TRIZとは(基礎知識)





TRIZとは。

Q)読み方は?
A)英語のtreeの複数形と同じものが一般的です。
カタカナで表記すると、「トゥリーズ」です。
「トリーズ」と発音するかたもおられます。

Q)どういう意味?
A)直訳すると、「発明的・問題・解決・理論」という意味をもった言葉の頭文字をつなげた言葉です。
もともとは、ロシアで開発された理論で、ロシア語で
「セオーリア・リシェーニア・イズブレタチェルスキフ・ザダーチェ」
といいます。
TRIZを意味するロシア語(キリル文字)はТРИЗです。
フルに書くと теория решения изобретательских задач です。
この言葉を英語表記でつづった頭文字がT・R・I・Zになります。

なお、同意味を英語にした場合は、その頭文字をとるとTIPSとなります。TRIZ関連の文献では、TIPSという言葉も見られます。現在では欧米でもTRIZを使うほうが主流のようです。

Q)一言で言うとどういうもの?
発明、という優れた知識は特許という形で世界中のものが形式知(書面)になっていて誰もが閲覧することができます。アルトシュラーというロシアの特許審査官(後にTRIZを開発する人物。本人も優れた発明家。)が膨大な特許を分析した際に特許には、分野をこえ、時代をこえ、繰り返し現れるパターンがある、と気がつきます。彼はそれらをエッセンスへと集約してゆき、有効な知識セットを構築していきます。その知識セット(TRIZ理論)によると、世の中の99%の発明は、40のパターンのいづれかもしくはその複合であるとされています。(40の発明原理)。また、個別の技術の進化自体はイノベーションの繰り返しだとしても長期的に見ると技術進化トレンドには傾向がある。14(〜20)のパターンである。とされています。(技術進化トレンド)こうした発明のエッセンスを抽出した知識セットがTRIZ理論です。これらは技術課題のブレークスルーを望むときに強力な発想ツール(あるいは、開発コンセプト創出ツール)として活用することができます。

Q)経緯・実績は?
ロシアで開発されました。冷戦終了後、TRIZの専門家は欧米に渡ります。アメリカなどで展開し、USITなどの手法も開発されます。90年後半に日本・アジアにも普及します。当時は書物の乏しさ、言語の壁などが大きく、難解な理論として受け止められた経緯もあります。現在日本国内にもTRIZ専門家、活用実績が豊富になり、近年急速に展開が見られるようになっています。世界的には、実は韓国がTRIZを大きく活用し高い成果を上げています。韓国からの留学生の話では、MOT系の大学ではTRIZは日本に比べてずっとポピュラーな知識となっているそうです。日本での実績は、パナソニック系での活用が有名です。




もっと読む(※宮城TRIZ研究会の考察・私見を含みます)






発明原理のタイトル、内容、などを見ることができるサイトを掲載します。

TRIZホームページ 2006年11月1日
「第11回 知識ベースを活用するTRIZ(5) 「40の発明原理」の学び方と使い方」






日経BPの興味深い調査
「イノベーション創出のエンジンとして
 アイデア発想法を駆使しているか?」

導入ランキングで、TRIZは第三位だったそうです。

記事はこちら。







2009年09月07日(月) 13:31:35 Modified by triz




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