン
フィルフィが持つ紫色の機竜。陸戦型。近接格闘に特化した機体で、全身からワイヤーを射出する〈竜咬縛鎖(パイル・アンカー)〉と、掴んだ物体にエネルギーを送り込み爆破する〈竜咬爆火(バイティング・フレア)〉を特殊武装として持つ。神装は、他の機竜の神装を無効化し、出力を低下させる波動を放つ〈無情の果実(ミッシング・フェイト)〉。フィルフィは機竜操作と並行しての発動が困難であるため長らく使ってこなかったが、幻神獣化によって思考を強化することで短時間ながら使えるようになった。詠唱符は「始動せよ。星砕き果て穿つ神殺しの巨竜。百頭の牙放ち全能を殺せ、〈テュポーン〉」。

リンドヴルム
セリスが持つ金色の機竜。飛翔型。特殊武装として、電撃を放つ突撃槍〈雷光穿槍(ライトニングランス)〉と、広範囲をエネルギー弾で殲滅する〈星光爆破(スターライト・ゼロ)〉を持ち、あらゆる戦況に対応できる。神装は、展開した光の範囲内にあるものを同じ範囲内に高速転送する〈支配者の神域(ディバイン・ゲート)〉。これで自身や投擲した武器を移動させることで、単機での同時攻撃を可能とする。詠唱符は「降臨せよ、為政者の血を継ぎし王族の竜。百雷を纏いて天を舞え、〈リンドヴルム〉」。

夜刀ノ神(ヤトノカミ)
夜架が持つ漆黒の機竜。四脚の特装型。ドレイクより数段上の索敵能力と、糸状の特殊武装〈蜘蛛ノ糸(くものいと)〉を持つ。バハムート同様に近接戦特化の機体である。神装は、触れた箇所を中心に相手の装甲機竜の制御を一時的に奪い操る〈禁呪符号(スペルコード)〉。触れた時間が長いほど精密で強力な命令が可能で、10秒も触れていれば完全に操ることができる。ブレードで切りつけても発動でき、前述の蜘蛛ノ糸と併用し、集団を操る事も可能。この為、こと近接戦においてはバハムートをも凌駕する。なお夜刀ノ神から離れるほど効果は薄れる。詠唱符は「侵食せよ、凶兆の化身たる鏖殺の蛇竜。まつろわぬ神の威を振るえ、〈夜刀ノ神〉」。

アジ・ダハーカ
バルゼリッドの持つ群青色の機竜。陸戦型。通常武装は、主に戦斧(ハルバード)を使用。特殊武装は、両肩の砲口《双頭の顎(デビルズグロウ)》と、攻撃を受けると、自動で敵や周囲に反撃の衝撃波と装甲弾を放つ《這い出る不浄(リフレクター)》。
神装は、周囲の機竜のエネルギーを奪い、触れれば神装や特殊武装さえも一時的に奪うことができる〈千の魔術(アヴェスタ)〉。この機能により、適性の低い男でも長時間に渡り全開で機竜を操ることができる。一見万能の能力に見えるが、同時に複数の神装を奪って使用すると個々の力が劣化するという欠点がある。

クエレブレ
グライファーの機竜。特殊武装として、レーダーを遮る特殊な金属片の霧を散布する〈隠れ家の真名(ミストサイファー)を持つ。神装は、短時間の間あらゆる攻撃を弾く無敵状態になる〈光子潜行(フォトンダイブ)〉。連続使用には限度があるが任意での解除が可能。詠唱符は「咆哮轟かせ伝承となれ。大敵の旗幟たる妖精の守り手よ、〈クエレブレ〉」。

ニーズヘッグ
ヘイズの機竜。神装は、空間そのものを切断する事で断てない物が存在しないという防御不可能な剣〈切断者(アストラルライン)〉。攻撃するだけでなく、空間を断った斬線を周囲に張り巡らしあらゆる攻撃を消し去る絶対的な防壁に用いる事も可能だが、一定数以上の斬線の維持は出来ないため、新しい斬線を空間に刻むたびに古い物は順次消えていく。

ドライグ・グウィバー
メルが持つ機竜。特殊武装は、地形を変える程の爆発的な威力を誇る《地砕角弾(グランドバスター)》神装は、温度を操作する〈相克の天理(デュアルシフト)〉。応用により熱や冷気、空気など複数の事象を操ることができる。詠唱符は「相食む二対の穢れ、身に纏いて甦れ。天壌覆滅せし争いの竜よ、〈ドライグ・グウィバー〉」。

