カテゴリー
最近更新したページ
最新コメント
ApacheSSL by stunning seo guys
EMMA by stunning seo guys
EMMA by stunning seo guys
Derby by stunning seo guys
GanttPlugin by stunning seo guys
JavaHL by awesome things!
FrontPage by check it out
ApacheSSL by stunning seo guys
java_subversion by check it out
SubversionInstall by awesome things!

WebAdminPlugin

Trac/WebAdminPlugin


 Web経由(ブラウザ経由)でTracの設定をあれこれ変更したりするためのプラグインです。0.8.xの時はTracWebAdmin Patchを適用していたのですが、0.9以降はPluginとして提供されるようになったため、インストール等が楽になりました。

 なお、当然ながらWebAdminPluginを使用せずともTracの設定はiniファイルの書き換えやSQLiteでデータベースを直接書き換えることで行うことができ、また、そちらの方がよりセキュリティ的にも安全かと思うので、WebAdminPluginを使用する場合はそのあたりに注意する必要があるかと思います(特にインターネットに公開している場合)。

 ただ、Windows環境でコマンドプロンプトからSQLiteを使用してデータベースの更新を行う場合、コマンドプロンプトがShift-JIS(MS932)でありながらデータベース内部の文字コードがUTF-8であるため、日本語を使ったデータを登録するのは苦労するかもしれません(UTF-8で直接読み書きできるSQLite用フロントエンドツールを使えば問題ないかと思いますが)。

インストール


WebAdminPluginのインストール


  • Web Admin Pluginページから、使用しているTracのバージョンに対応したファイルをダウンロードします。
  • 0.9.3〜0.9.5はTracWebAdmin-0.1.1dev_r2765-py2.3.egg.zipとなります。
    • 日本語化している場合も同じファイルとなります。
  • ダウンロードしてきたファイルのファイル名をTracWebAdmin-0.1.1dev_r2765-py2.3.eggにリネーム(拡張子.zipを取り除く)します。
  • リネームしたeggファイルを、Python内のLib/site-packagesフォルダ内にコピーすればWebAdminのインストールは完了です。
  • 実際にWebAdminを使用するプロジェクトのtrac.iniファイルに、以下の2行を追加します。
[components]
webadmin.* = enabled
  • そのプロジェクトにおいてTRAC_ADMIN権限でログインしているユーザーにおいて、Adminメニューが表示されるようになります。
    • なお、一番最初にTRAC_ADMIN権限を割り当てるためにはtrac-adminスクリプトで処理を行う必要があります。



設定可能な項目

 Adminページを開くと、画面左(デフォルトの場合)に以下のようなメニューが表示されます。


Basic Settings


 trac.iniファイル内の[project]の設定を変更します。name/descr/urlの3項目に関して設定できます。footer/iconに関しては現在のところは設定できないようです。

Logging


 trac.iniファイル内の[logging]の設定を変更します。log_file/log_level/log_typeに関して設定できます。

Permissions


 データベースに登録されているPermission情報を変更します。trac-adminスクリプトで編集することもできますが(もちろん、SQLiteなどで直接書き換えることも可能)、Webから編集できるとやはり便利です。
 Grant Permissionでユーザー(あるいはグループ)に対してそれぞれの権限をセットし、Add Subject to Groupでユーザーをグループに登録します(Actionの列に、権限とグループ名が混じって表示されますので注意)。
 他のPluginで権限が追加される場合もあります(DiscussionPluginなど)。

Plugins


 TracにインストールされているPluginの設定を行います。Trac本体やWebAdminPlugin自身の各コンポーネントの使用可・不可を設定することもできます。trac.iniファイルの[components]の内容を更新します。
 ここからPluginのインストールを行うこともできるみたいですが・・・試したことがありませんので、いずれ試してからまた追記することになるかと思います。

Components


 チケットの登録の際に選択可能なComponentを設定します。

Priorities


 チケットの登録の際に選択可能なPriority(優先度)を設定します。

Severities


 チケットの登録の際に選択可能なSeverity(重要度)を設定します。Trac0.9以降は、初期状態ではSeverityは登録されていません。が、ここから追加することも可能です。

Ticket Types


 チケットの登録の際に選択可能な種類を設定します。

Versions


 チケットの登録の際に選択可能なVersion情報を設定します。

その他


Ticket Systemの各項目の共通仕様


 Components/Priorities/Severities/Ticket Types/Versionsに共通した仕様です。

  • それぞれに登録されている内容を全て削除すると、チケット登録(編集)画面から該当する項目の選択コンボボックスが消えます。
  • Webからの編集の場合、特に意識することなく日本語も使用可能です。
  • 実際にチケットで使用されている項目でも、確認することなく削除されてしまいますので注意が必要です(Milestone削除の時のように自動的に更新してくれる機能は現在実装されていないようです)。
2006年06月17日(土) 12:00:53 Modified by syo1976

添付ファイル一覧(全2件)
c6918e53feb3f39a.png (1.02KB)
Uploaded by syo1976 2006年06月11日(日) 12:37:05
590c96e725760609.png (3.05KB)
Uploaded by syo1976 2006年06月11日(日) 12:35:04



スマートフォン版で見る