最終更新: treeseminar 2012年05月17日(木) 21:18:05履歴
5月17日(木曜日)17:00 〜 18:00
場所:東邦大学5号館2階5208教室(東邦大学理学部へのアクセス)
場所:東邦大学5号館2階5208教室(東邦大学理学部へのアクセス)
城野哲平 Teppei Jono
(京都大学 理学研究科 動物行動学研究室)
要旨
同所分布する近縁種間では、異種との繁殖干渉による適応度の低下を避け、種の独立性を維持するために、
配偶相手を正確に認識するためのシグナルがしばしば進化する。
日本に分布するヤモリ属8種は、分布が重なっているにも関わらず遺伝的交流がない種の組み合わせがある一方で、
自然交雑を起こしている種の組み合わせも存在する。
発表者は生殖前隔離としてのコミュニケーションシグナルの種間差が、
このような交雑状況の違いを生み出しているのではないかという仮説を立て、検証を進めてきた。
本講演では、これまでの研究で明らかとなったヤモリ属の知られざる小さな鳴き声とその種間多様性について紹介し、
それがヤモリ属における種多様性の創出と維持にどのように関わってきたかについて考察する。
尚、セミナー終了後に1時間ほど、懇親会もございますので、そちらにも是非ご参加下さい。
ポスター:第55回ポスター
(京都大学 理学研究科 動物行動学研究室)
要旨
同所分布する近縁種間では、異種との繁殖干渉による適応度の低下を避け、種の独立性を維持するために、
配偶相手を正確に認識するためのシグナルがしばしば進化する。
日本に分布するヤモリ属8種は、分布が重なっているにも関わらず遺伝的交流がない種の組み合わせがある一方で、
自然交雑を起こしている種の組み合わせも存在する。
発表者は生殖前隔離としてのコミュニケーションシグナルの種間差が、
このような交雑状況の違いを生み出しているのではないかという仮説を立て、検証を進めてきた。
本講演では、これまでの研究で明らかとなったヤモリ属の知られざる小さな鳴き声とその種間多様性について紹介し、
それがヤモリ属における種多様性の創出と維持にどのように関わってきたかについて考察する。
尚、セミナー終了後に1時間ほど、懇親会もございますので、そちらにも是非ご参加下さい。
ポスター:第55回ポスター
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