性転換受刑者、移送を=兵庫県弁護士会が刑務所に勧告
性同一性障害のため男性から女性への性別適合手術を受け、加古川刑務所(兵庫県加古川市)に収容されている受刑者(39)について、兵庫県弁護士会は24日、女性用施設に収容すべきだと同刑務所に勧告した。
同弁護士会によると、同障害の受刑者の移送を弁護士会が勧告したのは初めて。勧告に法的強制力はない。
この受刑者は20歳前後に複数回、性別適合手術を受けた。窃盗罪などで有罪判決を受け、2007年7月、戸籍上の性別に基づき、男性として同刑務所に収容された。10年6月、「男性刑務官に監視されるなど、自分の性に反した処遇を受けている」と同弁護士会に人権救済を申し立てた。
同弁護士会によると、同障害の受刑者の移送を弁護士会が勧告したのは初めて。勧告に法的強制力はない。
この受刑者は20歳前後に複数回、性別適合手術を受けた。窃盗罪などで有罪判決を受け、2007年7月、戸籍上の性別に基づき、男性として同刑務所に収容された。10年6月、「男性刑務官に監視されるなど、自分の性に反した処遇を受けている」と同弁護士会に人権救済を申し立てた。
2012年02月26日(日) 09:23:38 Modified by suzukihiromi13