アメリカンブルー

アメリカン・ブルー
別名：エボルブルス
花期：春～秋
　青紫色の花が咲きます。長く花が楽しめるようですが，寒さには弱いです
匍匐性低木状多年草
原産地：北～南アメリカ、東南アジア

特徴
　別名エボルブルスといいますが、アメリカンブルーの名前で流通しています。
　日本で一番多く栽培されているのは「アメリカンブルー｣の名前でも通っている「エボルブルス・ピロサス」とよばれているものです。
　北アメリカ原産の本種は1980年代に日本に入ってきたといわれ、当時は正確な名前などがよくわからなかったのか、アメリカ産の青い花を咲かせる植物ということで『アメリカンブルー』の商品名で普及して現在に至るようです。
　多く出回るようになったのは1990年代鉢花としてですが、かわいらしい青い花、花期が長く育てやすいことなどが比較的早く普及する要因になったのかもしれません。
　匍匐性の茎の先端がやや上を向いて、そこに鮮やかな明青色の径1.5cmほどの小さな花を次々に咲かせます。
　開花時期は、６月ぐらいから１０月ぐらいまでです。
　暑さにも強く、真夏でも花が咲きます。
　日当たりを好み，夏の間はよく生育してほふく枝を伸ばしながら花をつけます。
　吊り鉢向きの植物ですが、夏花壇にも適しています。
　日本では１年草として扱われますが、本来は宿根草です。
　ただし、日本の冬が寒いため、外ではなかなか越冬できないため、１年草として扱われます。
　冬越しするのは、温室か屋内となり、冬の間は生育が止まり、葉色も悪くなります。

管理方法
　苗の内に刈り込んで形を整えると大きくなります。
　比較的、乾燥には強い花です。
　繁殖は種まきまたは挿し木でふやせます。

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