センブり

科目:リンドウ科
漢字:千振





【コメント】
  • センブリは、日当たりの良い湿り気のある草地に生える2年草。1年目はロゼット状で過ごし、2年目に茎が伸び、高さは30cmほどになる。茎は根際から数本に分岐して直立し、下部では暗紫色を帯びる。葉は対生し、葉柄はなく、葉身は線形。
花期は10月ごろ、葉腋にひとつづつ花をつけます。花冠は先が5深裂し、縦に紫色のストライプが入り、内側の地は白色、外側は淡い紫色になる。 ガクは線形で5個、雄しべは5、雌しべは1個あって、花冠の基部付近からは多数の細毛が生える。(HP:薬用植物ギャラリー) 生薬「当薬」は本種の開花期の全草を乾燥させたもので、スウェルチアマリン(苦味配糖体)などの成分を含み、苦味健胃作用などがある。漢方製剤には利用されないが民間薬として健胃薬や整腸薬に配合されるほか、育毛剤にも配合されるなど広く利用されている。和名の「センブリ」は、「千回煮出しても、まだ苦味が残っている」ことに由来。(HP:武田薬品工業 京都植物園)

近似種:イヌセンブリ
【撮影記】
21.10.28(中角池) 
28.11.6 (岩出池)
玉城町内では3カ所の自生地を確認した。町内ではセンブリよりイヌセンブリの自生地の方が多いような印象

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