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【定義】

 ̄澤舛龍世里海函円鑑
円鑑とは円鏡なり。 『正法眼蔵』「古鏡」巻

円鏡図のことで、詳しくは戒臘牌、戒臘円鏡ともいう。なお、江戸時代の学僧面山瑞方禅師は、「戒臘牌円鏡法」(『僧堂清規』巻3「年分行法別規二十六条」)と表現し、また、「円鏡」の真意について、以下の通り指摘する。
この戒臘牌、正中に円鏡を一面備へて、大衆を四方にまわして書こと深意あり、諸清規に見へず、ただ瑩規のみなり、天童の式によるとあれば、浄祖の古儀なるべし、この様な奇事は、浄祖の家訓多様あり、これは比類なき叢林の眼目信慕すべし、諸清規の作者のしらぬことなり、瑩規に、牌にこの鏡を置く、図を作りて、鏡(※○で囲う)この様にあるを見て、今比牌に円相をなし、中に鏡の字をかくものと意得たるは愚なり、印版には右の様に図せねばならぬゆへにこそ、図したれ、牌には真中に一面の鏡を剔り入るべし、 面山考訂別録』巻4「戒臘牌考訂」項

なお、既に江戸時代には壁に貼り出す「戒臘牌」と違い、結制安居の首座和尚が頂戴する「円鏡図」も制作されるようになった。書式は、かなりまちまちであり、現代は半切を用いた簡素なものが主流。
結制の晩、堂行の収めた戒臘牌によって、唐紙などの半切を用いて、首座に与える「円鏡」を作る。血脈と同じ包み方で奉書に包み、「円鏡」と大書し首座に与える。円鏡調印式?を行った後、首座に授与する。 『行持軌範』159頁

正月の餅のこと。日本の俗称。
正月の餅を、俗に鏡と云ひ、依て円鏡と云へり、和称なり。円なるに依つて、鏡と名づくるにあらず。古へ近江の鏡より、供御の餅を奉るに依つて云ふと云へり。和国の俗風なれば、仏祖にも献ずべし。献餅諷経には不及べき歟。住持人、餅も兼ねて備へ置くべし。内礼とて、典座の持出俗らしくこそ。節分に鬼豆散して、年乞の諷経すれども俗例なり。俗例をば強て戻す。悪処の法則とかや云へば、其儘に随ふことも亦可なり。 一丈?元長『禅門同行訓?

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