リヴァイアサン
シングレンが持つ蒼い機竜。神装は、触れた水を操作する〈王権(リーニング)〉。単純な性質の能力で応用に長けるが、水のない場所では特殊武装の〈水槽(バラスト)〉で、操る水をまず集める必要がある。更にもう一つの特殊武装として、機攻殻剣さえ残っていれば、一度だけ装甲を再生出来る〈偽鎧の石版(シャーリート)〉を持つ。ただし、これを使用すると、暫くこの機能は使用出来なくなる。詠唱符は「原初たる大海、力渦巻いて臨界せよ。天照らす神意の裁きを下せ、〈リヴァイアサン〉」

アスプ
ドラッケンの機竜。四脚の特装型。神装は、音を自在に作り操る〈魔楽聖唱(ヘルクァイア)〉。

ゴルィニシチェ
ローザが持つ鋼色の機竜。陸戦型。主に使用する武装は鎌状の竜角曲刃(サイズ)。特殊武装として、幾つかの無人機汎用機竜を操作する〈十二の鉄檻(テイルズヴァイス)〉と、機械の幻影を作り出す〈瞞しの閃影(シン・ファントム)〉を持つ。神装は、自らの機竜を改造し、その場で新たな形態を取る〈煉獄機構(タルタロスフレーム)〉。詠唱符は「姦悪たる術策の煤、沈み潜んで騙し打て。悔い改めざる宿世の竜よ、〈ゴルィニシチェ〉」

ヴリトラ
ソフィスが持つ鬱金色の機竜。神装は、物体の軌道を制御する〈風の威光(マハ・プラーナ)〉。詠唱符は「炎より生まれ出でし忌まわしき神。憎悪と理を喰らい超越せよ、〈ヴリトラ〉」

ゴルィニシチェ
ローザが持つ鈍色の機竜。陸戦型。主に使用する武装は鎌状の竜角曲刃(サイズ)。特殊武装として、幾つかの無人機汎用機竜を操作する〈十二の鉄檻(テイルズヴァイス)〉と、機械の幻影を作り出す〈瞞しの閃影(シン・ファントム)〉を持つ。神装は、自らの機竜を改造し、その場で新たな形態を取る〈煉獄機構(タルタロスフレーム)〉。詠唱符は「姦悪たる術策の煤、沈み潜んで騙し打て。悔い改めざる宿世の竜よ、〈ゴルィニシチェ〉」

ザッハーク
エーリルが持つ黒とライトグリーンの機竜。主に特殊武装〈竜刃光鞭(ブレイズウィップ)〉を使用する。神装は、周囲の人間の精神に干渉して、特定の記憶と認識を消去する〈双頭の邪智(ブレインハック)〉

ヨルムンガンド
マギアルカが持つ桜色の機竜。特装型。普通の機竜とは違い、身に纏うのではなく、背後に上半身だけの状態で召喚される。またかなりの巨体であり、一度召喚すると動く事が出来ない。その分、攻守の力は優れており、キャノンの一撃を受けてもほぼ無傷で済む。7本の腕があり、徒手空拳の2本に、他の5本にはそれぞれブレードやダガー、ワイヤーテイル、ブレスガン、キャノンといった武装が備わっている。神装は、自らが受けたダメージを軽減し、その分機竜のエネルギーとして蓄え、溜めたエネルギーは任意のタイミングでそれぞれの武装を介して解き放てる〈天変焦土(ヘルテンペスト)〉。

ザッハーク
エーリルが持つ黒とライトグリーンの機竜。主に特殊武装〈竜刃光鞭(ブレイズウィップ)〉を使用する。神装は、周囲の人間の精神に干渉して、特定の記憶と認識を消去する〈双頭の邪智(ブレインハック)〉。

アルクラ
「悪たる王」が持つ赤錆色の機竜。四本の腕と巨砲〈月吐き(ルナトゥース)〉を持ち、要塞のごとき巨体を誇る。神装は、自身を中心とした半径数十mlを闇の帳で覆い、その中に存在する生物の五感を消失させる〈黒翼覆(ダークフォール)〉。この神装で先手を打たれた時点で装甲機竜を纏っていなければ敗北が確定するという恐るべき能力で、神装を無効化できるテュポーン以外対抗する術がない。また、無生物であっても闇の帳で覆ったものは他者から認識できなくなり、これを利用して命中する直前まで攻撃の手を隠すことができる。

