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【定義】

衆生の機感と、仏や菩薩の応赴とが交わり相通じること。
∋佞板鏤劼箸竜,互いに相通じること。

【内容】

ヾ靄榲に衆生がどのようにして信心を得、あるいは修行する心(菩提心)を発すかについては、いわゆる凡夫心と菩提心とが反応するのではないかと考えられ、そこに持ち出されたのが感応道交という概念である。なお、この概念は特に中国に入ってから多用され、中国天台宗の実質的な開祖と言って良い天台智擇蓮⊆臙である『摩訶止観』第一章「発心」にて以下のように指摘する。
但、是、感応道交して発心を論じるのみ。子が水火に堕ちしとき、父母騷擾してこれを救うがごとし。

あるいは、道元禅師は『正法眼蔵』「身心学道」巻にて以下のように指摘する。
心をもて学するとは、あらゆる諸心をもて学するなり。その諸心といふは、質多心、汗栗駄心、矣栗駄心等なり。また感応道交して、菩提心をおこしてのち、仏祖大道帰依し、発菩提心行李を習学するなり。

仏道に於ける師を仏、あるいは菩薩だとすれば、師の機に弟子が応じること、弟子の機に師が応じることもまた、具体的な感応道交の現場たりえ、それは「礼拝偈」に示される通りである。なお、道元禅師は師である天童如浄禅師に以下のような質問をしている。
謂わく、感応道交の道理教家もまた談ず。同じく祖道の理有るべきか。堂上和尚大禅師(=如浄禅師)慈誨して云く。你、須く感応道交の致す所を知るべし。若し、感応道交に非ずんば、諸仏出世せず、祖師西来せず。又、経教を以て怨家と為すべからず。若し、従来の仏法を以て非と為さば、円衣・方器を用いるべきなり。未だ円衣・方器を用いざれば、須く知るべし、必定感応道交するなり、と。 『宝慶記』第18問答

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