vol.3

作品一覧


No.タイトル作者投稿日時評価人評価
37決意、あるいはナンセンス3003/12/10 00:47  B-
38-39冬に見る3003/12/10 00:56  B
89Distance3003/12/11 23:59ウノB+
D
123(無題)名前はいらない03/12/13 17:23白鑞金 ◆XQOqpD8gDYB
D+
196(無題)奈々子03/12/14 13:22白鑞金 ◆XQOqpD8gDYB
207オセロ●○ゲームふに03/12/14 20:04   ◆BLNBXTBKxUB-
344(無題)しんしん03/12/18 07:59ウノ ◆mdm4jQk4IwA
354夜に雨音を聞く3003/12/19 01:11名前はいらないB
414この心ロク03/12/20 02:59北 ◆tr.t4dJfuUB
459定義伝説のあぼーん ◆AEROhyPKUU03/12/21 01:16B+

作品と評価



決意、あるいはナンセンス



理由を探し意味を求めるのはいつも愚かな者だ、
と言った人がいた。
意味がなければ生きられないほど、
人は愚かか。人は弱いか。

美しいその人は死んだ。
自分の首に紐を巻き、きりりと締めた。
誰も知らぬ間に、醜く臭くおぞましい塊になった。
正しさに負けたということなのか。

意味があるのは意味がないということのみだ。
意味がないのもやはり、意味がないということのみだ。

意味を拒むことを選んだ人は、苦難の道を選んだ人だ。
その決意はとてつもなく正しく、正しいがゆえに脆く悲しい。

いつも潔い言葉尻、虹彩の硬質な青み。
背には、今にも切れそうに張り詰めた、決意。

私はと言えば、
ぼやりとした頭でこれからもただ凡庸に、
意味と理由を探し求めるだろう。
それは確かに弱さ愚かしさ。
それをせぬことの正しさ高潔さが、
脳裏に浮かばない日は、
だけど途方もない空虚さを伴って、
二度とないのだから。

37 名前:30 投稿日:03/12/10 00:47 ID:0pziRFHV

64 名前:   投稿日:03/12/10 23:43 ID:JCkyUze3
>>37
B- これは売れないバンドのメッセージソングかYO 「と言った人がいた。」=「美しいその人は死んだ」でええんね
つーか登場人物殺すなYO!!どーして死に方まで知ってんのこれ?正しさに負けたってそんなもんなのかこれ、
死人に口無しもいいところニダね、他の表現法はなかったんか軽い命やねホンマ、3・4連目に色々結論付けてっけど
んな意味ない事考えんけどなぁ、チミは創造性が豊富な人なのでつね。もっと異議ある事を考えてくれよ勿体無い…




冬に見る



瞬間 それまで吹いていた風が
きいんと張り詰めたまま凍ってしまう
冷たく刺された頬が敏感にそれを感じ取り
はっと 立ち止まってしまうことがある

小鳥の一羽も羽根を休めていない電線
肩を丸め急ぎ足で
いちようにに俯きかげんに
小走りで通り行き交う人々
顔も上げず目を合わせることもなく
いつもは私もそのひとりなのだが

瞬間 いつもは忌々しく激しく
全てをかき乱していた風が
乾いた緊張の訪れとともに
感動的なまでに 無に接近する
キリキリ切り裂かれた頬を突き抜けて
時さえ止めてしまったかのように

私は 早足で行き交う人々の列のなかで
ひとり 立ち止まり 顔をあげて
風の来た先をぎゅっと凝視し
風の行く先をふと想う

雪すらも降らない冬の青空
葉っぱの一枚も残らない街路樹
いつもは見上げもしないそれらの中に
限りなく無色に近い透明を感じ
あらゆる感情と思考とに
しんとした静謐さが与えられる

