TBSラジオ(AM954kHz)毎週土曜日22:00〜24:30放送「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」非公式ファンサイト

イングロリアス・バスターズ(いんぐろりあすばすたー)

概要

2009年12月19日放送ザ・シネマハスラー、サイの目映画。シネマ・ランキング2009では12位。この週はスペシャル・ウィークの年末駆け込み企画としてザ・シネマハスラーは『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』との2本立てで放送された。
クエンティン・タランティーノ監督が歴史的事実を基に作り上げたアクション大作。ナチスに家族を殺されたユダヤ人の少女の復讐劇とイングロリアス・バスターズと呼ばれる連合軍の極秘部隊の活動を描く。主演はブラット・ピット、メラニー・ロラン。

参考作品

  • 『デス・プルーフ in グラインドハウス』(2007)
  -クエンティン・タランティーノ監督前作として。サンプリング感覚の作品として
  • 『はなればなれに(Bande A Part)』(1964)
  -クエンティン・タランティーノの映画製作プロダクション名(=A Band Apart)の語源となったジャン=リュック・ゴダール作品として
  • 『ジャッキー・ブラウン』(1997)
  -クエンティン・タランティーノ監督作品として
  • 『キル・ビル Vol.1』(2003)
  -クエンティン・タランティーノ監督作品として。サンプリング感覚の作品として
  • 『地獄のバスターズ』(1978)
  -当初元ネタとして噂となりながら無関係だった作品として
  • 『終電車』(1980)
  -劇場を舞台とした三角関係のメロドラマ作品として
  • 『レイダース/失われたアーク 聖櫃』(1981)
  -煙に映し出される巨大な顔シーンという演出の参考作品として

参考資料


関連語


関連Podcast

イングロリアス・バスターズ
放課後DA★話(12/19)-高橋ヨシキさんとの『イングロリアス・バスターズ』話あり
宇多丸の映画トークinグラインドハウス-ザ・シネマハスラー開始以前に語られたクエンティン・タランティーノ監督作品

関連HP(外部リンク)

作品公式HP
上映館
レンタル


前の週『曲がれ!スプーン同じ週『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE次の週『アバター

このページへのコメント

それでは、今日は今後の賽の目候補の「パブリック・エネミーズ」と「カールじいさんの空飛ぶ家」をハシゴしましたので、それらが当
たった時に、また。
-------------------------------------------------
宇多丸さんはやや辛口でしたが、指摘は全て頷けるものでした。
また、最後は違う映画ですが、記念になるかと思って敢えて引用しました。長尺で恐縮です。

なお、最近は内容が薄い割に長いのが良くないかと思い、出来るだけ短くするようにしています(笑)

0
Posted by K.K. 2010年05月09日(日) 01:59:58 返信

(承前)役者陣は皆良いですが、特に(おそらく皆さん異口同音
でしょうけど)、「パルプ・フィクション」のサミュエル・L・
ジャクソン、「ジャッキー・ブラウン」のロバート・フォスター
に当たるのが、クリストフ・ヴァルツ!
ドイツ語の他、フランス語、英語にイタリア語を操り、残忍、狡
猾にして優雅なランダ大佐が素晴らしい!「彼がいなくてはこの
映画は成立しなかった」というタランティーノの言葉に、そして
カンヌでの受賞に納得です。

ただ、ここまで褒めておいて何ですが…好みから言うと「ジャッ
キー・ブラウン」の方が好きかな?やっぱりグロい描写は苦手な
ので…。(続く。次で終わります。)

0
Posted by K.K. 2010年05月09日(日) 01:53:28 返信

(承前)まず、従来のアメリカ映画では常識だった、国籍を問わ
ず皆が英語で話すのを覆し、ドイツ人はドイツ語を、フランス人
はフランス語を話すという、本来当たり前のことを実現(後述の
人は一人で数カ国語も喋ってますが)。

ナチスが悪、連合軍が善という単純な図式ではなく、「栄誉なき
野郎ども」のえげつなさにドイツ軍兵士が人間臭く見えたりし
て、人間そんなに差はないという「ブラック・ブック」の人間観
に近いですね。

ラストの伏線回収も見事で、2時間半を超える長尺を全く感じさ
せません。(続く)

0
Posted by K.K. 2010年05月09日(日) 01:50:03 返信

北海道より鍵穴経由で放送を聴いております。
次回の賽の目映画も早速アップされていますね。お疲れ様です。
以下、ハスラーメール供養として、投稿します。
-----------------------------------------------
私はタランティーノ作品は基本的に苦手です。
「レザボア・ドッグズ」は正直勘弁してくれと思いましたし、
「パルプ・フィクション」もあまり好きではありません。
ただ、彼独特のバイオレンス描写で戦争映画を作ったら面白いも
のが出来るのでは、とは前から思っていました。

それで本作ですが、想像していたような戦闘シーン満載の映画で
はないものの、彼の資質を活かし切ったブラック・コメディで、
現時点での最高傑作だと思います。(続く)

0
Posted by K.K. 2010年05月09日(日) 01:46:50 返信

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Amazon



Twitterタマフルたまり場



Twitterタマフルたまり場ウェッサイ



編集にはIDが必要です