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【定義】

江戸時代の宗乗家、指月慧印が記した仮名法語。安永9年(1779)に刊行された、全1巻。

【内容】

それまで、江戸時代に書かれた道徳の書が、文意高尚で難解であることを問題視した指月師が、年少の者などにも分かりやすいようにと、仮名文で平易に勧善の道理を説いた著作。儒教の五常・三才・明徳などを説き、仏教の死生観と三世因果、及び十善戒を述べて、有無や是非の相を離れて善行をなすべきだと説いた。『曹洞宗全書』「禅戒」巻に所収。

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