冬はいちばん嫌いな季節だ
だが そんなにまでに静かな瞬間が
訪れてくれる瞬間が 
冬にはある

38-39 名前:30 投稿日:03/12/10 00:56 ID:0pziRFHV

64 名前:   投稿日:03/12/10 23:43 ID:JCkyUze3
>>38-39
「限りなく無色に近い透明を感じ」ってをい…。まぁ着眼点は良いでつね、説明口調の表現も混じって、、もないし。
静謐とまで言うのか、、やけに細かいな。表現も固く印象に残るフレーズもそんななかったと批評。最後の段落なんか
の結論に対する説得力も揃い評価できる。ランク付けの違いはその個人に残る印象の深さだろ。まぁ努力賞を兼ねてB
この2作品だけで10分近くかかったのだが…放置される理由もわかんな。前スレからと違い2作品はレベル高いニダね

76 名前:30 投稿日:03/12/11 16:54 ID:oO+RVxG9
>>64=評価人様
努力賞をいただき、光栄です。まさかB頂けると思いませんでした。
評価、ありがとうございました。今後の勉強の参考になります。




Distance



僕がいて
君がいて
距離がある
のではない

僕と君とのあいだに
距離があって
ちがいがあるから
僕や君という存在が
むくむくと立ちのぼってくるのだ

分かりあえなさ
居心地わるさ
ぎこちなさ
もどかしさ
僕と君との間に
距離は立ちはだかる

埋めようとするな
縮めようとするな
乗り越えようとするな
距離があるから僕たちはいて
距離があるから触れあって
距離があるから語りあう
のだから

ディスタンス
距離は変わりはしない

ただ
僕の世界が君へと広がり君の世界が僕へと広がる
まっすぐに君へと向かってゆく小さな地平
まっすぐに僕へと向かってくる小さな地平
僕は今にも弾み出しそうな心で
二つの地平をじっと凝視し
そ知らぬ顔して君と語らう
二つの世界は
触手のように手を伸ばして
やがてどこかで結ばれるだろう
僕らは息をつめてその瞬間を待っている
それまではただ
対話を

89 名前:30 投稿日:03/12/11 23:59 ID:V8tC7tLV

121 名前:   投稿日:03/12/13 16:44 ID:mAf6oUHu
>>89-90
ぬぉ〜なんだこりゃぁ。なぁんか整形アイドルのお遊戯のような、、「他と違い自分を特別扱いしろ」ってみたいなのはウリ可也苦手や
「結ばれるだろう」って言うがなんも説得力ないのは嫌いよ、「僕らは息を」って複数形か、、全て解かりきった事言ってるなこいつ、ウザ
ここまで言う野郎もねぇ、相手から拒否&放置されたらこれ終わるがな…ってこいつは何がしたいね!!マジで。実際にいたらキモイねホンマ

239 名前:ウノ 投稿日:03/12/15 01:43 ID:AOeLbbXv
>>89-90
実は前にこの詩を見たとき評価しようと思ったんだけど、
Aをつけようか迷ったあげく放置したまま忘れてた。
ソシュールとかラングとか小難しいことはさっぱりだが詩全体が隠喩になってて
「距離」の抽象的概念を問題にしてることはすんなり入ってきた。
言葉にすると小難しくなってしまうけどとても自然に入ってきた。
表現にもそれを伝えるための必然性をひしひしと感じたし、言葉の使い方(地平とか)
もセンスあるっぽいとおもった。
ただ迷ったのは逆に意図が露骨すぎると感じたこと。
論理的に展開してて「意図」の説明に終始しているように感じたこと。
なんというか、完結してるというか、広がりの余地がないというか。
これは俺にとっても課題なんだけど。
同じような考えを俺ももっていたのでたいして驚きがなかったというのもあるかも。

てことでB+

243 名前:30 投稿日:03/12/15 02:22 ID:oaZoh/G4
>>239=ウノ様
とても誠実なご批評ご批判、本当にどうもありがとうございます。