バジリスク
ヴァインが持つ機竜。神装は、吐き出した紫の煙に触れた物体を固定化させる〈石化の障気(カースフェーダー)〉。対象が機竜であれば幻創機核(フォース・コア)からのエネルギー伝達さえも停止させることができるが、障気を浴びせ続けていなければ効果は持続しない。

タラスクス
ツヴァイベルクの機竜。陸戦型。

ヒュドラ
ガトゥハーンの神装機竜。飛翔型。神装は、装甲と武装に触れたものを融合する〈神蝕毒素(リアライブ)〉。無機物なら何でも融合可能であり、ファフニールの凍結弾も装甲と融合させた。無機物と有機物の融合は不可能。

ウロボロス
フギルが持つ白銀の超巨大機竜。第零遺跡そのものであり大聖域(アヴァロン)の半身。改変機竜(アーティファクト)。全ての神装機竜へと形態を変化させることができる〈輪廻転生(インフィニティ)〉と、この世の空間から指定した対象の存在を消し、出現されることができる〈生死流転(ゼロワン)〉の2つの特殊武装を持つ。神装は、領域内の世界法則を自在に改変する〈永劫回帰(エンドレス)〉。七つの遺跡を受信増幅器として、神装の力で世界中の人間の認識を操作することによって、世界を作り変えることができる。詠唱符は「二重螺旋の塔より来たれ。零にして無窮の万象を紡ぐ、天地開闢の法を定めよ。改変機竜〈ウロボロス〉」

ペルーダ
第一遺跡『塔(バベル)』の統括者(ギア・リーダー)であるヨス・トークが持つエメラルド色の機竜。陸戦型。通常武装は鉄槌(ハンマー)。特殊武装は鱗状の装甲である〈竜羽甲殻(メタルジャケット)〉と、〈竜羽甲殻(メタルジャケット)の予備を追加召喚する〈超再生(ライフゲイン)〉。これにより、装甲の一部を解除し弾丸として放つ機竜の基本技能、機竜解放(ブレイクパージ)と相性が良く、装甲が尽きず何度も放つ事ができる。神装は、飛ばした装甲の一部が、そのまま周囲への探知機の役割を果たす〈水流炎陣(レッドマーカー)〉。また、鱗状の装甲一枚一枚に共振の効果を持ち、電磁波を主とした破壊空間の結界を作ることができる。

ケツァコアトル
第二遺跡『迷宮(ダンジョン)』の統括者(ギア・リーダー)であるル・カリアが持つ機械の羽飾りが特徴の神装機竜。飛翔型。通常武装は機竜牙剣(ブレード)。特殊武装は、予め登録した武装を百個まで追加召喚できる〈三色の鳥(パレット)〉。神装は、射程内の装甲機竜(ドラグライド)のシステム内の数値を微妙に前後させる事で機竜の動作を不規則(ランダム)に乱す〈導く者(スイッチローダー)〉

ヴィーヴル
第三遺跡『方舟(アーク)』の統括者(ギア・リーダー)であるラ・クルシェが持つ宝石のように輝く装甲が特徴の神装機竜。飛翔型。特殊武装は、伸縮自在の機竜牙剣(ブレード)〈陽炎竜刃(ラスターエッジ)〉と、ビーム照射を行う設置型の兵器〈宝石の眼球(ジュエルビット)〉。神装は、対象の心を読む〈千里眼(トゥルーアイズ)〉。ラ・クルシェ曰く、近距離で対象を絞らないと読めないうえに、あくまで大まかなものなので万能ではないらしい。

サラマンダー
第四遺跡『坑道(ホール)』の統括者(ギア・リーダー)であるネイ・ルーシュが持つ紅蓮の神装機竜。四脚の特装型。特殊武装は、穂先から生成した油を噴出し、直接相手の機体に塗りつける事で、容易には消えない炎で攻撃する事ができる長槍(パイク)状の〈竜炎棘(ヒートソーン)〉と、外殻に施された熱を遮断する〈炎の繭(レッド・プルーフ)〉。神装は、炎を操る〈天地創造(フレイム・ノヴァ)。

