イヌシデ   Carpinus tschonoskii

科目:カバノキ科
漢字表記:犬四手
リンク: アカシデクマシデ


H21.6.3  的山

【コメント】
  • 雌雄同株の落葉高木で樹高は10〜15m。 樹皮は灰白色でなめらか。網でも巻きつけたかような独特の白い模様ができるが、これは地衣類によるものらしい。
和名の由来は、花穂の垂れ下がる様子が注連縄(しめなわ)などに使われる紙垂(しで)に似ていることから。「イヌ」(劣るの意)は、近縁種のアカシデと比べ、新芽や紅葉が美しさ、あるいは、耐寒性に劣ることからをつけているなど諸説がある。
葉は互生、葉身は卵形あるいは狭卵形で、基部は円形。表面には全体に毛があり、裏面には葉脈上に残る。葉先は鋭頭、葉脚は広いくさび形になる。縁は細かい重鋸歯がある。
他のシデ類との比較では、側脈が12〜15対なので、12本以下があればアカシデ、15本以上になればクマシデと判断してほぼ間違いない。[引用:木のぬくもり・森のぬくもり]
【撮影記】
H21.6.3  的山
本種は的山登山道の中間地点付近や頂上公園に大木が自生している。今までもその存在は承知していたが、アカシデとの区別に自信がなく、掲載していなかった。

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