>「距離」の抽象的概念を問題にしてることはすんなり入ってきた。
>言葉にすると小難しくなってしまうけどとても自然に入ってきた。

私が目指したのは、例えば社会科学や人文科学の分野などで呈示された「理論」
のなかで自分が感銘を受けたことを、より平易な言葉で言い換えることだった
ので、この言葉は本当に一番の誉め言葉です。ありがとうございます。
もっとも、ウノ様は「同じような考えを俺ももっていた」と仰っていますので、
あの詩は、解釈する側がそれまで考えてきたこと、世界に対する捉え方、等の
バックグラウンドによる解釈のブレが大きい詩だということですよね。
その「ブレ」をいいと思うか悪いと思うか・・・私はやっぱり出来るだけ小さくしたいです。
白鑞金が示唆して下さっているように、「自注をつけた詩にする」の可能性を探るか、
あるいは散文詩のようなものにすれば、伝わりやすいかもしれません(谷川氏の「定義」のような)。
>ただ迷ったのは逆に意図が露骨すぎると感じたこと。
>論理的に展開してて「意図」の説明に終始しているように感じたこと。
>なんというか、完結してるというか、広がりの余地がないというか。
とても参考になります。詩って本当に難しいですね、、、
「きれいに完結させずに完結させる」仕方を探っていこうと思います。
本当にどうもありがとうございました。




胸にナイフを突き刺したまま
街を歩けば
視線は釘付け
だけど誰一人として
救いの手を差し伸べてくれる人なんていない

だから私は石になった
何の感情も痛みもない
誰も目にとめないことが
当たり前の石に
もうこれ以上
傷つくことのないように祈って

いつでも悲観的な私は
優しい言葉でさえ
皮肉に取ってしまう
全てを終わりにしよう

だから私は石になった
何も考える必要のない
永遠に形を変えることのない石に
全てにおいて客観視できるように夢見て

そして私は気がつかなかった
取り返しのつかないことをしたと
例え動かなくても
感情があるのだということを
この孤独がいつまでも
永遠に続いてゆくことを

123 名前:名前はいらない 投稿日:03/12/13 17:23 ID:EM2Ezt2v

154 名前:白鑞金 ◆XQOqpD8gDY 投稿日:03/12/13 23:21 ID:XEzof+Ww
>>123
B
「客観視」を別のフレーズで。
あと部分的に、少しくどいかな。
読者次第で賛否、4対6くらいかも。「石」をもっと活かす方向が「ナイフ」
ときわどく、止まりそうで止まらない「天秤」を満場一致で連想させることが
出来ればいうことないです。

216 名前:   投稿日:03/12/14 22:21 ID:GYSrlekq
>>123
D+ 一段落目の件だがタンに気持ち悪いからと予想。石になるだとかそんなん個人の自由だろ、頭の「だから」がなんの説明にもなってなくウザイ
永遠に続くだとかの手抜き描写は止めるニダ、勝手な結論、決め付けに共感しろと?なんつーか納得させる力が不足している罠。つーか石ねぇ。。
言わせてもらぁと「胸にナイフを突き刺す」とゆぅ行動に駆り立てた動機、衝動も理解できんのが糞つまらん。明かに質を落としてると一言




確信犯



気まぐれなヤツって思ってたけど そんなアタシはまだまだ甘かった
ヤツは至上最悪の確信犯

狙い定めて 優しさアピール 捕らえられた馬鹿なアタシは罠にハマる
そんなアタシを突然突き放して ヤツは笑顔で消えてった

気まぐれなヤツって思ってたけど そんなアタシは相当甘かった
ヤツは史上最悪の確信犯

あんなことされて傷ついたはずなのに あの頃の優しさが忘れられない
そんなアタシを遠くから監視してたのか ヤツは平然と戻ってきた

もうあの手には乗らない 強く強くそんな視線を送ったのに
どこか安心したのか 部屋でヒトリ 涙を流していた

もう一度くらいなら餌食になってもいい だから優しくして 
あの頃の笑顔で 最高の笑顔で アタシをもっと狂わせて

傷つくことくらい解ってるけど それでもいいから側で笑っていて
アンタは史上最強の確信犯

196 名前:奈々子 投稿日:03/12/14 13:22 ID:blbOKmJF

201 名前:白鑞金 ◆XQOqpD8gDY 投稿日:03/12/14 18:34 ID:VdubVhdh
>>196
B
理由=読ませます。最悪を最強に71度位の角度変化を工夫されたのではない
か、ともおもいます。その点、評価します。が、

