総会資料作成のピークを迎えている総会のちょうど一週間前、事務局の姿が突然消えた。
事務局も通算で8年、周囲には「もうそろそろ･･･」と漏らしていたが、原因はそのことにも関係するか！？
なんてね。
実は元支部長のF氏と彼の親友で1期生のM氏に連れられて、福岡県八女市にあるJAふくおか茶取引センターへ向かったのでした。
日本茶インストラクター福岡県4期生らでつくる友の会（以下『4期生の会』とする）の第8回研修会が開催されるのですが、福岡県でも有名なお二人が講師として招かれたのです。
お二人から「研修会のテーマが釜炒り茶だから興味深いでしょう。発表のちょっとした手伝いをしてくださいよ〜。一緒に行きましょうよ〜」と話がありました。
日頃からお二人にはすご〜く世話になっているから、断るに断れず、仕方なく同行することになったのです。
前置きが長くなってしまいました。
4期生の会の研修会は毎年1回行われており、今年で8回目です。
研修会はテーマを決めてなされていますが、特徴的なのは会員によるインストラクションが毎回行われているということです。
毎年二人ずつ発表なさっていますが、担当になった会員が一年間かけて準備をし、それを20分にまとめて披露なさいます。
今回のインストラクションは福岡県久留米市の梅田一燈美氏と大分県の佐藤幸生氏が発表なさいました。
梅田氏は「九州の山里に残る伝統の味」と題して、福岡や大分の中山間地に残っている手炒りの釜炒り茶について報告なさいました。
産業という目線でなく地域文化という観点でとらえた報告は、伝統的な手炒り製法の今日を知ることが出来る興味深いものでした。
また自らも手炒り釜で茶を作られており、そのサンプルも披露なさいました。
試飲なさったF氏によると萎凋していてとても美味しかったとか、試飲出来なかったのが残念です。
佐藤氏は、そうご存知“Tea ノール歌手”の佐藤氏です。
第二回インストラクションコンクール北九州ブロック代表です。
「緑茶から始める健康生活」と題したインストラクションは、千の風になっての替え歌で会場を盛り上げてくれました。
茶の健康・効能を分かりやすく説明がありましたが、それはカーネギー著「話し方入門」を活用なさった結果だとか。
F氏とM氏が講師を務めるのが研修会第二部なのですが、なんとテーマは「九州で親しまれている「玉緑茶」とは？」だったんです。
来場して研修会次第を目にして初めて、テーマが釜炒り茶でないということに気付きました。
も〜サイテーです。
与えられているテーマと違う資料を準備しているし･･･準備するどころかインストラクションすることが決まったのが数時間前、勿論練習どころかレッスンプランも作っていないという、研修会参加者には大変申し訳ないことをやってしまいました。
プロ意識に欠ける！！！
とにかく参加者には御断りをして、その場では自分の持てる全ての知見を紹介したところです。
金子先生の耳にでも入ったなら教育的指導がなされる、やってはいけないインストラクションをやってしまいました。
ここに改めて、4期生の会の皆さん、お詫びします。
研修会の締めくくりは試飲会、佐賀県嬉野市、熊本県八代市、大分県大分市、宮崎県五ヶ瀬町等から釜炒り茶が集められていました。
農家は品質向上に努めているのに「釜炒り茶らしくなくなった」と評価されてどう造っていいのか迷っていること、欲しいという消費者がいるのにどうやって届けたらいいのか分からないという生産現場が抱えている現状を紹介させていただきました。
ところで、4期生の会がなさっているこのような研修会は会員のスキルアップにつながると思いました。
インストラクションのテーマは茶に関係することなら自由、次回の発表者はこれを機会に関心のあることを調べたりすることもできるし、発表された情報は会員のスキルアップにもつながります。
県支部でも是非やってみたいですね〜。
written by 事務局
事務局も通算で8年、周囲には「もうそろそろ･･･」と漏らしていたが、原因はそのことにも関係するか！？
なんてね。
実は元支部長のF氏と彼の親友で1期生のM氏に連れられて、福岡県八女市にあるJAふくおか茶取引センターへ向かったのでした。
日本茶インストラクター福岡県4期生らでつくる友の会（以下『4期生の会』とする）の第8回研修会が開催されるのですが、福岡県でも有名なお二人が講師として招かれたのです。
お二人から「研修会のテーマが釜炒り茶だから興味深いでしょう。発表のちょっとした手伝いをしてくださいよ〜。一緒に行きましょうよ〜」と話がありました。
日頃からお二人にはすご〜く世話になっているから、断るに断れず、仕方なく同行することになったのです。
前置きが長くなってしまいました。
4期生の会の研修会は毎年1回行われており、今年で8回目です。
研修会はテーマを決めてなされていますが、特徴的なのは会員によるインストラクションが毎回行われているということです。
毎年二人ずつ発表なさっていますが、担当になった会員が一年間かけて準備をし、それを20分にまとめて披露なさいます。
今回のインストラクションは福岡県久留米市の梅田一燈美氏と大分県の佐藤幸生氏が発表なさいました。
梅田氏は「九州の山里に残る伝統の味」と題して、福岡や大分の中山間地に残っている手炒りの釜炒り茶について報告なさいました。
産業という目線でなく地域文化という観点でとらえた報告は、伝統的な手炒り製法の今日を知ることが出来る興味深いものでした。
また自らも手炒り釜で茶を作られており、そのサンプルも披露なさいました。
試飲なさったF氏によると萎凋していてとても美味しかったとか、試飲出来なかったのが残念です。
佐藤氏は、そうご存知“Tea ノール歌手”の佐藤氏です。
第二回インストラクションコンクール北九州ブロック代表です。
「緑茶から始める健康生活」と題したインストラクションは、千の風になっての替え歌で会場を盛り上げてくれました。
茶の健康・効能を分かりやすく説明がありましたが、それはカーネギー著「話し方入門」を活用なさった結果だとか。
F氏とM氏が講師を務めるのが研修会第二部なのですが、なんとテーマは「九州で親しまれている「玉緑茶」とは？」だったんです。
来場して研修会次第を目にして初めて、テーマが釜炒り茶でないということに気付きました。
も〜サイテーです。
与えられているテーマと違う資料を準備しているし･･･準備するどころかインストラクションすることが決まったのが数時間前、勿論練習どころかレッスンプランも作っていないという、研修会参加者には大変申し訳ないことをやってしまいました。
プロ意識に欠ける！！！
とにかく参加者には御断りをして、その場では自分の持てる全ての知見を紹介したところです。
金子先生の耳にでも入ったなら教育的指導がなされる、やってはいけないインストラクションをやってしまいました。
ここに改めて、4期生の会の皆さん、お詫びします。
研修会の締めくくりは試飲会、佐賀県嬉野市、熊本県八代市、大分県大分市、宮崎県五ヶ瀬町等から釜炒り茶が集められていました。
農家は品質向上に努めているのに「釜炒り茶らしくなくなった」と評価されてどう造っていいのか迷っていること、欲しいという消費者がいるのにどうやって届けたらいいのか分からないという生産現場が抱えている現状を紹介させていただきました。
ところで、4期生の会がなさっているこのような研修会は会員のスキルアップにつながると思いました。
インストラクションのテーマは茶に関係することなら自由、次回の発表者はこれを機会に関心のあることを調べたりすることもできるし、発表された情報は会員のスキルアップにもつながります。
県支部でも是非やってみたいですね〜。
written by 事務局
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