納豆wiki - 近代納豆あれこれ
水戸天狗納豆について
納豆と言えば水戸。だれもがそう思っているが、実は仙台から技術移転されたものだった。
水戸を納豆王国に変えることになる笹沼清左衛門と天狗納豆についてのあれこれ。

仙台納豆の謎
近代納豆発祥の地である仙台の納豆に関連するあれこれ。

東京納豆の謎
西日本各地に残る「東京納豆」の痕跡を抽出しました。

近代納豆エバンジェリスト

近代納豆を世に定着させた先達を紹介します。
澤村博士
納豆生成に関与するバクテリアを分離して、一種は新種であるとして Bacillus nattoと名付け、馬鈴薯菌(Bacillus mesetericus vulgatus)との混用により、納豆を製造できると報告した。 後に、村松博士の「On The Preparation of Natto」を受けて、単独のBacillusでも納豆ができることを追試・報告する。
納豆生成菌を確定し、近代納豆の確立に尽力した盛岡高等農林学校の村松博士について。
村松博士が、宮沢賢治とかかわりがあったこと、後に京都に転任し京都繊維専門学校(現在の京都工芸繊維大学繊維学部)の学長をつとめたことなど、驚きの事実が。
村松舜祐
宮沢賢治の同級生にして、村松博士の納豆研究の継承者。のちに成瀬醗酵化学研究所を起こす。
最新納豆製造法の執筆者にして共著者。
成瀬金太郎
納豆容器改良会を通じて衛生的納豆製造法を世に訴えるとともに、純粋培養した納豆菌を相澤商会等を通して販売。近代納豆の普及に大きな貢献をはたす。
半澤洵
  • 納豆製造法:大正15年発行。昭和2年増訂版発行。昭和11年、納豆の知見を集大成した第三版を発行。
文化室の発明などにより、近代納豆量産技術を確立。現在も納豆メーカー、納豆菌供給元として知られる宮城野納豆製造所の創業者。
近代納豆の父として知られる。
三浦二郎
仙台納豆で知られる高橋食品工業の創業者。納豆製造の名人として知られ、全国各地の納豆屋を指導し近代納豆を世に広める。
高橋三雄次

近代納豆文献リスト