>それでもいいから側で笑っていて

の「から」はどうしても必要でしょうか? 
蛇足になるかもしれませんが、弦楽器の名手は一様にして、一本の弦に頼らず、
あらゆる弦を弦から弦へと飛ばしまくることで、おもいもよらないカデンツァ
を聴かせることもあるといいます。




オセロ●○ゲーム



車の中で飲んだコーラはおいしかった?
きみが渡すから飲んでるけど 僕に渡されたモノは何故かミルク

海で白い肌を追ってごらん 決まって僕を振り向かせるから
視線を視線でもって僕を振り向かせるきみは僕の相手

白なのに黒だと聞かないきみが 今度渡すのは何色?

大喧嘩の後のソファー テーブルの向こうじゃくて となりの匂い
タオルケットの中でグレーになって ごっちゃになって一件落着

相手がいないと結局意味がなくなる 黒があって白
ほら、こんどはきみの番だよ 今度はどんな手を出してくるの?

白なのに黒だと聞かないきみが 結局渡すのは何色?

下を向いたら早くゲームが終わっちゃうだろ こっちを向いて
時計なんか観ないで こっちを向いてて
ボードが埋まるまで続けるの? 勝負がつくまでやってみる?

207 名前:ふに 投稿日:03/12/14 20:04 ID:2jhY6tHw

279 名前:   ◆BLNBXTBKxU 投稿日:03/12/16 00:21 ID:0vuT7Rcw
>>207
B- 作品中の表現だが題名と同じ「黒&白」の事言ってるのだろな。って当たり前か、5段落目は普通に面白いと言っておく
2連目は色白&日焼けで勝負してくると思ったが違うらしいな、それと最後の行が激しく(・∀・)イイ!!と誉めてみたり。
センスは普通にあると思われる、ウリが言うのだから間違いない。只まだ伸ばせる個所も見受けられ表現法もまだまだ甘い
色々文句を言っておいて評価Bなのはアイディア賞でランクアップしてるからでもありもぅなんでもあり。結構面白いなをい

283 名前:   ◆BLNBXTBKxU 投稿日:03/12/16 00:25 ID:0vuT7Rcw
┏━━━━━━━━━━━━━B-級評価認定書━━━━━━━━━━━━━━┓
┃       ∧       ∧    >>207   チョパーリの作品はセンス良いニダ       ┃
┃       / ヽ     / ヽ                                           ┃
┃      /  ヽ──┘  ヽ       貴様のB-評価の獲得を認めてやるニダ  ┃
┃  /\/   \     / ∨⌒ヽ                                    ┃
┃ /   ヽ     ┌─┐    \ │  って事でワザワザ認定してやるから     ┃
┃ |    |     │  |     //                                   ┃
┃ |    |     /   |   / 丿   感謝しやがれ                     ┃
┃ ヽ        ├──ゝ /  /              「  」◆BLNBXTBKxU   ┃
┃  \               /                                 ┃
┗━━━━━━━━━[:@:]5段階センス評価スレッド v3[:@:]━━━━━━━━━┛

↑時間かけて作ってた面白いやつ。他スレマルチする時はこれでも持ってけ

284 名前:   ◆BLNBXTBKxU 投稿日:03/12/16 00:29 ID:0vuT7Rcw
ズレてるな、、良いデータが取れたから次から頑張るか。さいなら

297 名前:207 投稿日:03/12/16 01:46 ID:w3cmDvCb
>>279
評価してくださってありがとう。
こんなスレあるんだと思ってのぞいたついでに書いたんですけど、思いの外遊び心のある詩が書けました。
でも今読み返すと、殴り書きせずにじっくり考えて書けば良かったななんて反省しました。詰めが甘いです・・・。

305 名前:   ◆BLNBXTBKxU 投稿日:03/12/16 13:14 ID:0vuT7Rcw
>>207にある「オセロゲーム」の件だが個人的に気に入ったニダから、作者のふに氏の許可取らずにウリより詩(と言うより歌詞)を真面目にやっとる
日本人の知り合い相手にどぅ思うか携帯で送ってみたが完成度が低いだの色々言ってきやがった、まぁそんな事があったと一言ボソリと言っておく。
あと出るか知らんがA評価が出たら「認定賞」ならぬ「推薦状」も製作してやる、他スレで酷評しやがったらウリがそのスレに乗りこんで荒してやるニダ

