第６回日本茶セミナー

「蒸し製玉緑茶と国産紅茶が出来るまで」をテーマに第６回日本茶セミナーが開催されました。
お茶碗に注がれるお茶、この一杯のお茶を作るためにどのような努力と工夫がなされているのか、スライドを使ってビジュアルに分かり易く、生産現場の様子が紹介されました。

日本茶セミナーの開会は午後２時です。
でもスタッフは正午に集合、セミナーの打ち合わせが始まりました。
テーブルはいくつ用意するか、ウエルカムティーはどのタイミングで出すかなど、綿密に打ち合わせがなされます。

テーブルには"やぶきた"の花が飾られました。
会員のちょっとした工夫で会場の雰囲気が華やかになります。
まさに、おもてなしです。

さて、いよいよ開会です。
熊本県支部を代表して大塚さんが「足元の悪い中、ようこそおいでくださいました･･･」とご挨拶です。

ウエルカムティーは国産紅茶です。
セミナーの中ではその製法についても紹介がありました。

今日の講師は瀬川さん、スライドを使ってお茶づくりの様子を紹介していきます。
生産現場を訪れる機会のほとんどない方にとっては新鮮で、興味深く、参加なさった方からは「良かったですよ～」という声が寄せられています。

茶の選別段階で発生する所謂「出物」、頭（大型のもの）、浮葉（軽いもの）、木茎、粉茶のサンプルです。
日頃目にすることのないお茶に、皆さん興味津津でした。

仕上げ茶、荒茶の一番茶、荒茶の二番茶、どれがどれでしょう･･･というクイズです。
皆さん、分かりますか～。
茶業界の人でないと飲むことがないだろう荒茶の試飲もあったりして、あっという間の楽しい２時間でした。

written by お茶の虫

日本茶インストラクター協会、南風サロン