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【定義】

公案工夫参究(=看話)して大悟徹底を目指す禅風を指す(公案禅)。黙照禅と評される曹洞宗の禅風に対する臨済宗の禅風である。
古人も看話、祗管打坐ともに進めたれども、なほ坐をば専ら進めしなり。また話頭を以て悟リをひらきたる人有リとも、其レも坐の功によりて悟リの開くる因縁なり。 『正法眼蔵随聞記』巻6-24

【内容】

曹洞宗の禅風である黙照禅は、宏智正覚によって大成されたが、一方臨済宗の禅風である看話禅は、宋代の大慧宗杲によって大成された。大慧は、狗子無仏性の話・栢樹子の話・竹箆の話を多用して「一了一切了・一悟一切悟」をもって学人を指導していた。したがって、一則の公案を究めることによって悟了を究めることを目指したとされる。

しかし、後の中国禅や日本では、公案を学人の機根に応じて使い分けることが行われて機関禅?となった。特に、日本では公案を「理致機関向上」などと分類され、さらに白隠慧鶴の系統は「法身機関・言詮・難透・向上」の五類を組織して、これを全て通らなければ大悟了畢の人に到らないとされた。

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