*スイセン
科名:ヒガンバナ科(ユリ科)
漢字表記:水仙
別名:ニホンスイセン
リンク :スイセン

有毒植物
有毒成分はリコリン 、ガランタミン、タゼチンなどのヒガンバナアルカロイドとシュウ酸カルシウム などである。
全草が有毒だが、鱗茎に特に毒成分が多い。 食中毒症状と接触性皮膚炎症状を起こす。
不溶性のシュウ酸カルシウムを含んでいて,接触性皮膚炎を起こす。
葉がニラ、ノビルに似ているため、花が咲いていないと間違える例が多い。鱗茎はタマネギに似ている。においで判断できる。
毎年、誤食による食中毒は発生している。中毒症状は悪心、嘔吐、下痢、流涎、発汗、頭痛、昏睡,低体温など。発病時期は30 分以内の短い潜伏期間の後に発症
日本では致死に至った症例はない模様
   自然毒のリスクプロファイル(厚生労働省HP)から引用
認知症薬
ガランタミンの臭化水素酸塩は、認知症の薬として使われている。(薬品名:レミニール錠)
脳内の神経伝達物質であるアセチルコリンの分解酵素の働きを抑えてその減少を防ぎ、また神経の情報伝達を促進することで、記憶障害(物忘れ)、見当識障害(時間や場所の認識の問題)、判断ができにくくなるなどの認知症の症状進行を遅らせます。
通常、アルツハイマー型認知症の症状の進行抑制に用いられます。

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