スティッフパーソン症候群は、いろいろな表記がされています。
英語表記では、stiff man syndorme, stiff person syndrome
日本語表記では、スティフマン症候群、スティッフマン症候群、全身強直症候群、全身硬直症候群
混合表記では、stiff-person症候群、stiff-man症候群、などがあります。
この病気はICD-10、病名マスター、ICD-NAに記載されています。
ICD-10はWHOで定められた、「疾病及び関連保健問題の国際統計分類」です。(
厚労省の説明ページより)
ICD-10を元に、日本の保険診療で使われる病名を分類しなおしたのが
MEDIS-DC(医療情報システム開発センター)で作成された「病名マスター」です。
ICD-10の英語表示では「
Stiff-man syndrome」、日本語では「
スティフ・マン症候群」と表記されています。
ICD-NAは、ICD-10にある神経疾患を細分化して定義したもので、日本語版は「ICD-NA:厚労省大臣官房統計情報部編 国際疾病分類 神経疾患への適用第2版」(H13.12)という書籍が出版されています(
厚労省の書籍紹介ページ)。
ここでは、「G25.84 スティフ・パーソン<stiff-person><全身硬直>症候群」「スティフ・マン<stiff-man><全身硬直>症候群」と表記されています。
書き直すと「
スティフ・パーソン症候群、
stiff-person症候群、
全身硬直症候群」「
スティフ・マン症候群、
stiff-man症候群」で、ICD-10の日本語表記よりも表現が増えています。
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