それでは、ToonXシェーダーをDecocoのマテリアルに設定していきます。
最初に「Scene」タブ上で「!Decoco」のフィギュアを選択状態にします。
次に「Surfaces」タブで「!Decoco」をクリックしてください。
「!Decoco」をクリックすると、Decocoに含まれるすべてのマテリアルが選択状態になります。
※ToonXシェーダーをDecocoのすべてのマテリアルにまとめて適用したいのでこうします
Diffuse色がハッチ模様になり、テクスチャーが「<Multiple>」(複数)になりました。
複数選択時で、選択したマテリアルがそれぞれ異なる設定になっている場合はこのような表示になります。
この段階では「Surfaces」タブの一番上にある
「Shader:」という項目が「DAZ Studio Default」になっていることに
注目してください。このシェーダーの種類を今から変更します。
「Content」タブの「Studio3」フォルダを開いて、「ToonX」シェーダーをダブルクリックで適用します。
しばらく時間がかかりますが、終わるまでじっと待ちます。
うまく「ToonX」シェーダーの適用が完了すれば、
下のように「Surfaces」タブの「Shader:」表示が「ToonX」に変更されます。
エラーが出た場合は、「Scene」タブで「!Decoco」がちゃんと選択状態になっているか確認してください。
対象となるオブジェクトとマテリアルの両方が選択されていないとシェーダーが適用できません。
それでは、ToonXシェーダー適用後のDecocoをレンダリングしてみます。
Ctrl+Rを押してレンダリングを実行してください。
ようやくトゥーンっぽい感じになってきました!
この後、細かい部分をいろいろと調整していくことになります。
まれにシェーダー適用後のレンダリングで、下のようにフィギュアが消えてしまったり
ところどころ黒くなるような、おかしな画像になることがあります。
原因は分かりませんが、これはシェーダーの適用が失敗しているようです。
いったんCtrl+Zでシェーダー適用をアンドゥしてからもう一度シェーダーを適用しなおせば、うまくいくはずです。