呟き尾形の個人的な資料です。

アイロニー

 アイロニーとは、一般には、皮肉、反語の意味。
 もともと”空とぼけること。しらばくれること”を意味します。
 哲学において、アイロニーを使い始めたのはソクラテス
だといわれています。
 ソクラテスは知者を名乗るソフィストら論敵を打ち破る
ために、無知を装って彼らと問答を重ねて、教えをこうフリを
しながら相手を問い詰めていきました。
 そして、相手の知識が”見せかけのもの”でしかないことを
悟らせました。
 これは、直接に真理を教えるのではなく、むしろ、真理の発見
に、不可欠な無知の知へ人々を導く皮肉な反語法です。
 アイロニーによって自分が何も知らないこと、つまり、”無知の
知”を自覚し、共同にロゴスを分かち合うことを哲学にしたそう
です。
つまり、哲学に新しい要素を取り入れた。
 ということがいえます。


--------- ソクラテス

呟き尾形の哲学自転

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