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stiffperson 2014年08月01日(金) 03:28:43履歴
メモ > 自律神経の影響
SPSではGABAが不足するために、交感神経の亢進または副交感神経の低下(=交感神経優位状態)が起きていると思われる。
(このことについて記載された論文は見つけられていない)
さらに、ベンゾジアゼピン系薬物(ジアゼパム、クロナゼパムなど)には抗コリン作用がある。
抗コリン作用は、副交感神経系の伝達物質であるアセチルコリンの結合を阻害するために、
結果として副交感神経の低下につながる。
ここでは、自律神経への影響と思われる症状について記す。
SPSではGABAが不足するために、交感神経の亢進または副交感神経の低下(=交感神経優位状態)が起きていると思われる。
(このことについて記載された論文は見つけられていない)
さらに、ベンゾジアゼピン系薬物(ジアゼパム、クロナゼパムなど)には抗コリン作用がある。
抗コリン作用は、副交感神経系の伝達物質であるアセチルコリンの結合を阻害するために、
結果として副交感神経の低下につながる。
ここでは、自律神経への影響と思われる症状について記す。
散瞳は副交感神経の低下(抗コリン作用)によって生じる。
瞳孔は2種類の筋肉によって拡大・縮小する。この筋肉を動かすのは自律神経系である。
瞳孔は2種類の筋肉によって拡大・縮小する。この筋肉を動かすのは自律神経系である。
- 瞳孔を拡大…瞳孔散大筋(交感神経)
- 瞳孔を縮小…瞳孔括約筋(副交感神経)
緑内障の患者は、ベンゾジアゼピン系薬物の服用は禁忌とされる。
抗コリン作用により、副交感神経が低下することで眼圧が上昇するためである。
緑内障でない場合は、ベンゾジアゼピンによる眼圧上昇を気にする必要はないのかもしれないが、
糖尿病患者など、血管に影響のある病気がある人は注意したほうがよいと思われる。
(ベンゾジアゼピンによる糖尿病患者の眼圧への影響については、まだ論文を調べていないので単なる想像)
抗コリン作用により、副交感神経が低下することで眼圧が上昇するためである。
緑内障でない場合は、ベンゾジアゼピンによる眼圧上昇を気にする必要はないのかもしれないが、
糖尿病患者など、血管に影響のある病気がある人は注意したほうがよいと思われる。
(ベンゾジアゼピンによる糖尿病患者の眼圧への影響については、まだ論文を調べていないので単なる想像)
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