ピュトーン
第五遺跡『巨兵(ギガース)』の統括者(ギア・リーダー)であるエル・ファジュラが持つ神装機竜。寄生装甲機竜。装甲ごと他の機竜(ドラグライド)に取り憑き、精神を誘導する神装を持っている。エル・ファジュラ自身は主に《エクス・ワイバーン》を使用し、《ピュトーン》本体は主に他の機竜(ドラグライド)に取り憑き、その機竜(ドラグライド)の武装や特殊武装、神装を使用するため、《ピュトーン》本体の神装の名称や、特殊武装の有無は不明。

ガルグイユ
第七遺跡『月(ムーン)』の統括者(ギア・リーダー)であるリ・プリカの持つ浅黄色の神装機竜。陸戦型。通常武装は、機竜爪刃(ダガー)と戦斧(ハルバード)。射程内の相手の意識を数瞬ほど呑み込む神装を持っている。特殊武装の有無や神装の名称は不明。

汎用機竜
ワイバーン
飛翔型の汎用機竜。飛翔能力を持ち、機動性に優れる。ルクスが普段使用する機体は、バハムートを使用するための練習機であり、バハムートの機体重量に合わせて装甲を追加した防御特化仕様になっている。詠唱符は「来たれ、力の象徴たる紋章の翼竜。我が剣に従い飛翔せよ、〈ワイバーン〉」。

エクス・ワイバーン
ワイバーンの強化型。ワイアーム陸戦型の汎用機竜。近接戦闘に優れ、装甲が厚い。

エクス・ワイアーム
ワイアームの強化型。詠唱符は「来たれ、不死なる象徴の竜。連鎖する大地の牙と化せ。〈エクス・ワイアーム〉」。

ドレイク
特装型の汎用機竜。基本性能はやや低めだが、索敵、迷彩、支援、補助、修復などの特殊機能を備えている。詠唱符は「来たれ、根源に至る幻想の竜。幾重にも瞬いて姿を為せ、〈ドレイク〉」。

キメラティック・ワイバーン
リーシャが開発した世界初のオリジナルの装甲機竜。ワイバーンとワイアームの半身を融合させたような姿をしている。起動には二本の機攻殻剣(ソード・デバイス)が必要で、操作難度が神装機竜並に高い。詠唱符は「降臨せよ。天地の対なる楔、穿たれし混沌の竜。〈キメラティック・ワイバーン〉」。

用語

装甲機竜(ドラグライド)
十数年前に遺跡から発見された古代兵器。本体と機攻殻剣(ソード・デバイス)で一対になっており、機攻殻剣のグリップのボタンを押し詠唱符(パスコード)を唱えることで対応する機竜を召喚できる。中でも神装機竜と呼ばれるものは世界でそれぞれ1種しか存在しない希少種で、汎用機竜を遥かに凌ぐ性能と神装と呼ばれる特殊能力を持つ。遺跡の調査が進んでいないため、いまだ謎が多い兵器。近年の研究では機体制御の適正は男性より女性の方が高いことが判明しているが、扱うには高い身体能力と操作技術を要するため、女性の使用者はまだ少数である。

機竜使い(ドラグナイド)
装甲機竜を身にまとうことが出来る使い手。装甲機竜は希少かつ高価のため、王国の騎士か、一部の権力者しか持つことが出来ない。近年の研究では機体制御が相性適性は女性の方が高いと言われている。

装衣
装甲機竜と同じく遺跡よりに発掘された 装甲機竜に乗るための衣服。装衣は幻創機核(フォース・コア)からのエネルギーを効率的に伝導させ、通常の陣壁とは別に、その表面にも強力な陣壁を発生させ、装着部位を守っている。

王立士官学園(アカデミー)
アティスマータ新王国の管理する、機竜使い士官候補生の学園。他国に負けない機竜使いの士官を揃うべく設立された、専門の育成機関。機竜使いへの適性の高さから現在は女学園として、貴族女子が通っている。

遺跡(ルイン)
世界に7つ発見された古代遺跡。十数年前、装甲機竜が発掘されたことで国力を左右する重要な存在となる。内部から幻神獣が出現することもあるため、発見された遺跡は立入禁止に指定され厳重に管理されている。各国家間の協定で定められており、内部の調査に必要な「遺跡調査権」を賭け、数か月に一度機竜使いの模擬戦が開催されている。

