【定義】
坐蒲のこと。なお、瑩山禅師の『坐禅用心記』には、「蒲団〈経亘一尺二寸、周囲三尺六寸〉」と、その大きさが書かれている。
【内容】
現代では「布団(蒲団)」は寝具を意味するが、かつての「フトン」とは、「単(敷き布団)」「被(掛け布団)」がそれに該当した。
しかし、江戸時代には「単(眠単)」をもって「蒲団」と称するようになったようで、臨済宗の無著道忠禅師は批判している。
坐蒲のこと。なお、瑩山禅師の『坐禅用心記』には、「蒲団〈経亘一尺二寸、周囲三尺六寸〉」と、その大きさが書かれている。
つねに袖裏に蒲団をたづさへて、あるひは巌下にも坐禅す。 『正法眼蔵』「行持(下)」巻
【内容】
現代では「布団(蒲団)」は寝具を意味するが、かつての「フトン」とは、「単(敷き布団)」「被(掛け布団)」がそれに該当した。
未だ開静せざる前に単を収め被を摺むことを得ざれ。 『弁道法』
しかし、江戸時代には「単(眠単)」をもって「蒲団」と称するようになったようで、臨済宗の無著道忠禅師は批判している。
忠曰く、坐物、蒲を以て編み造り、其の形団円なるが故に蒲団と言う。和の俗に、眠単を称して蒲団と為すは、大いに義を失す。 『禅林象器箋』巻28「蒲団」項
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