327 名前:207 投稿日:03/12/17 08:34 ID:rsg8HIKW
>>305
確かにあれでは完成度低いです。もうすこしがんばります。




100円玉握り締めながら坂をかけおりる 
あの曲がりカド抜けたらお気に入りの駄菓子屋

あの頃は100円玉でイロンナ物、手にはいったけ
ガムや煎餅、チョコにイカの薫製

何時のまにか髭なんて生えてきて
何時のまにか大人って奴になってた
何時のまにか辿りついた
やけに眺めのいいガケップチで100円玉握りしめた
手のひらの中幸せなんて捻りでやしねぇ
ただ汗だけが吹き出してくる

今、俺は100円玉でどんな幸せが買える?
どれ位の代価を払えば幸せが手にはいる?

344 名前:しんしん 投稿日:03/12/18 07:59 ID:2mq+eMMP

361 名前:なみなみお ◆mCFk32Woec 投稿日:03/12/19 05:06 ID:HCRLb1v5
>>344
いいでしょうか、正直に感じたままを書きます。

“俺”はかっこわるい大人ですね。情けない大人ですね。
でも、つよく“大人になんかなれないよ。なりたくなかった。”
という気持ちが伝わってきます。
大人の誰しもが持っている感情ではないでしょうか。
ただ、絶対に、大人(あるいは大人を演じている人)は、口には出さないと思います。
あと、お金の価値の変化がポイントになっていますが、
お金に振り回されているように感じます。
なんか、もっと、“大人を<積極的に頑張っている>子供ではない俺”をどこかで垣間見せることで
より共感がもてる詩になると思います。

“俺”は、“実はもの凄く頑張っている俺”の事をよく知らないのかもしれません。
自分のことだけに。
だから、他者としての読み手は、詩だけ読むと、“かっこわるい俺”に見えるのかもしれません。

ただ、“頑張っている俺”をどのように、詩に書くかが難しいですね。。

えらそうな事言ってスイマセン。これが、あなたの詩を読んだ僕の感想です。

362 名前: ◆tr.t4dJfuU 投稿日:03/12/19 05:06 ID:LAA5cMjm
>>344
評価の以前にしんしんに質問。
この詩はつまり幸せは金で買えないってことを言っているのかな?

363 名前:しんしん 投稿日:03/12/19 05:20 ID:1MFnRzpe
うーん本人の意図は違う所にあります
なみなみえさんの言ってる事にちかい今の自分にたいする
嫌悪感ってのがありますんで・・・・・・・
なにせプーでスロットで生活してる身なので・・・・
言いたかった事は
あのころと同じ価値の物なのに
今はすごく大人になってしまって何も感じなくなって
る自分が嫌でかいたんです。
100円握り締めて坂おりてて
「今日どんなの買おうかな」なんて
そんな事で幸せを感じたあの頃を思い出してかきました

364 名前:http:// ◆OOGQGB1EXE 投稿日:03/12/19 05:23 ID:lIzLEKk6
>>344
最初の一連が子供の頃の思い出なのか、今の自分なのかが分かり難いかも
あと
>やけに眺めのいいガケップチ
が正直、良く分からなかった

>今、俺は100円玉でどんな幸せが買える?
>どれ位の代価を払えば幸せが手にはいる?
100円玉がキーになってるっぽいけど
ラストの行で「どれ位の代価を支払えば」となってるから
「幸せ」が100円では買えないという事を本人が知っているぽくなる
これだと何か矛盾してる気がするのです

ここからは感想
「幾ら払えば、自分の目が輝けるものが買えるか」という詩だと思った
貴方の言いたい事とは違うかもしれないけど、俺はね

365 名前:なみなみお ◆mCFk32Woec 投稿日:03/12/19 05:26 ID:HCRLb1v5
>>363
よく間違えられるんですが、なみなみ“お”です(笑)