幻獣神(アビス)
遺跡から時折から現れるようになった幻獣。その種類には無数にあり、見つけた人間や動物を見みさかい境なく襲い、世界中の脅威となっている。

黒き英雄
5年前 正体不明の装甲機竜が現れ、たった1機で帝国の装甲機竜の約1200機を倒したと言われる存在。旧帝国にとっては滅びの悪魔、新王国では伝説の英雄と語り継がれている。

世界観

国家
アーカディア旧帝国
かつて世界の5分の1を支配した世界最大の大国。政治は腐敗し、圧倒的な軍事力を背景に圧制が敷かれていた。男尊女卑の考えが浸透しており、平民の女性は扱いはひどく、貴族の女性でも政略結婚の道具となることが一般的だった。本編開始の5年前にアティスマータ伯が起こしたクーデターにより滅亡するが、その残党の多くは帝国を支持していた周辺国に逃れるなどして反乱の機会を窺っている。

アティスマータ新王国
アーカディア帝国の滅亡後に建国された国家。クーデターを主導したアティスマータ伯が戦死したため、その姉ラフィが女王に就いている。クーデター時に機竜使いのほとんどが戦死してしまったため、軍事力はあまり高くない。王家の力もまだ弱く、四大貴族と呼ばれる旧帝国の頃から続く貴族たちの力がなくては成り立たない状態。

ヘイブルグ共和国
アーカディア帝国に次ぐ大国。かつてアーカディア帝国に国土を脅かされており、対抗するために軍事力の拡大が進んでいる。それによって共和制は形骸化しており、最高権力者は軍の司令官となっている。

ユミル教国
アティスマータ新王国と同盟を結んでいる北の大国。教皇を頂点とする信仰の国で、神と天使にまつわる伝承があり、崇拝の対象となっている。政治や儀式に携わる司教と、軍である神殿騎士団とは深く関わってはならないという規律がある。

神聖アーカディア皇国
遺跡より発見された古文書に記されていたアーカディア帝国と同じ名を持つ古代の皇国。皇族たちは創造主(ロード)と呼ばれ、アーカディア帝国に連なる者たちを裏切り者の一族と呼ぶ。

遺跡(ルイン)

第一遺跡・塔(バベル)
新王国領内に存在する3つの遺跡のうちの1つ。新王国の西、ラルグリス公爵家の領地内に存在する。

第二遺跡・迷宮(ダンジョン)
ヴァンハイム公国の遺跡。遺跡都市の地下に存在し、全部で5つの階層に分かれている。第三階層に進入すると遺跡が警戒態勢となり第二階層と第三階層が分断される仕組みになっている。本来、遺跡は調査権がなければ探索できないが、特殊な事情によりある程度例外が認められている。

第三遺跡・方舟(アーク)
新王国領内に存在する3つの遺跡のうちの1つ。巨大な船の形をしており新王国の外洋に浮き沈みし、一定周期で場所を変える。かつて旧帝国が解き放った終焉神獣ポセイドンは、この遺跡の深層の門番だった。ヘイズが最深部の制御室でグラン・フォースを使ったことで、これまでのルートを外れてしまい、行方が分からなくなる。

第四遺跡・坑道(ホール)
ユミル教国の遺跡。炭坑のような形状をしている。かつて幼かったクルルシファーがこの遺跡の内部で発見された。

第五遺跡・巨兵(ギガース)
ヘイブルグ共和国の遺跡。巨大な装甲兵の形をしており、両肩の部分に砲口がついている。帝都奪還計画にて遺跡そのものを動かし、新王国の王都へ侵攻した。

第六遺跡・箱庭(ガーデン)
新王国領内に存在する3つの遺跡のうちの1つ。城塞都市の近くに存在する。城の数倍の大きさで、四角い壁で六面を囲まれた内部に森や湖、洞窟などが存在し、1つの小世界を内包したような造りになっており、中心部に祭壇がある。一定時間が経過すると六面の各壁際にある門が開閉する仕組みで、開閉と同時に外側のものを引き込み、内側のものを排出する。

第七遺跡・月(ムーン)
トルキメス連邦の遺跡。空に浮かんでいたが、行方不明となっている。後に、新王国の上空に出現した。強力な光の砲撃を放つ攻撃能力だけでなく、終焉神獣を制御し、簡単な指示を出す事が出来る。

雑記



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