第22回TREEセミナー（2009年1月22日）
最終更新：
treeseminar 2009年01月31日(土) 18:02:20履歴
３月３日（火） １６：００〜１７：００
場所：東邦大学理学部�更羇曖毅横娃袈擬次�東邦大学理学部へのアクセス）
アオモンイトトンボの雌における色彩多型の共存機構 
高橋佑磨 Yuma TAKAHASHI
筑波大学生命環境科学研究科 生命共存科学専攻保全生物学研究室
要旨
交尾を巡る雄と雌の利害の対立（性的対立）は、雌雄間の拮抗的共進化を引き起こすことが知られている。近年の理論的研究により、このような拮抗的共進化の進化的帰結の一つが、雌の種内多型であることが示されてきた。昆虫類では、いくつかの分類群において雌に色彩多型が出現するものの、その共存機構に関する実証的研究はほとんどない。本講演では、日本に広く分布し、雌に遺伝性の色彩２型（オス型とメス型）を生じるアオモンイトトンボに関して、雄の配偶者選択の可塑性と雌の繁殖成功度の頻度依存性、雌の生活史戦略の２型性などの観点から、２型の共存機構を明らかにする。
ポスター：準備中
筑波大学生命環境科学研究科 生命共存科学専攻保全生物学研究室
要旨
交尾を巡る雄と雌の利害の対立（性的対立）は、雌雄間の拮抗的共進化を引き起こすことが知られている。近年の理論的研究により、このような拮抗的共進化の進化的帰結の一つが、雌の種内多型であることが示されてきた。昆虫類では、いくつかの分類群において雌に色彩多型が出現するものの、その共存機構に関する実証的研究はほとんどない。本講演では、日本に広く分布し、雌に遺伝性の色彩２型（オス型とメス型）を生じるアオモンイトトンボに関して、雄の配偶者選択の可塑性と雌の繁殖成功度の頻度依存性、雌の生活史戦略の２型性などの観点から、２型の共存機構を明らかにする。
ポスター：準備中
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