366 名前:http:// ◆OOGQGB1EXE 投稿日:03/12/19 05:27 ID:lIzLEKk6
>>363
あー、そか
ギャンブルをやっておられるのですね
何故「やけに眺めのいいガケップチ」という言葉が出てきたのか、何となく分かった気がする

367 名前: 投稿日:03/12/19 05:30 ID:LAA5cMjm
>>363
そういう意味の詩ならば、金額に重点かけすぎ。
100円より、コインでよかったんじゃない?
一枚のコインを握りしめて駄菓子買いに〜。なんて♪基本的に幸せは人格そのものですよ。小鳥が歌うように。大人でも、子供でも。はいC

368 名前:しんしん 投稿日:03/12/19 05:35 ID:1MFnRzpe
まさしく僕の現在の立位置がガケップチなんですよね
なにせプーでスロで生活してるのですから
でも不思議と後悔はないんです。
がけっぷちだけどすごい景色がみれるんだよ
後悔はないんだよ
あぁ・・・うまく伝わりませんな
なにせ勢いで5分ほどで書いた詩ですから
昨日の夜に勢いでかいてしまったんです

369 名前:なみなみお ◆mCFk32Woec 投稿日:03/12/19 05:37 ID:HCRLb1v5
がけっぷちから見える景色を詠んでみるといいのでは。
うまく伝わらないものこそ、詩にするのがいいですよ。

370 名前:ウノ ◆mdm4jQk4Iw 投稿日:03/12/19 05:41 ID:fQfQeFTt
>>344

詩を読んで感じた言葉にならないものを言葉にしようとすると
小難しくなっちまう。勘弁
100円に感じる価値、それに対する自己矛盾というか、なんというか
前半と後半の強いコントラストを通してこの詩がいいたいのは
今にたいするいらいらとか、絶望とかそういうものではないだろーか。
100円玉はとても効果的に働いていると思う。
俺は実はいまだに五段階で評価っていうのに抵抗がある
言葉にならないような「感情」を喚起されたものは俺の中ではAなのだ。
ということでAだ。

371 名前: 投稿日:03/12/19 05:43 ID:LAA5cMjm
スロが出来るくらいだから、君は崖っぷちには立ってないね。
だから詩に崖を用いてもなんか緊迫感が浮きだしてこない。

君は崖にいるんじゃなくて、迷路の分かれ道にいるんだよ。きっと。

372 名前:http:// ◆OOGQGB1EXE 投稿日:03/12/19 05:43 ID:lIzLEKk6
>>368
俺も一時期(パチンコだけど)嵌ってましたので
何となく分かりますよ、その気持ち

スロは止めて羽根モノでコツコツ貯めたほうがいいでっせ
http://gamble2.2ch.net/test/read.cgi/pachi/1067255... スレ違いスマソ
そして俺は寝た振りでもします

373 名前:しんしん 投稿日:03/12/19 05:44 ID:1MFnRzpe
なみなみおさんの意見すごくイイです
人徳なんだろうな
なんかすげぇアッタカイ気持ちになります
他の詩の感想もきかせて欲しいです
それから人の詩も評価もしようと思います
頑張ります




夜に雨音を聞く



真夜中に
かすかに雨の音を聞いたような気がして
なぜかぱちりと目が覚める
慌ててカーテンを捲って窓の外を覗くと
いつもと変わらずさんざめくネオンの灯の
ちょっとうえの方に
細々と拡がる雲ひとつない星空

あの音は何だったのだろう
夢のなかで聞いたのかもしれないが
どうもそんな気がしない
たしかにこの耳で聞いたのに

そんなふうに思いがけなく起こされた真夜中は
少し寂しくて 少し楽しい
私の足の下できらめき続けるネオンの灯と
何億年もかかってここまで辿り付いたにも関らず
目に触れないほどに細く弱い星の光と
私はいまそれらのちょうど中間にいる

