呟き尾形の個人的な資料です。

カテゴリア

 カテゴリアとは、範疇。同じ性質のものが属
する部類、部門、領域のことです。
 アリストテレス物事の在り方をふるいに
かけ分類しました。
 私たちは、思考したとき、無意識のうちに、
「何であるのか」
「どのようにあるのか」
「どれほどあるのか」
「どこにあるのか」
「いつであるか」
 ということを考えてしまいます。
 アリストテレスは、こういった分類を述語の
形式を10個に分類してそれをカテゴリアとしまし
た。
 分類としては、実体、質、量、関係、場所、時間、
状態、所有、能動、受動の10のカテゴリアがあり
ます。
 これは、アリストテレスはこのようにカテゴ
リアをしたものの、実は、これまで当たり前すぎて
整理されなかった事柄です。
 これを、整理していくことがアリストテレスの哲
学の始まりだったといえます。
 これは、目の前にある事実を明確に認識する上で
とても重要なことです。
 その作業を行うことで、個々に含まれる「本質」
というものを見出します』
 本質とは、物事の本来の性質や姿のことで、本質
なしには、そのものが存在し得ない性質と要素のこ
とです。
 そして、対象のものが何かを規定するもので、対
象のものがたまたまかかわったり、付帯するものと
は反対に物事の存在にかかわるものでもあります。


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