曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

禅院内で『華厳経』を取り扱う役目だった僧侶のこと。道元禅師知事清規』のその役名が見られ、江戸時代には以下のように説明された。
般若頭? 華厳頭 共に某経巻を掌る 面山瑞方禅師『洞上僧堂清規行法鈔』巻5「列職」項

【内容】

一方で、以下のような考察も知られる。
この俗講は元来、正月・五月・九月の三斎月?に寺院において代表的な大乗経典を在家信者に対して講経する法会の意味であったが、後には寺院のみでなく、各地を巡回布教する化俗講僧を生んだ。かれら化俗講僧は仏教の布教とともに寄付・布施を受けたのである。般若頭・華厳頭の名はかかる化俗講僧が禅院にとり入れられたことを示すもので、般若頭は般若経による遊行化俗講僧であり、華厳頭は華厳経による化俗講僧で、夫々の経の功徳を説いて勧募したものであろう。 佐藤達玄先生『知事清規』補注、『世界教育宝典 仏教教育宝典』巻5、玉川大学出版部・1972年、141頁

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