上を見上げ
星空をみつめながら起きている人間が
まるで世界で私一人であるかのような
恍惚としたな孤独感にどきどきしながら
と同時に
足下に目を向け
休むことなくうごめき続ける都会の脈動に
不気味な生命体そのものを感じ
ネオンの上で星に思い馳せている人間が
いまこの瞬間無数にいるだろうことを思い
ざわざわと胸が焼き付けられるような
不思議な焦燥感を覚える

私をここまで連れてきたのは
あの雨音
たしかに聞いたあの雨音は
私という
誰かの
そんな胸の音だったのか

354 名前:30 投稿日:03/12/19 01:11 ID:E3z6bjDA

356 名前:名前はいらない 投稿日:03/12/19 01:26 ID:LAA5cMjm
>>354-355
いいんじゃない!o(^-^)o構成はまだ練る余地があると思うけど、言いたいことがそれなり-ひとつ-伝わってきたよ。その原因は作者の努力だと思われ。
小さい結果だけど僕がたまたまこの詩を観た因縁は膨大だ。B

391 名前:30 投稿日:03/12/19 19:08 ID:N84Qq8+0
>>389
あ!アンダーバーさん、お待ちしていました。
物語調の詩は不評なので、>>354-355を作りました。
それから北さん、評価ありがとうございました。
でも、努力を評価されても、嬉しいような悲しいような・・・(^_^;;
詩そのものを評価してもらえるように、以後、精進して参ります!




この心



ごみ箱があったなら

この心すぐに捨てるのに

歩いてもどこにも見当たらないから

仕方なく胸で飼っています

この心どんどん大きくなって

ついには私まで支配しそう

誰かごみ箱を持っている人は

私に申し出てください

さもなくばこの心消す方法

私に教えて下さいな

414 名前:ロク 投稿日:03/12/20 02:59 ID:wH2UhH9j

415 名前:北 ◆tr.t4dJfuU 投稿日:03/12/20 03:11 ID:bIDC4u6y
>>414

いいね。好きだよそんな詩。
心っ邪魔だもんね。だって死ぬのも怖いって思っちゃうくらいに、平気で矛盾してるんだから。

しかしネタがありきたりなんでB




定義



犬がいた それを見た瞬間犬と分った
今まで犬と呼ばれてきた形と同じだったからだ
でも もしかしたら猫かもしれない
大きくて少し形の違う猫かもしれない
でも 犬だと思った

人がいた それを見た瞬間人と分った
呼ばれてきた形と同じだったからだ
でも もしかしたら違うかもしれない
はっきりとした基準なんてないんだ

俺は本当に人なのか?

459 名前:伝説のあぼーん ◆AEROhyPKUU 投稿日:03/12/21 01:16 ID:1MRN48Cr

460 名前: 投稿日:03/12/21 01:36 ID:N40+OmCG
>>459

いいねぇ。
うんいいよ。
ちょっと返詩を。
名もない君を、僕と呼ぶことは、まるで降りしきる雪の幻想に佇むようだ。

僕の意見だけど、-基準-という言葉をもっと目眩を催すような表現にしてほしい。
偉そうだがあなたの成長に、B+

461 名前:電鉄のあほーん 投稿日:03/12/21 02:27 ID:Jnvhvsrp
北さんに「成長」という言葉を使われると引っかかるのは自分だけなのだろうか。
目眩ね……「めくるめく」って言葉が好きな人もいましたねそういえば。
しっかし北さんに目眩を起こさせるのは相当の難度で……。
だって最初から本人がめくるめく目眩なんだもの。
弱点といえば詩とは関係ないところしか浮かばないし。
自分は目眩というよりも「ゆさゆさぽん」ってな感じですわ。

462 名前: 投稿日:03/12/21 02:47 ID:N40+OmCG
ゆさゆさぽん


ノックアウトされました。

ゆさゆさぽんで、あはっ〜っ、
ゆさゆさぽん♪
ゆさゆさ、

ぽんっ♪♪

ぽんっ♪

ゆさゆさぽん♪

480 名前:抑揚 投稿日:03/12/21 21:11 ID:0aN/yekE
>>462
E;キミ、稀にしかまともなこと言わないね。雑魚。
2006年09月25日(月) 01:47:08 Modified by onarac_04




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