Triplex Systems★開発メモ - CentOS 5.4 on Windows Virtual PC on Windows 7

インストールの前準備

  • CentOSのDVDのisoをダウンロード
  • Windows Virtual PCをダウンロード
  • Windows Virtual PCをインストール
  • Windows Virtual PCでバーチャルマシンを作成
    • 上部メニューの「仮想マシンの作成」
    • 名前欄に「CentOS5.4」など適当な名前を入れる
    • バックアップのことも考えて、「参照」からDドライブのVM用フォルダを指定
    • 「次へ」
    • 「RAM」は、メモリ容量と相談しながら512などを指定
    • 「次へ」
    • 「容量可変の拡張仮想ハードディスクの作成」を選択して「作成」
  • PC上にMicrosoft Loopback Adapterを作成
    • スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」欄に「hdwwiz」と入力
    • ハードウェアの追加ウィザードが起動
    • 「次へ」
    • 「一覧から選択したハードウェアをインストールする」を選択して「次へ」
    • 「ネットワーク アダプタ」を選択して「次へ」
    • 製造元:「Microsoft」 / ネットワークアダプタ:「Microsoft Loopback Adapter」を選択して「次へ」
    • 「次へ」
    • 「完了」
  • PC上のMicrosoft Loopback AdapterのIPアドレスを設定
    • 既存のネットワークと被らないアドレスを割り振る
  • バーチャルマシンの設定
    • 新しく作ったバーチャルマシンを選択して「設定」
    • サーバ用途なんで、「サウンドカードを有効にする」のチェックをオフ
    • ネットワークは、オフライン時も考えて「物理NIC」+「Microsoft Loopback Adapter」の2枚構成

インストール

  • 作成したバーチャルマシンを起動
  • ダウンロードしたDVDのisoをキャプチャする(メニューの[CD]-[isoイメージのキャプチャ])
  • boot:と出たら、以下の文面を打ってエンターキーを押す
linux vesa i8042.noloop
  • CDチェックはスキップ→iso自体はmd5チェックしてね
  • 言語の選択で「日本語」を選択
  • キーボードの選択で「日本語」を選択
  • パーティションの設定をサーバの用途に合わせて行う
    • 面倒くさくなければ「カスタムレイアウトを作成します」で。
    • /bootは、100MB確保(最低75MB)
    • /swapは、物理メモリの2倍程度確保
    • その他のパーティションはLVMで構築(面倒くさくなければ)
      • /
      • /usr
      • /var
      • /home
  • ブートローダーのラベルをOSを識別できる名前に変更
  • ネットワークの設定でIPアドレス等を設定
    • 物理NICは、ホストPCと同じネットワークの固定IPアドレス
    • Loopback Adapterは、ホストPCのLoopback Adapterと同じネットワークの固定IPアドレス
    • ホスト名を設定
    • ゲートウェイおよびDNSサーバをホストPCと同じアドレスに設定
  • 「システムクロックでUTCを使用」をオフ
  • rootのパスワードを設定
  • パッケージ選択で、「今すぐカスタマイズ」を選択
  • パッケージは「開発ツール」、「ベース」、「日本語のサポート」のみを選択
  • 「ベース」の中の「firstboot-tui」のチェックを外す
  • 再起動を促すメッセージが出るので、再起動

初回起動時の設定

  • ブートローダの画面に来たら、スペースなどを押してストップする
  • 「e」キーを押す(編集)
  • 「↓」キーを押す(2行目を選択)
  • 「e」キーを押す(編集)
  • 以下の文面を追加する
i8042.noloop clock=pit
  • エンターキーを押す
  • 「b」キーを押す(起動)

ブートローダの設定変更

  • /etc/grub.confを編集
    • 「kernel」で始まる行の行末に以下の文面を追加
i8042.noloop clock=pit

時計が9時間先走る問題を修正

  • /etc/sysconfig/clockを編集
    • UTC=trueをUTC=falseに変更

Loopback Adapterの方がデフォルトゲートウェイになる問題を修正

  • /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0(物理NICの方)に以下の記述を追加
GATEWAY=192.168.1.1 (物理NICのネットワークのゲートウェイ)
  • /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1(Loopback Adapterの方)の以下の記述を削除
GATEWAY=192.168.2.1