THE HIMEPEDIA／かぐや姫事典

1975/04/12さよならコンサート音源に残る怪音声。正やんの挨拶の直後で聞こえる。

2000/04/20「アンビリーバボー」でエピソードが紹介された。

とあるファンの女子学生が、ようやく手に入れたチケットで神田共立講堂でのさよならコンサートに行く途中、講堂の入り口で交通事故に遭い亡くなったといわれており、その人の声がコンサートを録音したテープに入っていた。

というもの。
他に、テープの所持者に怪奇現象が起こった、などとも言われている。

しかしながら、交通事故などの事実関係は不明であり、かぐや姫のマネージャー久澄信幸によると「ほぼでっちあげ」らしい。

　かぐや姫解散コンサートの録音テープも、オールナイトニッポンで流しました。
　このとき、「わたしにも聞かせて」という不思議な声が入っているという便りがリスナーから来ました。テープをよく聞いてみたら、本当に女性らしき声が入っています。
　このテープを録音したエンジニア、名ミキサーといわれた人ですが、その人に「こういうことはありえるのか」と聞いたら「ありえない。入るはずがない」と言ってましたね。
　ぼくのいたずらではありません。真相は不明です。こういう不思議なことってありますよね。この声をめぐっては、ファンからいろんな情報が寄せられ、テレビなどでも何度も取りあげられて今や都市伝説になっています。ぼくは僧侶の息子ですから、かぐや姫の歌が供養になったのなら、それでいいと思っています。
(南こうせつ, 読売新聞「時代の証言者」)